竿屋の独白

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2014年 02月 28日

グループ展

またやります、グループ展。
昨年12月に開催後、反省会で「年2回でもイイんじゃない?」という話になって、今回の開催となりました。
当工房からはシングルハンドロッドのほかに2ハンドロッド(スペイ・スカジット)、スプライスト・ジョイントのデモロッドを出展します。アウトレット品も持ち込みますので是非ご覧ください。お探しの長さ、番手のものが見つかれば、かなりお買い得です(WEB で掲載していないものもあります)。
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場所:フィッシングフィールド川越 埼玉県比企郡川島町上八ツ林 53-1 TEL:049-297-4615
    (圏央道川島インターから車で8分)
日時:4月6日(日) 午前9時~午後5時

初回は4人でしたが、今回は5人の出展です(バラダロッド・パラダイスロッド・スズキロッド・クリハラ ロッド クラフト・ザ ヒドゥン クリーク ロッド)。当日限定の1時間券をご用意しますので、デモロッドの振り比べができます(フライをつけて!)。ヤーンだけなら無料です。お気に入りのラインがありましたら、ご持参いただければOKです。

あ、フライはできれば各自でご用意ください。   コーヒーなんぞ用意してお待ちしております。
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by kurirod | 2014-02-28 15:09 | イベント | Comments(0)
2014年 02月 22日

集大成

ちょっと大袈裟だけどスプライスト2Pの“集大成”。すべてが満足な訳ではないから、こういう言い方は不適切かも知れないけど・・・。8'6" 350~375gr. くらいが軽快。420gr.でもOK。
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これまでに作った1ダースほどのテストロッドとは一線を画してる。写真じゃ分からないけどトップセクションがかなり強くなった。先っぽが強くなるとラインの扱いが楽になる。いままでのがダメだということではない。よくたわんでくれる竿は、ゆっくり振ってうまくタイミングがとれればかなりトルクのあるラインをキャストできる。が、その分ちょっとしたコツが必要になってくるみたいで、受けがあまり良くない。キャストがラクで楽しいんだけどなぁ・・・。
その点、この“集大成”は扱いがウンと楽になっている(と思う)。ただし竹(無垢材)の宿命で、強くなる=太くなる=重くなる ということで、少し余計に力が必要になる。だから(?)合理的な考え方をする欧米でホロービルドなんて方法が考案されたんだと思う。いろんな時代背景もあるんだろうけど。
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これも例によっていくつか違うテーパーを用意いといて、削りながらどの組み合わせにするか考えた。後になってどの組み合わせだったか分からなくなることが多いので、こいつはシャフトにデータの数字を書き込んでやった。これなら間違いないだろう・・・。
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シングルハンドの6’からダブルハンドの14’まで、テーパーのとり方って共通しているところがあるから、これでまた少し竿作りに幅が出たような気がする。次はもっと他のことを勉強しないといけないかも。たとえば商売のし方とか・・・あはっ。
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by kurirod | 2014-02-22 16:45 | 竿 | Comments(0)
2014年 02月 21日

復旧!

月曜から不通になっていた電話回線が復旧した。2週間ダメかと諦めていたのでホッとしました。

工事担当者に「1日どのくらい回っているの?」と聞いたら「数えてません」とのこと。熊谷地区以外を担当しているが、深谷のあたりが一番多いんだってさ。いちいち数えてらんねーというくらい回っているらしい。電話回線より光ケーブルの断線が多いとか。光ケーブルの修理は手間がかかって数がこなせないんだって。NTTという会社には腹の立つことが多いけど、現場が一番大変なんだよね。
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by kurirod | 2014-02-21 18:35 | その他 | Comments(0)
2014年 02月 19日

お客様各位

15・16日の大雪でケーブルが断線し、工房の固定電話とFAXが不通になりました。
お手数ですが、お問い合わせ等はメールでお願いします。

kurirod@topaz.ocn.ne.jp

工事申請の窓口が混雑していて復旧のメドがたちません。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。

電話じゃないと話が遠いという方にはケータイの番号をお知らせします。

[ 追記 ]
4日目にして工事申請窓口とケータイがつながりましたが、25日以降じゃないと予定も立たないそうです。
それも当日の工事次第で「行けるようだったら連絡して伺います」とか・・・。事情が解からない訳じゃないけど、なんだか釈然としない。
皆様には当分ご不便をおかけすることになるようです。悪しからずご了承ください。
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by kurirod | 2014-02-19 15:36 | その他 | Comments(0)
2014年 02月 14日

テスト

数日前、8’ 2P のトップセクションを試しに行った。「2ハンドロッドで使うラインを片手でキャストする」というコンセプトで作ったものだが、トップセクションに課題を残していた。強くするために、これでもかというくらいキツいテーパーにしたのだが、バットセクションだけがやたらに強くなった。
今度は意地を張らずにFARLOW'Sのテーパーデザインに倣った。竿には Made in England from Pezon et Michel cane とあるが、ペゾンのOEMでファーローが作ったそうな。
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バットはそのままなので、ジョイント部を起点にしてティップの方へテーパーを追うことになったのだが、スプライスなのでジョイント部がけっこう長い。どこを起点にするかで全体の太さが微妙に変わる。ここまでくると紙の上の数字では予想できない。で、2トップになった。
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ほとんど同じに見えるが微妙に太さが違う。振った感じは見た目よりもっと違う。こういうところが面白くて難しい。コンセプトに忠実なのは太めの方なのだが、バットセクションとのバランスは細めの方がイイような気がする。テーピングしたジョイント部の負け方が少~し違う。さ~て、どっちをとるか・・・。
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by kurirod | 2014-02-14 18:20 | 竿 | Comments(0)
2014年 02月 07日

温故知新

こないだ仮り組みでテストした 8'6" 2P のスプライスト・シングルハンドの本組みが終わった。かなりイイ感じだったのでバーニッシュをちゃんと3回かけて仕上げた。宿題の 8' 2P のトップセクションも塗装を済ませて、とりあえず確認。確認だからガイドは仮り止め。
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左から 8'・8'6"(新作)・8'6"(前作)。ラインは全部スカジットヘッドで420gr.(27.22g)・350gr.(22.68g)・375gr.(24.3g)。左の2本のトップはFARLOW'Sのテーパーデザインで削ってある。8' のトップは同じデータで作ったんだけど、ジョイント部の太さが違うのと、バットに合わせてスカーフの長さを調整したので結果的に1インチくらい長くなっただけ。

「できるだけ少ないテーパーの組み合わせ」で「余計な力を使わずに、できるだけ竿の反発力だけでラインをはじき飛ばす」というのをコンセプトにして今までいじくりまわしてきて、それなりに結果は出せたと思う。が、よくしなるというのはクセが付きやすいという事とイコールな訳で・・・。解決策はあったが、そうすると「できるだけ少ないテーパーの組み合わせ」というルールを破ることになるので躊躇していた。そんな時に背中を押してくれたのがFARLOW'Sのロッド。実測するとジョイントまわりのテーパーの処理が、私のやり方と同じ。HARDYさんは逆だった。それはそれで理解はしたのだが・・・。同じ考え方をしているヒトには素直に従う(笑)。

そんなこんなであれやこれやを修正したら、引っ掛かっていたモヤモヤが一挙に解決。ま、竹だから少しは曲がるけどね。でも振りグセはケタ違いにつきにくくなったようだ。少し持ち重りがするようになり、少しキャストに余計な力が必要になったが、全体的な印象の変わりように比べたらたいした問題じゃないでしょ。

ブランドの竿を測るのって色んな意味で抵抗があるんだけど、先達のしたことを無視してはいけない。古きを訪ねて新しきを知る。ただコピーするだけじゃ進歩は無いよね。

[追記]
どうも気になって、いじくりまわしていたら・・・。10mmずらせば曲がらないと思っていたジョイント部、微妙に曲がりますね! ワンピースと同じという訳にはいかないだろうけど、ニッケルシルバーのフェルールとは明らかに違います。少しでも動いてくれれば、それだけ他の部分の負担が減るというリクツだけど、違いが体感できるんだろうか?
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by kurirod | 2014-02-07 19:58 | 竿 | Comments(0)
2014年 02月 04日

もう1本

たまらずにもう1本削ってみた、スプライスト8'6" 2P シングルハンド。トップセクションの構造に課題を残していたのだが、FARLOW'S のアドバイスに深く納得。これでも少し全体に張りのあるアクションができる・・・筈。
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左が最新版。昔作ったテストロッドから回収したリールシートを使ったので、グリップまわりが前回と同じになった。トップセクションはかなり強めに。これなら前作の 8' 2P(バットが今までで一番強い)で使えそう。
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で、やってみた(写真右)。ジョイント部の太さが少し違うが、そこはスプライストのイイところ(?)。フェルールじゃできない。ラインを通して振ってみると、前よりバランスは良さそう。でも、さすがに曲がり方は浅い。

今回はジョイントのし方も検証してみた。
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竿の長さの1/2のところにシルシを付けておき、少しずつずらしながら曲げてみる。シルシをぴったり合わせると「くの字」に折れるように曲がる。それじゃぁと10mmダブらせてみる ── 曲がらない。5mmでは? ── う~む・・・ビミョー。どっちをとるかはユーザーの考え方次第かなぁ・・・。杓子定規にピッタリ合わせるのは良くないみたいね。

ついでにガイドスペーシングもいじくった。同じ長さで前回は10個、今回は9個のガイド数。もちろん理由があっての事。説明しないけど。FARLOW'S のは1in. 長く、変則的な 2P で10 個。しかも不規則で、グリップに近い方が間隔が狭かったりする。シャフトの曲がり方に合わせて位置を決めたようで、ベストを求める意気込みが感じられて頭が下がる。バットのガイド位置は前作の10個のやつとほとんど同じだったので、ちょっとうれしかった。ストリッピングなんかピッタリで。

ナンだカンだといじくりまわしながら、ラインもとっかえひっかえして半日振り倒してみた。振りグセはほとんど出ない。が、強くなった分、持ち重りが少し・・・。でも、まあ、こういうトップセクションができるようになったのは少し進歩したんだと思いたい。多分ゴールは無いんだろうけど・・・・。
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あっちでカラスが行水。

あっ、そうそう。肝心のアクションだけど、フルパラボリックにあと一歩のセミパラボリックかなぁ(ナンだ、それ)。
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by kurirod | 2014-02-04 12:59 | 竿 | Comments(0)