竿屋の独白

kurirod.exblog.jp
ブログトップ
2017年 06月 25日

Before & After

やっと下ごしらえが終わった。ちょっと気が抜けている。
Before
d0287978_1133597.jpg

この時点で裂いた竹は 4 本。13ft.のライト 2 ハンドに使える寸法で材料取りをしているので、シングルハンドの 2 ピースを作ると効率が悪くなる。が、オーダーの内容は予測不可能なので、最大公約数で間に合わせようとするとこうなる。シングルの 2P・3P 用、2 ハンド 3P用に細かく分けてやっていた時期もあったのだが、結局足りなくなると他のセットを崩して使うようになるので、それならと 1 種類に絞った。
After
d0287978_1122293.jpg

曲がりを取って節を延ばし、大雑把に出っ張りを落として三角に削り、バインディングすると驚くほどカサが無くなる。
丸竹がすべて使える訳ではなく、竹によってはやたらに腰が無い箇所があって、火入れをすればしっかり張りが出たり出なかったり・・・。予測はできない。裂いている時には気が付きにくく、大抵はクセ取りの時に発覚する。経験上ここでみみっちい事をすると後で悔しい思いをする事になるので、そういうのが見つかったら思い切って処分する。今回も 1 本分捨てるハメになった。処分した分は節間と身の色が同じヤツを探して補填する。まったく同じというのは無いので、節間を優先して身の色は火入れで調整する事になる。
そうやって 6 本/1 セットを揃えていくと、補填に使ったやつの残りが半端になって出てくるので、これに合う節間のやつをまた探して・・・・・・どこかで踏ん切りをつけないとキリが無い。

言葉で説明すると「裂いて伸ばして節をそろえて・・・」と簡単だが、実際にはほかに質や裂いた本数のチェックなどもしながらの作業になるので、言うほど簡単じゃない。
[PR]

by kurirod | 2017-06-25 11:56 | 竿 | Comments(0)


<< 久々の・・・      うっぷ >>