竿屋の独白

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2015年 07月 30日

もしかして?

首を長くして待っていたフェルールが届いた。
前回のブログをアップして、帰るか・・・と玄関からポストを見たら何か入ってる。またチラシかと思い、郵便受けを開けると国際郵便の封筒だった。
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電気を消した工房に戻り(と言っても4歩ほど)、封筒を開けて見ると、事前にもらった連絡の通り二重のインシュレーション付き封筒に、さらに発泡の梱包材にくるまれたフェルールが・・・・。
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国際宅配便で送られてきた時は、たしか消費税を取られたように記憶するが、郵便だと黙ってダイレクトにポストに放り込まれるのか? 料金は郵送だと宅配便の半分。そのかわりと言ってはナンだが、ちゃんと届けたという確認はしない。「ちゃんと届いて当たり前」というのは多分日本だからこそなんだと思う。

さ、始めるか!

3~4日すると、もう一つ封筒が届くハズ。大きな声じゃ言えないが、実はこっちの方が待ち遠しい。
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by kurirod | 2015-07-30 09:29 | その他 | Comments(0)
2015年 07月 29日

まだかなぁ~

フェルールを発注して2週間が経つ。大きいサイズが混じっていたので、出来上がるのに1週間かそこらかかるというメールをもらった。なんだよ・・・と思いつつも、こればかりはどうにもならない。が、5日ほどして発送の連絡をもらい、「おっ」と期待したがまだ届かない。ケチして一番安いデリバリーでと頼んだのがアダとなったか?
オーダーをいただいた12ft.3Pのシャフトは2日でできちゃったので、いじくりまわしていた9.5ft.もテーパーを修正して削り直した。この時期は気温が高いので接着剤の硬化が早い。室温35°Cなんて真冬の硬化箱の中みたいなもんだからね・・・。
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2Pでも3Pでも、火入れまで済ませたやつをストックしているので、オーダーが入ればすぐに削れる。せっかく納期を短縮する工夫をしてるのに、引っ掛かるのはいつもフェルール。大きいサイズは単価が高いので在庫しきれないでいる。
待ってる間に作れるパーツは作っておこうとグリップも削った。
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けっこう丁寧に削ったつもりだが、丁寧にも程がある。各部を作ってから仮り組み、バランスを見ながら手直ししても2日程度。1日おいて見直すと、ここ、も少し細い方が・・・・なんて事になるのだが、あまりやり過ぎると「ハイ、作り直し。ゴクローサン」となるので気をつけないとね。

それにしても早く来ないかな・・・・・。
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by kurirod | 2015-07-29 13:59 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 27日

終わっちゃった・・・

エド・ワードが立ち上げたOPST 、宣伝用の動画もずいぶん種類が増えて、チェックするとスカジットのシステムに汎用性を持たせたような内容らしい。これなら日本でも定着しそう・・・。だからという訳ではないが、9~10ft. のわりと低番手の2ハンドロッドをヘッドが投げやすいようにいじくり回していた。一番最後は 9.5ft. 。

さんざんあータラ、こータラやった挙げ句、一度本組みしたやつのストリッピングの位置を変えてやっと納得。ま、できる事はやり尽くした感がある。
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左から 9ft.270gr. 、10ft.330gr. 、9.5ft.300gr. (スカンジヘッドで)。
コンセプトは「どーせヘッドを使うんだったら、竿、短くたってイーじゃん。必要な距離は簡単に出ちゃうんだから」。今までのスカジットのシステムは本流の大場所以外、どこで使うの?という感があったが、OPSTのコマンドヘッドは 150~475gr. のラインナップ。個人的には今までWFで攻めていたところでこのシステムを使ったら、釣り方にも幅が出てかなり面白くなるんじゃないかと思うが、どう思う?
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by kurirod | 2015-07-27 18:23 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 21日

1日にして成らず

台風前に強い向かい風のなかでテストをしたら 480gr. のヘッドがちゃんと展開して、リーダーだけが吹き戻された。が、バックで大きく竿をまわしてやらないとラインが思い通りに持ちあがらない。バットにはそれだけのポテンシャルがあるという事なのだが・・・・トップに振りグセが出やすい。

で、台風が行ってから1日待って再挑戦。紙の上ではイケそうなテーパーだったので、ほぼ無風状態の状況を狙って試投を繰り返したら・・・・300gr. だった。280gr. だとほんの少し軽い。ラインはスカンジ。スカジットなら多分 200gr.くらいかな。そのくらいだと振りグセもほとんど出なくてイイのだが、も少し“ 投げ感 ” が欲しい── という訳でテーパーを微調整。
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新しいシャフトは2日もあれば余裕でできるがフェルールはそうはいかない。もっかフェルール待ち。

竹竿は1日にして成らず、か。
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by kurirod | 2015-07-21 10:52 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 20日

釣果報告

群馬の知り合いというか、友人というか、当工房のサポーター(勝手にそう思ってる)というか・・・・、元トーナメントチャンプ。そんな方からいただきました。写真はめったに撮らないそうですが、ケータイの写真だけどと言って送ってくださいました。
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ラインはSAの九頭竜スペシャル 400gr. だそうです。竿はスペイロッドの 13ft. #8 。この竿 DTX の#9/10でも使えます。
分身なんて大袈裟なことは言わないけど、自分の手で作った道具で楽しんでもらえるのは、やはり嬉しい。
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by kurirod | 2015-07-20 21:01 | 釣り | Comments(0)
2015年 07月 14日

移植完了

こないだトップを折った 9’6” 3P 、テーパーから起こし直してパーツを移植。まもなく完成。
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もう3回か4回目の移植なもんで、ガイドはともかくリールシートなんか良く見ると平らじゃなきゃいけない所がビミョーに波打ってたりする。機能には影響しないのでそのまま使う事にした。

フェルールも同じくらいの使い回しで、外す時にバーナーで炙るもんだからロウ付けが弱くなり、♀の中仕切りが外れてアワをくった。スリットが入っている部分は、移植の度にヤスリをかけるものだからかなり薄くなっている。気休めだけどちょっと小細工をしてみた。
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スレッドの両端に見えているのはラガータンのリビング用のカパーワイヤ。古いハーディーの竿で、フェルールのところだけツイストのワイヤで補強してるのがあるが、9'6" の竿だとちょっと大袈裟に見えたので、細いワイヤをそのまま使ってその上にスレッドを巻いた。ワイヤはスレッドのように融通がきかないので下地の調整が面倒だった・・・・。

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あとは試投してストリッピングの位置を決めれば完成!
前よりは確実にバランスが良くなってはいるが、テーパーからいじっているから同じ重さのヘッドが使えるかどうか・・・・。想定はスカジットなら350gr. 、スカンジだったら450gr. 。

はたしてどういう結果になるのか・・・・こういうのが楽しいんだよネ。

[ 後記 ]
台風が来るというのに試投に出かけた。雨は降らなかったけど、風が強くて川面にさざ波が・・・・。
天気予報ではこの日を逃すと3~4日は雨になるというので強行。正面から風を受けるようにすればなんとかなる。
元のガイド位置はほぼそのままでセット。が、バットのテーパーをかなり変えたのでストリッピングだけは仮止め。5時間近く振り倒して20mm下げるかどうかで3時間ほど迷った。結局下げる事にしたのだが・・・。

予想外だったのはスカンジで 400gr. くらいかと踏んでいたのに 480gr. が平気だった事。もうひとつはミドルセクションの先っぽ 1/3 とトップセクションはも少し強い方が良さそうな事。パーツ類は全部移植なので、フェルールのサイズにシャフトの太さを合わせなければならなかったのが残念な結果になった。WF#7 を入れると、かなりパワフルな感じで問題は無いのだが、ヘッドでアンカーを打つようなキャストをすると、もう少し強いトップが欲しくなる。どこをどういう風に修正するjかはハッキリした訳だ。今度、風が穏やかな日にもう一度試してみようと思う。
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by kurirod | 2015-07-14 18:03 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 03日

スプライサー

梅雨で湿度が高く、竹竿作りにはおもしろくない時期だ。ひとことに “ 釣り ” と言ってもところ変われば対象魚も道具も環境も変わる訳で、日本はこういう気象環境なのだからその中で使う道具を作るのに時期を選ぶのか、という見方もアリだけど、やはり時期は選ぶ。
しかし、これだけ季節によって湿度の差があると、ちょっとやりにくいね。この話は長くなるのでそのうちにまた・・・。

で、今回はスプライサーについて。こないだランニングラインにループを作るのに、ブレイデッドの芯をスプライスしなければならないやつがあった。PVCコーティングの新しいものなら溶着で済むのだが、ちょっと古くなると着きが悪くなって、すぐ剥がれてしまう。
スプライスにはミシン針を使うが、これが細くて使いずらい。ホルダーがあったらイイのに、という訳で作る事にした。材料はこれだけ。
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ミシン針は工房で使っている#11を利用。ピンバイスは近所のホームセンターにあった一番安いやつ。
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買ったばかりのバイスの先端はこんな。ミシン針の太い部分は2mm 径。当然これでは使えないので加工。旋盤で2mm のボア抜き。
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針を固定する部分は面を取ってある。丸なら四方から締められるので問題はないが、どうしても三方からしか締められないのでちょっと不安があった。やってみたらけっこうシッカリ固定できてズレない。やれやれ・・・。
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使わない時にはこうしておけば針をなくさずに済む。このまま筆と一緒に立てておけばいい。
こうやって使う。
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これなら人差し指と親指だけで針を持つよりもっと安定した作業ができる。芯に針を通すのって、けっこう力が要る。ループを作る時はラインの一方を固定して、スプライスするところに針を刺したら、針とラインが一直線になるようにしてからホルダーのケツを真っすぐ押すようにすればいい。リーダーを直結する場合は平らなところでラインの断面に針を通す。少し回しながら押すといいみたい。〆て762円と10分。
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by kurirod | 2015-07-03 14:10 | 道具 | Comments(0)
2015年 07月 02日

尺!

久々に羨ましい画像をいただきました。大阪在住のオーナーから、北陸の川で掛けた尺モノです。
シングルハンドでこのサイズだったら、かなり楽しめたんでしょうね・・・い~なぁ~。
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あれ?グリップの先に濃い色のラッピングが・・・。どうやらオーナーがご自分でフックキーパーを巻いたようです。うまいもんですね。そういえばこの方ロッドビルディングもすると言ってたなぁ。
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このフックキーパー、使う人とまったく使わない人がいる。使わない人はリーダーをリールに掛けて折り返し、ストリッピングかその上のスネークにフライを掛ける。メリットは、必要な長さのラインをすぐに引き出せること。気をつけなければいけないのは、リールにまわしたリーダーが外れてフライがどっかに行っちゃわないようにすること。ま、どうやっても大した違いは無いと思うのだが・・・。
道具として竿を見た場合には、キーパーが付いてる方が親切なんだろうね、きっと。
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by kurirod | 2015-07-02 10:43 | 釣り | Comments(0)