竿屋の独白

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2015年 06月 23日

2015 SUMMER SALE

業務連絡です。

2015 SUMMER SALE 開催してます。#4以上のロッドですが、本流のライズ狙いや北の釣り、支流の大物狙いにはお勧めのアイテムです。盛夏に使う大きいドライフライには#4以上のラインが断然有利になります。ソフトプレゼンテーションはテクニック次第・・・・・。ご覧下さい。
竹竿には掛けた魚がバレにくいという特徴があります(笑)。

http://kurirod.com/OUTLET/

その他、完成品ですぐに発送できるものは「WEBSHOP1」に掲載していますので、よろしかったらこちらも覗いてみて下さい。
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by kurirod | 2015-06-23 10:42 | イベント | Comments(0)
2015年 06月 22日

また増えた

増えちゃったよ、また・・・・。
INNOVATIONⅢ703 。増えたのは Para の方。このシリーズはラインの “ 抜け ” を良くするためにちょっとした工夫をしてある。車に例えるならスポーツカー。細いシャフトとは裏腹に、#3とは思えないトルクとスピードのあるループが作れる。ティップをほんの少し強めにしてあるのでラインの直進性が向上した。
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一番下のが今回のやつ。

デモロッドが完成したときに群馬のショップオーナーと投げ倒し、ついでにたまたま持っていた他のシリーズの#3ロッドのティップと交換して振ってみたり・・・・。
で、その時に思い付いた事を実行したのがこれ。シャフトは同じテーパーと太さなのでトルクがあるのは同じだが、少しおとなしくなった。スポーツカーがファミリーユースになったみたい。
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試投をしていて、今更だけど気が付いたことがある。
何時間も釣りをしていると、キャストの時のグリップがいい加減になる事が多い(ワタシだけ?)。小指と薬指でホールドして人差し指と親指の間をグリップが行ったり来たりみたいな。これ、比較的バットがしっかりしたロッドならたいして問題にはならないけど、パラボリックタイプの竿でやるとラインが安定しなくなる。
試投で、ループが開いてきてフォルスキャストの軌道が安定しなくなったと感じたら、きちんとグリップを握り直してみると、ラインの飛び方が変わる。パラボリックタイプはグリップが甘くなると、竿のパワーの抜けがわりとハッキリ出るみたいだ。
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by kurirod | 2015-06-22 11:02 | 竿 | Comments(0)
2015年 06月 18日

ジョイント

本流で2ハンドロッドの釣りが当たり前になってからずいぶん経つ。ロングベリーやミッドベリーのスペイで始まったのだが、今やスカジットやスカンジナビアン、それにシューティング用のヘッドが主流。
ヘッドにはランニングラインが必要になるが、これはレベルラインかモノフィラ。モノフィラはループを作る時の結び目がどうしてもコブになって、これがトップガイドを通過するときにコツコツ当たるのがどうも気になる。で、レベルラインを使っているのだが、これはループの根元の溶着部分が割れてくるという弱点がある。いずれにしろ使えば傷んで滑りが悪くなるので、傷んだ部分はチョン切って新たにループを作らなければならない。これが面倒。
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上:チョン切った先端のコーティングを剝して芯を出し、ラインの途中をスプライスして芯にエポキシを塗って通す。芯を通したらよく馴染ませて根元を10LBくらいのモノフィラでネイルノットして補強。エポキシが硬化したら根元をカットして出来上がり。かなり手間がかかるが、今のところこれが一番確実でデコボコが少ない方法。
中:シュリンクチューブとヒートガンを使って溶着。熱くし過ぎないように注意。ウレタンでコーティングしてあるものには溶着が効かないので材料を確認する必要アリ。
下:これも溶着してループを作るのだが、古くなってくるとPVCのコーテイングの着きが悪くなるので、さらに溶着用のチューブを被せて補強。でも、これだと被せたチューブの根元が割れてくる。
ヘッドの先端とリーダーのジョイント部も同じだが、こっちのは消耗が激しいので、わりと頻繁に作り直さなくちゃいけない。
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上:シングルハンド用のライン ─ リーダーコネクターとして市販されているのと同じ。30LBのブレイデッドとニンフのボディー用として市販されているウレタンチューブを使っているが、水が入ると何かの拍子にズレることがあるので、毛細管現象を利用して少量の瞬接を入れておくと良い。
中:使わなくなったラインの細いところを溶着してループにしたのだが、コーティングが古くなってうまく溶けてくれないのでシュリンクチューブをかけたままにしてある。そのうちシュリンクチューブの境目が割れてくるはず・・・。
下:30LBのブレイデッドでループを作ってラインに被せ、12LBのモノフィラでネイルノット。12LBはちょっと太目だったかなぁ。ネイルノットには瞬接を少量。

どの方法にしても手間がかかる面倒な作業だ。あーヤダッ!
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by kurirod | 2015-06-18 15:32 | ライン | Comments(0)
2015年 06月 17日

熟年離婚?

とうとう腹を決めて飛び降りた、清水の舞台から。
玉淀の河原から橋を見上げて、あそこから飛んじまおうか・・・なんて思った事もあるけど。まあまあ・・・・・。
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新調したのはこれ。
実は釣行が少なくなった理由のひとつがこれだった。しっかり夕マヅメを遊んで車に戻り、ルームライトを頼りに紐を緩める時のもどかしさったらありゃしない。濡れて滑りが悪いから少し緩めたくらいじゃ足が抜けない。いつの頃からか、この鬱陶しさを考えるだけで気持ちが萎えるようになった。

足に馴染まないというのもあったが、聞いてみると皆さん同じような事でお悩みらしい。ダン広甲高なのでサイズをひとつ上げないと履けない、というのが多かったようだ。ワタシの場合は逆で、幅が無いので紐を目いっぱい締めても靴の中で足先が遊んじゃう。そのうち甲のところが痛くなってきて紐を緩めなくちゃならなくなる。ところが、そうすると全体のホールドが悪くなるので今度はつま先が当たるようになって痛くなる。延々これの繰り返し。
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今回は慎重に試着を繰り返し、これなら厚めの靴下一枚で色んな事が解消できそうと奮発した。(多分ウェディングシュ-ズを買うのはこれが最後だろう、という予感もあって・・・・。)

新しいのが来たので古いのを処分しようとしたのだが、ここで困った。あまり相性が良くなかった靴だけど、それなりに思い出が詰まっているので簡単にポイできない。それなりに馴染んでもいるし・・・。
近年、熟年離婚が増えているという話を聞く。些細な事の積み重なリが原因で嫌気がさし、ならばいっそ止めちまえという事らしいのだが、馴染んだモノと縁を切るというのはそう簡単ではないような・・・・・・。
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by kurirod | 2015-06-17 12:33 | 道具 | Comments(0)
2015年 06月 04日

玄関の誘惑

工房の玄関が物置のようになっている。下駄箱横のニッチには梱包材のロールや灯油のポリタン、ウェーダーやシューズのバッグ、フライス盤のカバーなど。その上の壁にはネオプレーンのチェストハイとヒップブーツが逆さになってぶら下がっている。かなり前から2ハンドのデモロッドも仲間入りして、ニッチは雑然としてきた。最近になってまた竿が増えた。
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7ft. #3・#4 シングルハンドのデモロッド。
2ハンドのデモロッドはキャス練やテストの時に、そのままガサっと抱えて車に積み、河原に行くのに便利なので2階から移動した。シングルハンドは継いでリールをセットしたまま置いてある。気が向いた時に工房前の袋小路ですぐ振れるように。ところがこいつがチラチラと目に入って誘惑するんだなぁ・・・。
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この2本は、久しぶりにテーパーデザインからやり直したパラボリックなやつ。
2ハンドロッドをいじくり回しているうちに、竿の長短に関係なく、魚を掛けた時にきれいな弧を描くような曲がり方をするのが理想ではないかと思い始めた。ファーストのものは勿論のこと、ミディアムでも円弧にはならない。違う言い方をすると、パラボリックなやつは竿の長さ全体でラインの負荷を受けるようになるので負荷に対して無理が無い。フェルールの首のラッピングにクラックが出にくくなる。フェルールの部分は先端側とバット側のセクションの強さのバランスが見えるところで、クラックが出にくいという事はバランスがとれているという事だというのが持論。
クラックが出るのが悪いと言ってるのでは無い、誤解のなきように。一般的に使いやすいと言われている竿は、ややバットが強めになっている。

色んなタイプの竿を作るとその分色んなことが見えてくる。色んなことが見えてくると竿作りは益々面白くなってくる。
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by kurirod | 2015-06-04 12:41 | 竿 | Comments(0)