竿屋の独白

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2017年 12月 13日

13ft. 顚末

夏に組んだ 13ft. #7/8。きれいなカーブで曲がり、掛けて楽しくキャストが楽ちん。なんだが、シングルスペイでは感じないけどスネークロールの時は微妙にかったるい。掛けて楽しい要素とノンストレスで投げやすい要素は相反するので、どうバランスをとるのかが竿の特徴を決めるポイントになる(と思う)。何人かに振ってもらうと、やはり同じような感想が・・・。

で、も少し投げやすさに寄ったやつを作り直す事にした。
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バットセクションをテーパーを変えて少し強めに、ミドルセクションはバットに応じてそれなりに。トップは元々強めなのでそのまま。基本のテーパーに大きな変更は無いのでガイドスペーシングもそのまま。が、これが後にアダとなった。

ガイドを仮止めして振ってみると、どうにもノリが悪い。" 同じような感じだけど少し強め " というのが狙い目なんだけど・・・何で? 大抵はバットのガイド位置の調整で解消できるのだが、こ奴なかなかしぶとい。ガイドを上げたり下げたり、取ったり付けたり、イングリモングリ・・・。
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第一ラウンドは、とりあえずこんな感じ(左側)でいくらか解消したけどナンか変。それにいまイチ納得できない。

第二ラウンド、ゼロから見直し。トップはいじっていないのでミドルから。でも、けっこう詰めて決めた位置で、テーパーもほんの少し部分的に変えただけだから、どうしたものか思案投げ首。外したガイドは戻すことにした。第一印象って大事で、あれっ?と感じたところはその時に明確な理由がわからなくても、後で「ああ、やっぱりな」と原因に気が付く場合が多い。

位置を変えてはラインを通して曲げてみて、やっと試投の段階に。予報通りの強風だけど、谷間になってる河原ならだいじょぶかも。
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あまりだいじょぶじゃなかったけど、どうにかこうにか風の合間を縫ってテスト。想定に近い調子になっていたので試しにちょっと位置を変えてみた。ダメ。元に戻して決定。きれいな満月にはならなくなったけど、投げやすさは少し改善されたハズ。竿ってキャスト時と魚を掛けた時では曲がり方がちがうのよね・・・。キャストしてる時はどんなふうに曲がってるか見えないし・・・。また誰かに振ってもらわないと、やれやれ。



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# by kurirod | 2017-12-13 20:54 | 竿 | Comments(0)
2017年 11月 29日

2017竹のクラフト展

いや~、1週間勘違いしてました。
今年もいつもの場所で開催します「竹のクラフト展」。
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当工房からはシングル・2ハンドロッドのデモロッド多数と即売品少々を出展します。
デモロッドは、お申し出いただければ試投できます(場所が狭いので遠投はできませんが)。
それぞれ特徴のあるビルダーが出展予定なので、振り比べてみるのも一興かと・・・。

ご来場お待ちしております。

[ 追記 ]
おかげさまで無事終了しました。
お世話になった方々、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
普段は一人で工房に居るのでほとんど喋る事が無いのですが、イベントでは全く逆でほとんど喋りっぱなし。2日間で1年分のおしゃべりをこなしたような気がします。

今回は思いがけずのスマッシュヒット。今年の夏オーダーをいただいてテーパーから起こし直した 8’6” #5/6 と #6/7 。
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これ。試作のつもりで組んだのだけど、一発でドンピシャだった。(たまにはそういう事もあるノダ。)
「 こんなのもあるヨ 」というくらいのつもりで持ってったんだけど・・・わからないモノです。



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# by kurirod | 2017-11-29 18:22 | イベント | Comments(0)
2017年 11月 09日

本末転倒?

朝晩がめっきり寒くなってきた。
ここ数年どうも天候がヘンな感じで、降れば土砂降り晴れれば砂漠。

今年の夏は、あまりの暑さでバーニッシュのエポキシが言う事をきかなくなった。硬化が早くなるのは便利なんだけど、暑さで緩んで塗ったエポキシがシャブシャブになる。水のようになったエポキシは硬化する過程で平らな部分に集まって丸くなろうとする。すると、せっかく気を遣ってのせた角のところが引っ張られて糸目が出てきちゃう。あまり薄く塗ると緩んだ時にまだらになって悲惨な状態で硬化する。もうバンザイ、お手上げ。硬化する間は天井に設置したモーターで回転させるのだけど、いくらエアコンで室温を下げても焼けた屋根の輻射熱で天井が熱くなって、まるで効果が無い。真夏の屋根は160℃以上になるそうで、その時の天井板は多分50~60℃。いくら何でも暑すぎる。

そうこうしているうちに今度は台風。湿度計は80%あたりで止まったまんま。湿度が高いとエポキシが濁るので、これも困る。やっと天候が落ち着いてきたのはほとんど仕事が片付いた頃。

しかし、うまくしたもので仕事がうまく進まない → 時間に余裕が・・・ → 面白いことだけ考える → ああそうか、と閃く なんていうなりゆきで(ホントか?)、ず~~~っとモヤモヤしていた2ハンドロッドのバットの構造にアイデアが。
善は急げ、思い立ったが吉日、春に下ごしらえしておいた材料を取り崩して実行。3 本ほどムダにして完成! どこをどうしたかはナ・イ・ショ。
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うまくいった方法は長さが違っても応用可能なので、調子に乗って次々と・・・。
「2ハンドロッドというのは両手を使って振り回す竿の総称で、スペイキャストとオーバーヘッドキャストではキャストしやすい調子が違う」らしい。言われた時は はぁ? と思ったが、YouTube で海外発のスペイの動画を見まくったら納得。はじめはどれも同じように見えた動きが、数を重ねるうちに目が肥えてきて、何となくポイントらしきものが見えるようになってくる。ポイントが解れば後はやるだけ。ひたすら練習する。納得できないところは " これは " と思った人にシツコくつきまとって聞く。「師匠」とか「道場」とかいう言葉にはアレルギーがあるので随分遠回りをしたんだと思うが、そういう性分なんだからしょうがない。言われるままに動くのは会社と一緒に辞めたんだから・・・。

最近はもう早く振ってみたい一心で作ってるようなもんで・・・本末転倒!

でも、同じところに通い続けると顔馴染みなんかができてきて、時々こんな事も頼まれたりする。
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コルクグリップの交換。調子が気に入ってるんで使い続けたいんだって・・・断れないよね。
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こんなところ、あるヨ、と教えてもらった河原。夏はBBQの連中で賑やかだけど、キャス練にはうってつけ。行き始めた時からずぅ~っと気になってる岩がある。これ。
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増水で下の方が少し隠れてるけど、この角度から見ると何だかねぇ・・・・・・・。しめ縄掛けて祀ってあってもおかしくないと思う 126.png




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# by kurirod | 2017-11-09 11:48 | その他 | Comments(0)
2017年 10月 29日

最新作

このところ毎週のように台風で大雨。湿度計が 70% から下がったのは 1 日だけだったんじゃないだろうか。
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あまり湿度が高いと道具や機械の手入れ、それに掃除くらいしかできる事が無いんだけど、全部やっても 1 週刊はかからない・・・。
で、最新作の記念撮影をして、それぞれについてノーガキを垂れてみようかと。
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12ft. #7。順番から行くとこれが一番新しい。既に何本か作ってはいるが、気に入らないので残ってない。作っておいて言うのもナンだけど、どこか思い通りになってないものを人サマに渡す訳にはいかんのじゃ。
ミッドヘッドのスペイラインで#6/7(480gr.)、スカンジのショートヘッドで 460~480gr. が使いやすいが、サーモン用ポリリーダーの一番重いシンキングなんか使うのなら 400gr. 前後のヘッドの方がイイかも。
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こいつは 2 番目に新しいやつだけど、作り直したのはバットセクションのみ。グリップの中をどうするか、一番考えさせられててこずった。なもんで3 本も削っちまった・・・・。
番手は 12ft. と同じで #6/7 。スカンジのショートヘッドだと 480gr. の方がイイようだ(好みだけど)。
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この 14ft. はテーパーから起こし直した。以前起こしたデータを下敷きにはしたが「こんなもんだろう」と、あまり深く考えずに決めたテーパーがハマった(考えすぎるのも良くないかなぁ)。眠っていたロングフットのリールとセットにしたかったのでこんなグリップになった。昨今はみんなスクリュータイプだけど、これ案外と緩まないもんデス。リングは既製品の流用だけど、ポケットの方は随分前に作りためといた自家製。刻印も入れてある。
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テストに使ったラインは #6/7 のミッドヘッドだけど重さは 540gr. 。ちょっと余裕がありそうだったので 560gr. のスカンジヘッドを入れてみたら馬鹿みたいに良く飛んだ。そんなに飛ばしても実釣ではコントロールが効かなくなる。が、練習では気持イイ。
ちょっとグリーンハートの調子に似てるかもしれない。

どれも利根川クラスの本流を想定して作ったつもりだけど、「長くても使いやすいのはこの辺だろうな」ということでやってたら、長さは違えど、どれも似たり寄ったりになった。でも、こんなもんじゃないかな。

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# by kurirod | 2017-10-29 19:10 | 竿 | Comments(0)
2017年 10月 19日

再確認

天気予報じゃ月曜まで雨だとういうが、そんなに待ってられないんで完全装備で河原に行った。
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13ft. のバットセクション本組みが仕上がったので、早く投げて見たくて我慢できない(ガキか)。歳と反比例して気が短くなってくるみたいだ(笑)。
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今回は的を絞って 13ft. と 14ft. の 2 本だけ。ラインは RIO の TRADISHONAL SPEY SERIES・In Touch Mid Head Spey #6/7 と Uni Spey Flt #6/7 。同じ番手表示だけど前者は 540gr. で13~14ft.のロッドに適合 、後者は 480gr. で 12~14ft. のロッドに適合。全長は両者とも同じで110ft.(34m)。13ft. には Uni Spey 、14ft. には In Touch をセット。

これまでにも各セクションごとに修正を加えてきたけど、バットセクションはまだ詰めが甘かったようだ。テーパーの見直しったって全部つながってて、それぞれのセクションが影響し合って全体のアクションが決まってくる訳で、どこかに修正を加えようとすると1ヶ所だけでは済まない。今回の修正は、やっとポイントを押さえられたような気がする。

で、その根拠はこれ。
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キャス練はムキになってしているつもりだけど、あまり上達してるような自覚は無い。なのにいつも通りのキャストでこれだけラインが出せちゃう。これは 14ft. 。13ft. はこっち。
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キャスティングが上手い人なら多分フルキャストできちゃうんだろうね。今までこんなに出せたことは無かったような気がするので、何だかキツネにつままれたみたいだ。このままつままれていたい(爆)。

そんな訳で雨なのにエラく気分がイイ。
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竹竿だからって雨を嫌がってちゃぁしょーがねーだろ136.png  (ちょっと気が大きくなってる?)



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# by kurirod | 2017-10-19 20:31 | 竿 | Comments(0)
2017年 10月 17日

やっと?

12ft. 2ハンドロッドの見直しが片付いたのに気を良くして、13ft. 、14ft. の見直しに手を付けたらエラい事になった。

気が付けばブログはひと月もほったらかし、HPの整理も手付かず。やっとひと段落ついたので更新・・・と思ったら、フォームが変わっていて、ナンだよこれ、使いにくいったらありゃしない 132.png

と、ボヤキはこれくらいにして。
竹の2ハンドロッドは 12ft. を超えるとちょっと作り方の勝手が違ってくるようだ。スペイロッドとなると更に。長くなるとトップの動きが大きくなり、おまけに慣性がはたらくのでトップは予想しているより強め(=太く)しなければならないし、そうすると今度はミドル・バットもトップに準じて強さが要求されてくる。考えてみれば約 4 mの竹の棒を、たかだか手元の 60 ㎝ほどの部分でコントロールしなければならないんだから・・・・。
これ、今年の 8 月に撮った写真だけど残っているのは 2 本だけ。使えるパーツは再利用。
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奥のやつは補強のし方が適切じゃなかったのでご覧の通り。で、作り直したのが手前のやつ。1 回失敗するとコルクが 30 個ばかりオシャカになるのよねぇ・・・・・。
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そんなこんなで滑ったり転んだりしながら何とかたどりついたのがこの 3 本。上と下が 13ft. 。中は 14ft. 。14ft. には眠っているロングフットのリールを使いたいのでこのリールシート。
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13ft. はバットセクションだけを作り直して残っていたトップとミドルに合わせたつもりだったが、どうにもシックリしないので、既に完成させた同じモデルのちょっと強めのやつと差し替えてみたらドンピシャだった。使えるラインの重さは同じだけど、シャッキリして使いやすそう。
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この日は終日雨だったんだけど、我慢できずに河原に行った。増水してたけど濁りが無くて、浅いプールみたいな状態で具合が良く、風も無くてテストにはうってつけだった。ま、雨の中合羽を着て 4 m の棒きれ振り回す姿は正気の沙汰ではなかったかも。





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# by kurirod | 2017-10-17 17:00 | 竿 | Comments(0)
2017年 08月 31日

あ~ややこしっ!

13ft. のライトスペイロッドをテーパーから起こし直して作り直したのは 2~3ヶ月前の話だけど、アクションが変わったので適合ラインも変わってしまった。テーパーは前のやつを下敷きにしているので、そう極端に変わってはいないハズなんだが、どうもシックリしない。で、ライン探しが始まった。タイプはミッドベリーのフローティング。
最初はこれ。スコットランドのショップから出品されてた。
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ダブルテーパーの親分みたいなスペイラインで飛ばない! 取りあえず 10mほど出してダウンでキャスト、流れに乗せたらメンディングしながら送り出したり引っ張ったりして使うらしい。モロ鮭釣り用。
次がこれ。
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ミッドレングスヘッドで 12 ~ 14ft. の竿で中規模の川向き、#6/7 480gr. の表示。ちょっと軽かった。12ft. の竿にはピッタリだったけど。
なので別のを・・・。
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今度は番手で選んで#7/8 。アメリカのショップから出ていた MidSpey の売れ残り。ちょっと重かった。#7/8 の表示のほかに M8F 560gr. のラベルが・・・なんだよ!
しょうがないから今度は重さで選んで RIO の inTouch Mid Head Spey #6/7 540gr. 。今年のモデルだから高かった(泣)。
" 三度目の正直 " でやっと正解。ただしバットが柔らかめの方だけ。バットを強めにした方には、結局、以前買った廉価版 DTX の WF8/9 (重量表示ナシ)がピッタリだった、ふぅ~~。

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しかし、やはり竿と相性がいいラインで練習すると、余計な力が入らなくて少し上達が早いかも。(大枚はたいてるんだから、それくらいのメリットが無くちゃねぇ・・・。)
スペイキャストの特徴でもある " ラインを横に回して縦に展開する、でも竿は縦ではなく袈裟懸けに起こしてラインをリリース" というのができるようになってきた。まだ少し力が抜けきらないところもあるけど、ループの展開にも力強さが出てきた。も少し力が抜けて高い位置でループが出せるようになればいいんだけどなぁ。

PRACTICE,PRACTICE & PRACTICE AGAIN だそうだ。
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# by kurirod | 2017-08-31 22:31 | ライン | Comments(0)
2017年 08月 05日

芯出し調整顚末

今年の 4 月、卓上型の小型旋盤を新調した。
それまで使っていたのはベッドがアルミ合金で、摩耗が原因でスムースにスライドしなくなっていた。標準品の三爪チャックにも不満があった。CAP&RING を Φ20㎜ の洋白棒から削り出すのだが、主軸貫通穴は 20㎜ なのにチャックの穴が 15㎜ なので、長い材料をそのまま咥えることができない。加工にはどうしても咥え代が必要になるのでエラく材料効率が悪い。ネットで検索してみたら、オークションで 20㎜ の材料を貫通して咥えられるチャックの格安品があったので思わずポチった。大陸製だ。モーターがデカくて馬力は問題無さそう。
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右の赤いやつ。台東区の方の機械屋さんの出品で、一応調整はしてあるという事だった。届いてみれば油まみれで調整はユルユル。初期の動作確認で、スピードコントローラーを最速まで回してみるというのがあるのだが、スピードを上げていくと振動が出る。芯ブレ? 仕方なく今度はマグネットスタンドとダイアルインジケーターをポチっ。
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半日かかってかなりのところまで調整すると高速回転時の振動は収まった。しかし今度はワークピースの芯ブレが・・・。

それまで何となく使えてはいたけど、知識は " 門前の小僧 " で、金属加工業の知り合いなどから聞いた断片的なものばかり。で、これを機に旋盤について調べまくった。こんな時にはインターネットの便利さを痛感する。半日も PC にかじりついてればゲップが出るほどの知識が手に入る。芯の出し方や " 常識 " と言われるような知識が山ほど。

それで改めて確認したのだが、このテの卓上旋盤では芯ブレの 0.1㎜ なんて許容範囲でたいした問題ではないらしい事、三爪チャック自体構造上芯が出にくい事。国産のメーカー品ならコンマ 2 桁の精度が出ると教えてくれた知人もいたが、これ、エラく高価で安い本体の半分くらいの値段。
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チャックを交換すれば多少は精度も変わるかと思い、取り寄せてみた。ウェブショップやオークションでよく見るメーカーで値段も安い。が、届いてみれば完全に大陸製。加工しっ放しでそのまま組んである。いかにもガサツな作りで標準装備されているやつより雑だ。切粉と切削オイルにまみれていて、チャックキーを差し込んで回すとジャリジャリと引っかかる。精度なんて望む由もない。唯一感心したのはパッキングのし方だけ。一応バラして洗浄、グリスをスプレーしてみたが、結局箱に戻した。勿体無い授業料を払った。

も少し上のクラスの旋盤を探してみたが、これはと思うやつはどれも 50 万以上で中には 100 万以上も。重量も平気で 100㎏ 以上。おまけに電源は動力の 200V。とても手が出ない。

いい加減なパーツを組み立てると作業に手間取り、手間取るわりには出来上がりがいい加減に見えたりする。だからパーツ加工の精度にはこだわる訳だけど、どうやら創意工夫と丁寧な仕事で対応するしかなさそうだ。ヤレヤレ・・・。
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# by kurirod | 2017-08-05 17:36 | 道具 | Comments(0)
2017年 08月 02日

ホームレスレス

リールケースが届いた。
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オークションで中古リールをポチるようになって、多分3年くらいになる(最近記憶の時系列がアテにならない)。きっかけはスペイ系の釣り方で使うラインの主流がヘッドになって、2ハンドロッドのテストに使うラインの量がやたらに増えたから。
実釣ではリール1個にランニングラインを入れて、ヘッドを何種類か持ってけば事が足りるが、テストではそうはいかない。一々ヘッドを交換するのが想像以上にめんどくさい。人に勧められて海外のオークションを覗いたらけっこう良さそうなのが出ていて、ブランドにこだわらなければ経費込みでも4桁で収まる。竹竿に装着して写真を撮ることも想定すると、それなりの雰囲気も無いと困る、などと欲張って探した結果がこれ。J.W.YOUUG&SONS の Pridex 3.5” と 3 3/4” 。
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程度が良さそうなのを見つけちゃあポチっていたら、気が付けばトートバッグの中に裸のリールがごろごろ・・・。いくら何でもこれは無いだろと巾着袋を縫ってもみたけど、意外と手間がかかる。ならば既製品でも、と探してみたが、昔見たムートンのケースなんかとっくに店先から消えていた。
安物でかまわないからケースだけ・・・と思ってたら、アメリカから来た 3.5” の中古リールが入ってた(写真でプリントが入ってるやつ)のと同じものを、たまたまスペイラインを探していて見つけた。
国内の出品だったので在庫を聞いたら複数でもだいじょぶとの事。即まとめ買い(といっても4個だけど)。これでやっとホームレスのリールがなくなる。値段なんて関係なく、気に入ったものは大事に長く使いたい。

話は変わるが、このリール、ハーディーと同じ構造でフレームもしっかりしている。が、脚の形がイマイチで、リールシートによってはちゃんと納まらない場合がある。ハーディーのそっくりさんを作ってくれる人、いないかなぁ・・・。
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# by kurirod | 2017-08-02 17:33 | リール | Comments(0)
2017年 07月 20日

久々の・・・

ダブルハンドが面白くてアーたらコーたらいじくり回してはや・・・何年経った? 何とか " スペイロッド " と胸を張って言える竿が作れるようにはなった。テーパーを起こしてそれを実際に削り、竿にして振り倒し、ダメが出た部分を修正してまた削り・・・(これが実に楽しい)。なんだけど、この一連の作業に落とし穴が。

当たり前のハナシだけど、ちゃんとスペイキャストができないとまともなテストにならないのよ。で、しょうがないからスペイの練習も。(この話は長くなるから改めて)。

何とかボトムハンドが使えるようになって、キャスティングのメカニズムも朧気ながら見えてきたら、今度はシングルハンド方が気になり始めた。いずれにしてもダブルハンドのノーハウをシングルハンドにフィードバックして、今まで作りちらかしてきたデータを全部見直すつもりではいたのだが、とにかく量が・・・。

前置きが長くなったけど、そんな訳で、まずは 8’6” から。
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以前起こしたデータを下敷きにして修正し、作り直したのがこれ。後ろのやつは #6 、前のが #7 。今までのと大きく違うのはトップの強さ。ラインの重さに負けないトップとバランス良く支えてくれるバットからは、かなりトルクのあるループが作れる。力任せに振り倒すのではなく、バックキャストで曲がった(=ロードがかかった)竿をスペイキャストのように 12 時あたりで開放してやる(=リリースする)と蝉みたいなデカいフライでも楽にキャストできる。力任せにぶん投げようとすると空気抵抗が大きくなって逆効果になる。水中で手足を動かす時に、ゆっくり動かすと大した力は要らないけど、早く動かそうとするとけっこう力が要るでしょ? あの感覚に近いと思う。

面白半分で手持ちのコマンドヘッドの一番軽いやつを入れてみた。200gr. のボディーに 90gr. のフローティングティップ、ランニングはセオリー通りのモノフィラ。オーバーヘッドだとちょっと重いけど、アンカーを打ってキャストすると、そんなに飛ばしてどーすんだというくらい飛んで思わず笑った。ラインが重めだから力は要らない。リリースのタイミングだけ。ナンだ、これ?

せっかく河原に行くんだからと、連れてきた " お気に入り " 達にも仕事をしてもらった。
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ナンだカンだと能書きを垂れちゃったけど、ホントはここまで組み立てて、あと一息というところで集中力が切れちゃったもんだから、ちょっと息抜きをしたのデシタ。
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# by kurirod | 2017-07-20 21:27 | 竿 | Comments(0)
2017年 06月 25日

Before & After

やっと下ごしらえが終わった。ちょっと気が抜けている。
Before
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この時点で裂いた竹は 4 本。13ft.のライト 2 ハンドに使える寸法で材料取りをしているので、シングルハンドの 2 ピースを作ると効率が悪くなる。が、オーダーの内容は予測不可能なので、最大公約数で間に合わせようとするとこうなる。シングルの 2P・3P 用、2 ハンド 3P用に細かく分けてやっていた時期もあったのだが、結局足りなくなると他のセットを崩して使うようになるので、それならと 1 種類に絞った。
After
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曲がりを取って節を延ばし、大雑把に出っ張りを落として三角に削り、バインディングすると驚くほどカサが無くなる。
丸竹がすべて使える訳ではなく、竹によってはやたらに腰が無い箇所があって、火入れをすればしっかり張りが出たり出なかったり・・・。予測はできない。裂いている時には気が付きにくく、大抵はクセ取りの時に発覚する。経験上ここでみみっちい事をすると後で悔しい思いをする事になるので、そういうのが見つかったら思い切って処分する。今回も 1 本分捨てるハメになった。処分した分は節間と身の色が同じヤツを探して補填する。まったく同じというのは無いので、節間を優先して身の色は火入れで調整する事になる。
そうやって 6 本/1 セットを揃えていくと、補填に使ったやつの残りが半端になって出てくるので、これに合う節間のやつをまた探して・・・・・・どこかで踏ん切りをつけないとキリが無い。

言葉で説明すると「裂いて伸ばして節をそろえて・・・」と簡単だが、実際にはほかに質や裂いた本数のチェックなどもしながらの作業になるので、言うほど簡単じゃない。
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# by kurirod | 2017-06-25 11:56 | 竿 | Comments(0)
2017年 06月 16日

うっぷ

1 週刊ほど前から始めた下ごしらえの作業がなかなか進まない。ただでさえ楽しい作業じゃないのに、質の悪いやつに当たったりしたもんだから、結局 6 本裂くハメになって指が筋肉痛っぽくなってきた。気が向かないもんだから、色々自分に言い訳して道草食いながらノロノロやっている。

で、今日も格好の言い訳ができたので、渡りに船とばかりに工房を逃げ出した。
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先月末にポチったミッドベリーのスペイラインが届いた。この 2 番手上のやつは定価の半額くらいで 2 個出てたんだけど、14ft. 以上の竿が指定だったので見送った。これは#6/7 。 12~14ft. で使えるという表示があったけど、値段はほぼ定価。オークションなのに・・・。さんざん迷った挙句にポチった。
封筒から出てきた赤い魚のグニグニは、何かと思ったら袋に soft&chewy candy と書いてあった、グミだ。ナンだ、この子供だましは?
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ついこないだトップを強くした 12ft. と 13ft. で試したかったので、早速空いていたリールに入れて出かけた。ところが・・・。
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河原に着いた途端に雨! それも雷付きで盛大に! 空は明るかったし雲も切れていたので、待てばすぐ止むだろうと雨宿り。
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案の定 15 分程で止んだ。
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雷雨の後は少し気温も下がって快適。暗くなるまで竿をとっかえひっかえして振り倒した。少し軽めな感じがしなくもないが、調整可能な範囲。いつもヘッドばかり振っていたのでミッドベリーのフルラインは感覚を取り戻すのに時間がかかった。なんとか投げられるようになったら、あたりは薄暗くなっていた。やっぱりスペイロッドはスペイラインで練習しなくちゃね。
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# by kurirod | 2017-06-16 22:12 | ライン | Comments(0)
2017年 06月 10日

さてと・・・

13ft.・12ft. とやり直して大分下ごしらえのストックを消耗しちゃったので、11ft. の修正が片付いたところで少し補填刷することにした。火入れまでしておくので、まだいくらか涼しいこの時期に済ませておきたい。
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オーブンを使う都合上、1回の量はこれくらい。竹4本分。裂くのは半日もかからないのだが、曲がりを矯正するのは1週間かかる。朝から晩までひたすら同じ作業を強いられるので、どうしても嫌気がさす。トップ用なら 24 本/1 日できれば、まあいい方。前回面白い事に気が付いたので、早速冶具を作って試してみたら・・・ビンゴ! 肝心な部分だけしか作ってないので冶具としてはまだ未完成の状態だが。

このところの陽気でバーニッシュの硬化が早くなり、調子がイイと1日2回塗れるので、11ft. のデモロッドが完成している。フェルールを回収するので使えなくなった 12ft. のトップをシェイプして再利用したもの。
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デモロッドは、興味のある方に実際に振ってもらうという目的もあるが、組み立てたテーパーを確認するという重要な役割がある。実際に削って確認して、おかしなところや気になるところがあれば修正する。テーパーのデータを確認するために作ってるようなところがあるので、作った時点で満足してても、時間をおいてみて「あ、方向間違えた」と思ったらやり直す。こういう時に「ムダにした」と思ってはイケナイ。ちょっと遠回りしたけど「良くないテーパーデザインを学習した」と考えることにしている。イイもワルイも現物で確認できればステップアップして次につながる。基礎科学みたいなもんだ。

今回はわりと初期のやつもいじってみて、全体的には狙った方向で何とかまとめられた。短いけど " スペイロッド " だ。スペイキャストのインストラクターからも「竹竿らしいスペイロッド」と太鼓判を押してもらった 13ft. と同じ調子なので自信を持ってイイと思う。
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# by kurirod | 2017-06-10 11:00 | 竿 | Comments(2)
2017年 05月 27日

今度こそ

三年越しの不本意なごたごたがやっと片付き、ココロの風邪もなんとか回復しつつあるようで、やっと竿作りに集中できるようになってきた。

とりあえず 自分ではイイ出来だと思ってた 12ft. 、人に投げてもらって曲がり具合をチェック したら気になる箇所がみつかったのでゼロからやり直すことにした。調子に乗って勢いで組んだ 13ft. も。最初はミドルセクションが気になりテーパーを修正した。これでカンペキと思いきや、次はバットの強さが気になって修正。今度はトップセクションだ、やれやれ。
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どんどん強くしていくとトップガイドも規格品じゃ間に合わなくなってきて、結局クラシックタイプを取り寄せるハメになった。これならかなり太くなっても対応できる。13ft. に使ってみた。
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12ft.はかなり思い切ったテーパーの起こし方をしたのが功を奏して、気になった部分が一気に修正できた。13ft. の方はミドルを残してトップとバットを作り直したが、トップセクションのテーパーはも少し手を加える必要がありそう。なんとかまとめる事はできたけど、難しいなぁ~。

ところで、これ、テストに行った河原の平日のスナップなんだけど、制服姿の子が何で?
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ま、暑い日ではあったんだけど・・・。この数日前の夏日には学校のジャージ姿のJKが1ダース以上、水の中で大騒ぎをしていた。竿のテストをしながらチラ見してたら、そのうち岸に上がっていくらか静かになった。しばらくして目を向けると少し数が減ってる。あれっ?と思って視線を巡らせると小高くなった所に7~8人ほどが制服姿で・・・・? 河原に下りる時に見えた白と黒のゴミ袋みたいなまとまりはゴミじゃなかったようで。しかし、視線を遮るものは何も無いところでどうやって? さっきまでビショビショのジャージ姿だったのが、グレーのチェックのスカートに白のブラウスと紺のネクタイ、それにベージュのサマーベストという絵に描いたようなJKのイデタチ。
全員が着替えると、何事もなかったかのように集団で河原に下りる道を上って行った。もう、ただの学校帰りのテイだ。
水際で竹の六角棒を振り回していたジジーは???となったまま唖然としていたが、彼女たちの大胆さに何だか嬉しくなったんだとさ。  テストにはちっとも集中できなかった・・・・。
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# by kurirod | 2017-05-27 22:10 | 竿 | Comments(0)
2017年 05月 04日

まるっと移植

前回の 13ft. で気を良くして 12ft. もテーパーから起こしてみた。12ft. は使い勝手がいいのでデモロッドが 3 種類ある。が、作った時は「こんなモンでしょ」と思っていたのが、時間が経ってから見直すとちょこちょこ気になるところが・・・。気になったらいじらないわけにはいかないので、小ワザを駆使して調子だけは何とか調整したがやっぱり面白くない。そのうちテーパーから修正しなくちゃ、と思っていたのでこの際ついでにやっつけた。
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パーツは初期の 12ft. からまるっと移植。テーパーをかなりいじったので、バットのフェルールが大きめになったが、大きい分には実質的な不具合は無いので良しとした。デモロッドだからね。

前回の 13ft. と同様、かなりいいデキになった。ズル~っとラインを連れてきて、ロッドの反発力でラインを弾き飛ばすという左手を使ったキャストがしやすい。右手で押してラインを投げ飛ばそうとすると使いにくい竿だと思う。#7 を想定してテーパー起こしをして、結果は 330 ~ 420gr. で使えたから、#6 寄りの #7 。ポリリーダーはサーモン用の 10ft. ファーストシンクを使った。
たった 1ft. の差だけど、13ft. と比べると取り回しはかなり楽だ。重量は約 325g(約38.9oz.)。強いトップに良くしなるバット、つまり " スペイロッド " です。

ズル~っとラインを連れてきて、ロッドの反発力でラインを弾き飛ばすというキャストだと、マラブーのような柔らかいテールのフライでも、フックに絡まないようだ。
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# by kurirod | 2017-05-04 21:19 | 竿 | Comments(0)
2017年 04月 21日

続・13ft.

5~6年前に組んだ 13ft. をテーパーから起こし直して組んだことは、前回アップした通りなんだけど、これには続きが・・・。
本組みしてライン合わせをしたら重いっ! 想像してたのをはるかに上回る重さ。その上強い。540gr. のスカンジヘッド(ショート)が楽勝で振れる。犀川あたりに通うんならともかく、利根川ではここまでの竿を使う事は無いと思う。最大の弱点は、重くて1日中使い続けるのは無理ということ。
なので、も少しライトなやつを作り直した。当然、気になった部分は全部修正。
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昔のやつと比べると、かなりバットが細くなってるがお分かりいただけるだろうか?
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データ上は全体に約 0.1mm 細くして、バットのテーパーを少しいじった。見た目ではどこが違うのかわからない。明らかに違うのは、持ち重りを軽減するためにアッパーグリップをコルク 3 個分長くしたところくらい。
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読みは大当たり。最初のが #7/8/9 くらいだったのが #6/7/8 くらいになって、バットのテーパーを工夫したので " 投げ感 " が良くなった。キッチンスケールで計ってみたら、1本目は約 396g 、2 本目は約 366g だった。グリップを長くしたので振った時の感じが 30g 以上差があるような気がする。 ちゃんとスペイキャストができれば、多分 1日中通しで使えそう。利根川でもオーバースペックにはならないと思う。
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また 1 本 " お気に入り " が増えたかも。
ご希望があればラインを通して振っていただけます。ご連絡ください。

[ 追記 ]
2 本目、かなりイイ出来! ベンディングカーブはスムーズだし、" 投げ感 " イイし、簡単に距離が稼げるし・・・。フェルールの首のバーニッシュに出るクラックがかなり少ない。ということは、シャフトにかかる負荷がちゃんと分散されてるというのを証明してるようなものだ。けっこうブン回したけど見て確認できるほどのクセはほとんどつかない。使ったラインがスカンジのショートタイプなんだけど、ノーマルタイプの方が合うようだ。460~510gr. で無理なく使える。番手表示は#7/8かなぁ・・・。個人的には 480gr. で軽快楽ちんに使いたい。
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# by kurirod | 2017-04-21 21:13 | 竿 | Comments(0)
2017年 04月 10日

新作 13ft.

色々あってココロがちょっと風邪気味だったのだが、やっと回復のきざし。
で、手慣らしに 13ft. のやり直し。ずいぶん前に組んではあったのだがどこか気に入らなくて、そのうちいじり直そうと思っていた。今回はグラフからテーパーを見直して丁寧に修正した。ちょっと頭が重い気もするが、スペイロッドのトップは強いに越したことはないと思う。こんな感じ。
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どうも下半身が強めになる傾向があるようなので、上半身の強さを気にしながらテーパー起こしをした。長さのわりにはシャンとしてるようだ。
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ベースになってるのは昔々の #8/9 なので、#7/8 くらいの強さにしたかったのだが・・・・。
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バットセクションのガイド位置を探りながらライン合わせをしたら、下半身をかなりシェイプアップしたにもかかわらず、充分な強さがあったのにはちょっと驚いた。キャスティングが " なんちゃってスペイ " を卒業しつつあるので、そのへんも影響してるのか・・・? (前のやつ、どれだけ強かったんだヨ。)ライン合わせに使ったのはスカンジナビアンのショートとノーマル。今回は DTX の #7/8(8/9?)も。400 ~ 540gr. の間で使えるが、 450 ~ 510gr. あたりが使いやすそう。
気になる曲がり方をする箇所は無かった。
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# by kurirod | 2017-04-10 18:22 | 竿 | Comments(0)
2017年 03月 24日

三種の神器?

この前、あまりの上達の遅さに業を煮やしてキャスティングのフォームを自撮りした。あまりの酷さにウンザリしたが、立場上そこそこのキャストはできないとイケナイので気を取り直して河原へ・・・。
カメラが手放せなくなった。
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カメラは1台しかなかったので、ガラ系で撮って工房の PC に転送したら、やっぱり粗いね。動画?見せないよ、絶対に!
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# by kurirod | 2017-03-24 15:23 | キャスティング | Comments(0)
2017年 03月 21日

スペイ!

2 ハンドロッドを作り始めて何年経つだろう? その 2 ハンドロッドでスペイキャストを練習し始めてから、少なくても 6~7 年は過ぎたんじゃなかろうか・・・いまだに上達しない。

ブームになり始めた頃、いろんなスクールやグループに図々しく押しかけて観察したり教えてもらったりしたんだけど・・・。荒川や利根川で練習もしてるんだけど・・・。
もう何年も前に亡くなった利根の達人には、フォームを自撮りすると欠点がすぐ分かるとアドバイスされた。面白いもんで、国内の練習風景や海外でアップされるキャスティングの動画を見たりしていると、目だけは肥えてきて巧拙の判断ができるようになる。一人で練習をしていてもラインの飛び方でどこが悪いのか見当がつくようになる。

自己判断ができるようにはなったようなのだが修正ができない。どうやらアタマが考えてるのとカラダの動きがリンクしてない! 運動神経はそんなに悪くないと思うんだけどなぁ・・・・・・・。イメージはイアン風だったりサイモン風だったりマッケンジー風だったりするんだけどね。自撮りの動画でチェックしたら、とても何年も練習してきたヤツとは思えないほど悲惨なキャストで目を覆った。

映像は容赦なくザンコク。
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# by kurirod | 2017-03-21 10:37 | キャスティング | Comments(0)
2017年 03月 14日

思えば遠くに・・・

深谷市内にある工房は、利根川と荒川が近い。ちょっと荒川寄り。
川の規模は利根の方が圧倒的に大きいので「ちょっと河原へ」と行くところは、利根では完全に中流域で荒川だと上流域の下部になる。水質やロケーションの良さは文句なしに荒川。利根は汚いが、それでも鮭やサクラが遡上したりヤマメやニジが居たりする。なので、竿のテストやキャス練は荒川、釣りは利根川と使い分けている。

河原で知り合ったトーナメンターの石材屋さんが「練習するならイイ所があるよ」と玉淀河原をおしえてくれた(いつもは玉淀大橋のあたりで、玉淀河原はその 1km ほど上流)。左岸から投げられるというので何度か探しに行ったのだが見つけられなかった。Yahooの地図検索でも河原に出る道が分からなかったのだが、ゲタ代わりに使っていた 17 歳の軽を新しい中古(ん?)にして最新版のナビを付けたら 1 発で行けた。ここ。
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竿を振っていると寄居町役場の軽トラが下りてきて、暫くするとわらわらと車が集まり人が下りてきて河原の清掃を始めた。竿を置いて役場のおっちゃんに話を聞くと、どうやら玉淀ダムができて川が死んでしまったらしい。減水は自然のものではない。
振り返って河原全体を眺めてみると妙なデジャブが・・・。河原に下りる道がどこかで見たような気がする。
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さらに役場のおっちゃんから話を聞くとデジャブが確かな記憶となって甦った。ここ、来たことある! もともと、この玉淀河原と上流の長瀞は都心に近い行楽地だった。あと多摩川の上流。もう半世紀以上前になるが(!!)新宿区の端に居た頃、夏休みに何度か連れてきてもらってる。道の両脇にある玉石の石積みは、賑やかだった頃軒を連ねていた土産物屋や食事処の痕跡。上の方に見える 3 階建ての四角い建物は、当時は景勝地を見下ろす旅館だった。今は放置されているようだが。
川に向かって突き出た何本かの頑丈な出っ張りは船着き場だ。こんな物でも見つけなきゃ気が付くまでにちょっと時間がかかる。
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よく見れば、はるか対岸にも同じ構造物がいくつか見える。おぼろげな記憶では、夏には都内や近郊から涼を求める人で賑わっていたような・・・・・。今は長瀞だけになっちゃったけど。

川で竿を振ってると漁協が来たりしてメンドーなので、そのへんを役場のおっちゃんに確認すると、川が死んでから漁協も自然消滅したとか。それでも鮎は成魚放流しているので、季節によってはちょっとウルサくなるらしい。清掃作業をしていたかなり年配のおっちゃんの話では、数年前に倅がルアーで 60cm くらいの幅広イワナを上げたんだとか。細々とではあるけれどヤマメの遡上もあるらしい。「鯉とブラックバスなら沢山いるよ」だってさ。

子供の頃、オフクロが作った弁当を持って家族でバスと電車を乗り継ぎ、 2 時間以上かかって川遊びに来てた所が、今は車で 30 分だ。すっかり様子は変わっちゃったけど、ジジーになってまたここで " 川遊び " をするなんて想像もできなかった。玉淀の駅は今でもこじんまりと現役だ。
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# by kurirod | 2017-03-14 12:28 | その他 | Comments(0)