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2015年 03月 31日

ガイド

過去にも Perfection がおかしい、ガイドが入手困難になってる、なんて事があった。結局、会社ごと売られてユーザーは一安心した。が、ガイドに関しては後発の PacificbBay がマーケットを席捲した。ワインディングスレッドの GUDEBROD も一度身売りし、どうやらまたおかしな事になってるようだ。困るんだよね、こういうの。
ガイドのストックが乏しくなってきたのでストリッピングを少し在庫しようとしたら、今度は PacBay がどうにかなってるらしく、日本のディーラーにも在庫切れをしているところがあるらしい。海外のメーカーはハッキリしてるからね、やる事がドラスティックだ。ユーザーの事なんて考えて無い。ま、ボランティアでやってる訳じゃないから当然といえば当然。近所のショップに頼んで取り寄せはできたのだが・・・・。
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2ハンドに使う#12 サイズのやつがひどかった。テーブルの上に立てるとリングがテーブルにくっついてる。
右側のは以前仕入れたやつ。
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これなんかお話にならない。何で脚にローが付いてる? どう見ても意図的にロー付けしてる。こんなの使えるか! 平気で出すディーラーもディーラーだが、こんな細かい物一々チェックしてられないんだろうなぁ。オーダーの最低ロットは6個だというので6個頼んだら、そのうち5個のリングが低すぎる。脚のプレスは汚いし、グラインダーがかけてあるが、まるでシロートがやったみたい。文句を言っても埒があきそうもないので自分で直すことにした。
カーボロイというのは商品名で、あのリングは炭化タングステン鋼。マイクロメーターの測定部に使ってるくらいでやたらに硬く、焼いても鈍らない。普通の金ヤスリなんか簡単に負ける。なもんでロー付けには気を使わなくてイイのが慰めか。
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どうにか5個使えるようにはしたが、ステンレスの脚の ” 焼け ” を取るのがたいへんだった。
今回の品薄はレアアースがらみらしく、あのリングはそれなりの技術を持ったメーカーじゃないと作れないようなので今後が気になるところだ。世界的に業界がこんなに落ち込んでなければ、それほど心配することはないのかも知れないが・・・・・。
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by kurirod | 2015-03-31 18:24 | その他 | Comments(0)
2015年 03月 22日

今年の釣りは・・・

火入れ済みの在庫が少なくなってきたので、竹の下ごしらえを始めた。これは一番楽しくない作業なのでグズグズ先延ばしにしていたのだが、いよいよやらざるを得なくなった。
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が、往生際が悪い。つい手近にあるものをいじりだす。今回はこんなものに手を伸ばした。
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あはは、リール! 手前の茶色いやつが一番最初にポチってみた J.W.Young の 3.5 インチ。2 ハンドロッドのテストをするのに、一々ライン(ヘッド)を取り換えるのが面倒で、なんでもいいからリールの数が欲しかった。廉価版のリールだけど、ポイントはちゃんと押さえた作りで構造はほとんどハーディー。ちょっとレトロっぽいところが気に入って、折あるたびにポチっていたらこんなに増殖してた。オリジナルのラインガードがついているのは 3 個だけ。2 個は脚も交換している。
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メインの竿はこれ。9 フィート 3P 。スタンダードのラインだと DT6F か WF7F が使える。ヘッドならスカンジの300gr. か350gr. 。スカジットだと250gr. くらいか・・・。両手で振った方が楽だけど、片手で振っても全然平気。意図した訳ではないが “スイッチロッド” 。いろんな事情から一人で遠出をするつもりは無いので、近所の利根川で使うことになるだろう。昼間 12 フィートの 2 ハンドを振っていたのに、夕方になったら近くでライズが始まったなんて時には、最初から 9 フィートなら対応できるんじゃないかと思うのだが・・・。
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by kurirod | 2015-03-22 19:29 | 竿&リール | Comments(0)
2015年 03月 19日

ディテール

完成して約1週間。かなりイメージ通りにできたので、楽しくてほとんど毎日振っていたら早くもグリップに握り跡が・・・。
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これはオプションの巻き上げタイプ。サムオントップで握って基本通りに振ると、グリップのすぐ上あたりにラインの負荷を感じ、12時で一度止めるようなつもりでキャストすると、ラインはゆっくりまっすぐキレイなループを作って延びてゆく・・・・快感!
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これがベーシックタイプ。

手前味噌になるとヤなので、近所のショップに持ってってオーナーに振ってもらった。Para. と H 、両方試してもらった。細かい説明などしないで試してもらったのだが、感想を聞いてみたらこちらの意図は十分伝わっていたようで一安心。
2本ともバットに入るアクションで強さが少し違う。Para. の方を見て細めのバットに不安を感じたらしいが、振ってみたら意外にシッカリしていると驚いていた。こんなふうに全体がカーブを描くように曲がるタイプには思いもよらない利点がある。ここ。
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クラックが入ってないでしょ? シャフトが細身なのでダブルラップにはしなかった。今までのテーパーの取り方だと、ダブルラップにしても1週間振り倒すと必ずクラックが出たが、このモデルにはそれが無い(今のところ)。2ハンドロッドだと分かりやすくて、バットが強めのとそうでないのとではクラックの出方がかなり違う。「負荷を全体で受けるようなタイプの竿は、フェルールの負担が軽くなる」という持論を証明できたようで気分がイイ。
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巻き上げタイプのアップ。コルクが透けて見えるので、欠けないようにシェイプするのに気を使う。
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バーニッシュはエポキシの刷毛塗り。ガイドを留めてからまるごとディッピング(どぶ浸け)という方法もある。これは見かけはキレイだけど、必要以上に塗料が載ってしまうのでアクションに影響する場合がある。簡単でいいけどね・・・。
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これもオプションの CAP&RING 。オリジナルで、竿を握ったまま転んでもキャップが外れて行方不明という事態にならない構造にしてある。ウッドスペーサーは虎目がきれいな栃。これはデモ用(売り物ではない)なので適当なのを着けてるけど。

という訳で、かなり自信の INNOVATIONⅢ なのダ。あとはヤマメを掛けてみるだけ!
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by kurirod | 2015-03-19 16:38 | 竿 | Comments(0)
2015年 03月 12日

リリース!

INNOVATIONⅢ 703 Para.・H リリースです!
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アクションだけじゃなくて価格も innovative です。是非ご覧下さい。
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by kurirod | 2015-03-12 21:38 | 竿 | Comments(0)
2015年 03月 09日

INNOVATIONⅢ 703

試作を重ねていた#3 ロッドが、やっと本組みに入った。
コストパフォーマンスをねらっていたハズなのに、夢中になっていじっていたらとんでもない事になった。やたらに手間がかかる。
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いくら値段が安くたって、一見して ‘ いかにも安物 ’ じゃあハナシにならない。せっかく大そうなネーミングまでしたのだから。で、デモロッドとして組んだやつ(写真下)は願望がそのまま形になったのだけど、プロダクトモデルには上の形を使うことにした。とりあえず仮り組みなので、まだスレッドは無いけど。

ネーミングは滅多にしないのだが、今回はアクションがかなりイメージ通りにできたので思いきって名前をつけた。どこが「革新」なんだと言われそうだけど、説明するのは難しい。

INNOVATIONⅢ 703 はPara. と H の 2 タイプ。7ft. という長さと #3 というラインを考えると、使うのは本流ではなくて支流だと思う。支流なら、大き目のプールでも10mのキャストが無理なくできればじゅうぶんじゃない? 対象魚だってアベレージで25cmもあれば上等でしょ。だったらこれらの条件を満たす “ 使って楽しい ” 竿ってどうよ。というのがコンセプト。個人的にはパラボリックな方が疲れないし風にも強いので好みなのだが、グラファイトに慣れた人には振りづらいようなので、同じような調子だが、も少し強めの H タイプも用意した。こっちは #4 でも使える(13mくらいになるとちょっとツライ)。

これで値段がこなれていればウレシイんじゃない? という事で、リールシートはアルミとコルク。グリップは写真上のタイプ。スレッドカラーは茶色1色のみ。クロスバッグもオプション。
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参考までにこんなのも組んでみた。デモロッドなので、あまり木目がはっきりしてないやつを使っている。金具はニッケルシルバー。これもオプション。ご希望とあらば。
ベーシックタイプで 70.000 円を切りたいと思っている(検討中)。近日中にリリース予定。

シングルハンドロッドもちゃんと作ってます・・・・・・。
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by kurirod | 2015-03-09 20:32 | 竿 | Comments(0)
2015年 03月 04日

イイかも!

昨日、空気は冷凍庫の中のようにキンキンに冷えて、何もこんな日に・・・とは思ったが、珍しく無風だったので我慢できずに工房前でテスト。時折雪がチラつく中、ハナミズ垂らしながら振り比べ。(ガキか!)アホです。
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基準にしたのは Angler's Choice (3P シリーズ)の#3。今のところ、シングルハンドではこのシリーズが一番の”お気に入り”。
魚釣りなんて所詮は“ただの遊び” なんだから楽しくなくちゃ、と思う。が、楽しさのツボは人によってまちまち。釣り人は遊んでいるが、その道具を作ってる方は遊びじゃない。マジメさは同じかも知れないけど ─閑話休題─。

で、今回テーパーから組み直した2本と3Pをとっかえひっかえ振ったのだが、少し余計にバットに入る方はかなりイケる。セミパラボリックの3Pに似てる。3Pの方はフェルールが多い分、多少もったり感があるが、その分トルクフル(これがまたたまらないんだけど)。テストに使うのはDTFの#3。ラインは先端から約9mの重さで規格があるが、テーパーデザインの違いで振った感じはかなり差があるから最終的には同じラインで比べてみる。
強めの方は#4でもいけそうだったのでやってみたが、9mでバットが負け気味になったのでやはり#3ロッドじゃないかな? 7ft.の長さなので10m以内を的確にキャストできれば良いと思う。そういう意味では#3/4と言ってもウソではない。グラファイトから持ち替えるなら、こっちの方が扱いやすいのかも。こいつは確実に10m以上キャストできる(必要なら)。

竿の調子を決める要素はシャフトのテーパーやフェルールの数の他にもガイドスペーシングなどがあるが、長くなるし面倒だからここでは説明しない。聞かれてもしないヨ。旨いレストランで「旨いからレシピを教えて」とは聞かないでしょ?

リリースまでもうひといき。ご期待あれ(笑)。
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by kurirod | 2015-03-04 12:22 | 竿 | Comments(0)
2015年 03月 01日

雨ニモマケズ

雨ニモ負ケズ、寒サニモ負ケズ、厳シイ赤城オロシニモ耐エ・・・。

セミパラボリック2本、完成間近!
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やっと仮り組みまでこぎつけた 7’ #3 2P 。もうひと月くらいいじくりまわしていたんだけど、思い通りのベンドカーブを出すのに手こずった。両方ともバットに入るアクションで、トルクのあるループを作れる。1本は(写真下)グラファイトから持ち替えてもあまり違和感が無いように、もう1本は(写真上)釣り味重視。両方ともラインのノリが良いのでフォルスキャストの時にもタイミングが取りやすい。釣り味を重視したやつは第一印象がちょっと頼りない感じがするかも知れないが、ラインを通すと豹変して、赤城おろしの向かい風でもちゃんとラインが延びる。
ベンドカーブはこんな感じ。
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似てるでしょ。上の方が少し強く感じる方。テーパーは同じじゃないヨ。

できるだけコストを抑えて手を出しやすい価格でリリースしたい。
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by kurirod | 2015-03-01 17:54 | 竿 | Comments(0)