竿屋の独白

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2016年 10月 18日

復活!

こいつを買ったのはずいぶん前になる(10年以上)。長さを調節してロックできるようになっているのだが、ロックの部分がプラスチックで常にテンションがかかっている状態なので、倒れると簡単に壊れた。
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何回か展示会に持って行ったのだけど、一応長さを固定できるようにはして工房での保管用になった。
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自分で言うのもナンだけど、よくやったよなぁ・・・こんなこと。

最近になって誰かがシェアした FB の記事で、数量限定だけどパーツの別売りをしているのを知った。迷わず購入。パーツは頭とケツとロック機構の部分のセットなんだけど、使うのはロック機構の部分だけ。作業は簡単。交換する部分を切り落として、新しいやつをかぶせて接着するだけ。たった5分の作業で十数年ぶりに生き返った。しかし、何で今頃? 廃盤になって何年も経っているのに。

とまれ、完全に機能を回復できたので、今度は2ハンドのデモロッドでも入れようか。スプライスやフェルールのやつ、けっこう作っちゃったのよね・・・・。
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# by kurirod | 2016-10-18 17:34 | その他 | Comments(2)
2016年 10月 09日

新規開拓

深谷に引っ越してきて 25 年ほどになる。東に荒川、北に利根川が流れ、利根川より少し近い荒川にはちょくちょく出かけた。当時は河原まで車を乗り入れられたので(今はダメ)、子供達が小学校低学年の頃には散歩や雑魚釣りに連れ出したり、元気だった両親を呼んでBBQをしたりしたものだ。

子供達が成長するにつれ荒川からは遠ざかり、休日にはオヤジだけが神流川の上野村に出かけるようになった。しかし、これもダム建設が始まるまで。山間の上空にパレットを下げたヘリが飛ぶようになるとウンザリ。ダムが完成すると、けっこうなサイズのヤマメが釣れた渓はほとんどがダメになり、上野村界隈は工事車両のため道路が整備され、ダムの補助金で色々な施設ができ始めてだんだん足が遠のいていった。

次に行くようになった川は利根川。隣町の熊谷でショップを見つけ、時々行くようになってポイントやら河原への下り口やらをおしえてもらってから。会社を早期退職し、竿屋になって数年が経っていた。
ちょうど 2 ハンドロッドに手を出した頃。あ~れ~か~ら~十ウン年!(きみまろ風に)。紆余曲折の末、何となく定番の練習場になったのが荒川と利根川の河原なんだけど、惜しいことにどちらも右岸。どこかにイイ左岸はないものか、と走り回って見つけたのがここ。
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道路から河原へはコンクリートのスロープがついているが、下りるとすぐに草叢。今年の記録的な台風のせいで、雨が流れたところが車が通れるくらいの踏み跡のようになっている。しかし、本流に近づくにつれ溝が深くなってアウト。水辺までは 30m ほど。渇水になるとあと 10m くらいは遠くなりそう。
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テスト用や練習用の竿・リールはできるだけコンパクトにまとめて担がないと・・・・。

ここに下りたのは今回が初めてだけど、土曜だというのに半日居て見た人は 3 人。ロケーションは言う事無いけど、今まで行ってたところから 15 分ほど遠くなる。どうなることやら・・・。
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# by kurirod | 2016-10-09 12:02 | その他 | Comments(0)
2016年 09月 15日

スッキリ

朝、TV の天気予報を見たら、どうやら今日は一日曇りらしい。ならば、と作りっ放しにしていたフェルール仕様の竿をまとめてライン合わせする事にして、昼前から河原に出かけた。
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こないだの台風は河原をきれいに掃除してくれて、ついでに大量の砂を運んでくれた。どこかのバカタレが残していった BBQ の残骸は跡形も無い。

改めてライン合わせをし直したのはこれ。
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もうふた月ほどかかりきりになっていた 11ft. と 12ft. のフェルール仕様。
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上から 12ft. 11ft. 12ft. 11ft. 。今回のデモロッドは下から二番目の 12ft. 以外は全部テーパーから起こし直した。既存のテーパーを整理して、ちょっと気になる部分を修正しただけなんだけど、かなり良くなっていると思う。
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こうしておかないと忘れちゃうからね。
順番に説明すると、

一番上:12ft. #7
作った順番では一番最後。使い方次第だけど 390gr. ~ 480gr. まで使える。無理なく距離を出せるのは 420gr. 。重めが好みだったら 450gr. 。480gr. は動作の切り替えのタイミングが難しくなってくるので、上級者にしかお薦めしない。
トップとミドルは今までより少し強めにしてあるので " 振りグセ " が付きにくくなっている。クセが付きにくくなっても " 投げ感 " が悪くなっては意味がないので、バットのテーパーとガイド位置で調整してある。

上から二番目:11ft. #6
トップとミドルの構造は上のヤツと同じ。330gr. ~ 420gr. の間で使える。無理なく使えるのは360gr. か 390gr. 。

上から三番目:12ft. #7/8
これは比較的バランスが良かった #8 のトップとミドルを生かしてバットを新しくしたもの。ミドルセクションの一部をシェイプして強さを調整した。バットの構造は一番上のと同じ。420gr. ~ 480gr. の間で使えるが、ノンストレスで振れるのは 450gr. 。

一番下:11ft. #6
トップとミドルは上から二番目のやつと同じで、バットの構造も基本的には同じなのだが、ちょっとアレンジしてある。適合ラインは同じ。バットの調子がビミョーに違うのだが、バットだけ交換して振ってみないと違いを感じ取るのは難しい。期待したほどの違いは出なかった。どっちがイイかはお好み次第といったところか。
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これだけのラインを竿 1 本につき 4 回ずつとっかえひっかえすると半日以上かかる・・・・。1 本仕上げたら、そのたびにデータ整理やライン合わせをしとかないとね・・・・反省。

使ったラインは RIO の Scandi Short のフローティングタイプ。太めのモノフィラをつけて使ったが、実釣ではポリリーダーを使う場合が多いと思うので、若干のズレは出てくると思う。オーバーハングの取り方でも変わってくるし、キャストの仕方でも当然変わってくるので、ひとつの目安として見てもらえるとありがたい。
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# by kurirod | 2016-09-15 20:52 | 竿 | Comments(0)
2016年 09月 11日

またかよ・・・

また回り道しちまったぃ。
今まで仮り組みで調子を確認する時には、チノクロスを巻き付けて梱包用のフィルムで固定していたのだが、これだと振ってるうちに緩んできて具合がイマイチだった。たまたま近所のホームセンターで安い合成コルクの丸棒を見つけたので試してみた。
ただの丸棒なので、一度 13mm 厚に切って穴あけをしてから接着し、心金を通して整形した。使い回す事を考えて、汚れ止めのワックスまでかけた。見た目は悪くない。布よりシッカリしてるし・・・。

ところがどっこい。試投してみたらナンかしっくりしない。デキの良かったテーパーをさらに整理してアレンジしたのにナンか変。外して裸で振ると問題は無さそうなんだけど・・・。
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見た目がちょっと変わっているので、あわよくばそのまま本組になんて考えてたけどヤメ! 今まで通り天然コルクで削って本組みした。
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一番上のやつ。

接着剤の硬化待ちももどかしく、河原へ。ナンだよ、全然違うじゃないか!
グリップがほど良くたわんでくれて、全体の調子も予想通り。曲がって欲しいところが適度に曲がってくれて、" 竿の反発力でラインを飛ばす " というやり方を体感してキャストできる。右手で押さない、ボトムハンドを適切に使う、リリースは 1 時か 2 時くらいの角度で・・・・といったスペイキャストの基本がやりやすい。グラファイトほどスピードが無いので、アンカーを打つ時にほんの少し竿を持ち上げるという動作もタイミングがとりやすい。これだよ、これっ。
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左のやつが今回の。
Youtube で色んな動画を見たけれど、力の抜けた滑らかなキャストなのにトルクがあるきれいなループが出ているのは、それほど多くは見られない。これだったらオレでもあんなキャストができるかも、と身の程知らずに自惚れて河原を後にした。

どのスレッドで本組みしよっかな ♪

[ 追記 ]
可能性がありそうな方法や使えそうな材料を見つけると、とりあえずトライして自分で確認しないと納得できない性分なので、何かにつけて回り道が多い。ダメな時はダメな理由を確認するだけのハナシなんだけどね・・・・。つくづくメンドーな奴だと思うけど、今更どうこうする気も無い(爆)。
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# by kurirod | 2016-09-11 18:55 | 竿 | Comments(0)
2016年 09月 04日

おいっ!

先月から変な天気で、クソ暑い日が続いたかと思うと、台風が3個まとめて来たり・・・。
釣りのために遠出をする気にもならず、かと言ってヒマだから下ごしらえでもしとけばイイのにそんな気にもならず。You Tube でイギリスやアメリカのキャスティングの動画をハシゴしていたが、ついにエアコンがヘソを曲げた(どうやら 15 年目にして基盤がイカレたらしい)。PCがある 2 階は、放っとくと室温が 38 度くらいまで平気で上がるので下の作業室に避難。手持無沙汰で始めたのが長物のデモロッドの整理。初期のやつをバラしてリールシートやガイドを回収。
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調子に乗ってデータをいじり直して新しいデモロッドの製作。で、できたのがこれ。
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ほぼ完成はしているが、細かいところの詰めが残っている。今日、やっと詰めが終わった。11ft. #7 が 2 本、12ft. #7/8 が1 本。11ft. の1 本はバットだけの作り直し。たまたま回収したフェルールが同じサイズだったので新規のやつと差し替えてみたりして・・・。
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別々に振ると似たようなアクションだけど、差し替えるとビミョーな違いがわかって面白い。

12ft. には手を焼いた。トップとミドルを少し強めにしたくてテーパーを起こし直したのだけど、当然バットもそれなりに強くしないとイケナイ。どの辺をどういう風に強くしたいのか、具体的なイメージがあったので、そういう構造にした。実は新規の 11ft. も同じ構造。狙いは当たったのだが、確かめる手段がはっきりしない。ラインを通してタメてみたり、素でタワタワと揺らしてみたり、実際にキャストしてみたり・・・・。で、まだちょっと強いかなと少しシェイプしてみたのだが、どうもハッキリしない。しょうがないから土・日にはキャス練に人が集まる河原まで出かけて顔馴染みに振ってもらった。そしたらナンと、シェイプの必要無かったかもというベンドカーブが見えた。
タメたりキャストしたりして出るベンドカーブと、実際にキャストしてみた感覚的なカーブではかなりズレがある。素でタワタワ揺らしてみるのが、キャスト時のカーブに一番近いかも知れない。ラインを通してタメてみるのとはだいぶ違う。
そんなこんなで四苦八苦したけれど、最終的にはガイド位置の調整でなんとか収めた。
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一度試してみた位置(マーキングのところ)からはかなりズレた。強くした分ちょっと重くなったけど、全体の調子はステップアップしたんじゃないかと思う。
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# by kurirod | 2016-09-04 22:28 | 竿 | Comments(0)
2016年 08月 30日

研ぐ

去年の夏だったと思う。前橋のショップに遊びに行って使いやすそうなハサミを見つけた。
安い鋏は 4 ~ 5 個あるのだが、どれもしっくり馴染まない。多少切れ味に問題があっても、どうせ研いで使うから気にはしていないのだが、どれも指を入れるところが小さくて使いにくい(親指が人より太いだけなんだけど・・・)。奮発してゾリンゲンの刺繍鋏を使った事もあったのだが、もともと女性の指を想定して作ってあるのでゴツい男の指に合うはずも無く・・・・切れ味はさすがなんだけどねぇ。
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こいつなら太い指でも楽勝!と、即買い。DR.SLICK の RAZOR SCISSORS 。指の穴と同じくらい気に入ったのが、その構造。ネジで摺り合わせの強さが調整できて、ネジを外せば簡単に分解できる。切れ味は良く、ワインディングスレッドがスパッと切れる。先端まで同じように切れるので、ガイドを巻く時に重宝で、巻き専用で使っていた。
が、ある時指を滑らせて床に落とした。平らに落ちたのは不幸中の幸いだったが、半開きで落としたもんだから摺り合わせの部分が微妙にキズになった。よく見ないとわからないようなキズだけど、その部分は見事に切れない。鬱陶しくてしょうがないのでキズが無くなるまで研いだ。けっこう研ぎ減らしたのでそれなりの量の研ぎ返りが出たが、バフを当てて落とした。そのまま使っちゃうと悲惨なことになるからね。ハサミの場合は鉋の刃と違って摺り合わせの部分に砥石を当てるのは絶対 NG。
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分解できるタイプはこういう時にはすご~く便利。理容室や美容院でプロが使うようなハサミを作ってるメーカーから高価なヤツも出ているが、切れなくなったら研ぎに出さなきゃならないような繊細なものは向いてないみたい。
ハサミだって刃物。切れなくなったら自分で研ぐ! そのくらいのものが気楽に扱えて好きだ。
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# by kurirod | 2016-08-30 20:26 | 道具 | Comments(0)
2016年 08月 28日

フェルール仕様

こないだまで 11ft. のスプライスジョイントに振り回されていたが、やっとまとめ上がったので、次は " 節切れ " が気になっていたフェルール仕様のバットを作り直す事にした。ついでに若干強めの部分やガイド位置も修正する事にした。で、いじり始めたらどんどんエスカレートして、なんのことはない結局テーパーから修正。更に温めていたアイデアを全部盛りしたら納まりがつかなくなって、結局もう1本新しく作るハメになった。
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こいつ。11ft. 3P #7 。
オシャカにしたやつも含めると、もう 3 ~ 4 本目だから勝手知ったるなんとやら。気になっていた箇所を全部修正して、調子を出すためのアイデアを盛り込んで・・・・ナンとトップのデータを間違えた!
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で、当然作り直し。
手間がかかった分、かなりイメージに近いアクションにできた。スプライスで作った 10ft. 3P #5 によく似ているが、グリップ周りが改善されている。

バットだけ作り直したやつは、結局ミドルセクションにも手を加え、ガイド位置も微妙に変更してかなり良くなった。

気が付けばいじくり回してるのは全部 11ft. 。初期のデモロッドからフェルールやリールシートを回収したので、今度は 12ft. に手をつけようかと・・・・。
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# by kurirod | 2016-08-28 22:15 | 竿 | Comments(0)
2016年 08月 18日

えいっ!

台風襲来直前に、 4 ~ 5 年前に組んだフェルール仕様の 11 ft. SWITCH ROD とスプライスの同じ番手を振り比べてみた。作った頃はけっこう気に入ってたやつだったのに、オーバーヘッドの方が投げやすい。ガイド位置の調整で何とかしようと試してみたが、どうにもこうにもバットが強すぎてどうにもならない。まだ " なんちゃってスペイ " で強引に投げてた頃のやつだからなぁ・・・、節切れもしてるし・・・。
散々迷ったんだけど ・・・・ えいやっ!  テーパーデザインからやり直すことにした。
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フォームは新品だし、鉋の刃はビシビシに研いである。やっぱり気持イイなぁ、こういうの!
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テーパー起こしからここまでで、丸 1 日。サンプルがあると早いね。どういう結果が出るのか楽しみだ。
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# by kurirod | 2016-08-18 21:09 | 竿 | Comments(0)
2016年 08月 15日

過払い金のCM?

2ハンドのスプライスロッドがひと段落したので、ちょっと整理してみた。
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どれもデモロッドとして製作したものだが、中には楽しみで作ったものも・・・。このテの道具は数をこなしただけスキルアップするものだから、満足するという事が無い。今度作る時はここをこうしようというところが何かしらある。ダメだというのではない。こうしたらもっと使いやすいんじゃない? という次元のハナシ。キャスティングのクセは十人十色だから、このままの方がイイという人も当然居るハズで、ま、多少の調整はできますヨ、という程度の事かも知れない。
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右から3番目のやつが遊んじゃった 10’ #5 。
順不同で 10・11・12 ft. 、#5・6・7・8 の面々。右端のがこないだまでいじってたヤツで、他のより少しトップが強めになってる。評判は悪くない。

工房では音が無いと集中し過ぎて疲れるのでラジオをつけっ放しにしている。昔、受験勉強する時に深夜放送を聞いていたが、世のオトナ達からは「ながら族」と呼ばれた。今、あれはサブカルチャーにカテゴライズされてるらしい。最近なんとなく耳に残るのが、カードキャッシングの過払い金を扱う司法書士事務所のCM。10、20、30、・・・・とかいうフレーズが妙にリズミカルで気になるのだが、デモロッドを並べてみて長さや番手を確認したら、何となくCMのフレーズを思い出して笑った。このブログもCMっぽい内容だけど、こっちは竹の六角棒。 ご足労いただけばいつでも振れます! ご注文いただければいくらでも作ります(爆)。
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# by kurirod | 2016-08-15 21:54 | 竿 | Comments(0)
2016年 08月 14日

どーもスイマセン

相変わらずの話で、どーもスイマセン(シツコいんだよ、オレ・・・・)。
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途中で放り出すのがイヤでいじくり回していたスプライスの 11’ にやっと名入れができた。と言ってもデモロッドだけどね。

投げては修正の繰り返しで作り込んでいくのだけど、実はこのところスペイキャストのコツを掴めたような気がするノダ。できるようになってみれば些細なことで、いままで散々言われてきた事が少しできるようになってきただけのハナシ。でも、言われなければできなかったことを自分で修正できるようになったのは大きな進歩じゃないか(と勝手に思っている)。

ちゃんと竿の反発力を使って、ティペットまできれいにターンできるようになると竿の見方も変わってくるようで、も少しこの辺がこうなって欲しいというのがかなり明快になったような気がする。少しステップアップしたかしらん? 益々楽しい竿作り、ってか! ちょっと気分がイイのでお許しあれ(笑)。
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# by kurirod | 2016-08-14 20:22 | 竿 | Comments(0)
2016年 08月 03日

新調!

プレーニングフォームと鉋の刃を 2 枚新調した。
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右のは裏押し済。これをしないと、いくら研いでもちゃんとした刃がつかない。

フォームは PUSH&PULL のタイプをもう 15 年くらい使っている。一番初めのは、カーマイケルのところから取り寄せたやつが一本キャンセルになったんだけど、どお? と言われて引き取ったやつ。これはティップ用の溝が削れて無くなっちゃったのでお蔵入りにした。

次に入手したのは LEON で販売していたワンピンタイプ。ギャリソンモデルのアレンジ版のような構造なのだが、削り方がヘタだったので、きちんと締めたはずのピンが微妙に動いて精度を出すのがたいへんだった。スウェルバットを作るようになると専用のフォームが必要になり、2ハンドロッドに手を出すと、ワンピンタイプだとバットが削りきれなくて(ピンが太い)、結局 PUSH&PULL のタイプに落ち着いた。

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左はかなり研ぎ減ったやつ。あと 7~8mm は使えそうなんだけど、ここまで減ってくると焼きが甘くなってくるようで、刃は付くけど長切れしなくなって、すぐ交換しなければならなくなる。日本製の SAMURAI というスタンレー用の替刃が出ていて、これは合わせになっているのでかなり刃持ちがいいのだが、仕上げに使うとフォームまでサクサク削れてしまうので粗削りに使っている。

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これは愛用の左手。いつからか手首に小さなコブが現れて、だんだん大きくなってきた。指先に力を入れなければならないような仕事をしてるとできるらしい。ナントカいうレッキとした病名(?)があるそうで、聞いたのだけど覚えていない。痛くも痒くもないので放ってあるが、ちょっと気になる。こいつばかりは新調するわけにはいかないので、使い続けるしかないんだろうなぁ・・・・。
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# by kurirod | 2016-08-03 20:27 | 道具 | Comments(0)
2016年 07月 24日

ヤマドリスペシャル顛末

いただいたコンプリートでどのくらいのパターンが巻けるのか挑戦してみたけれど・・・。

ウィングをつけようとすると #10 フックが一番バランスがとりやすいみたい。フックの形も影響してるけど #8 だと使えるクイルが極端に少なくなる。ボディーはどうしても他の材料じゃないとカッコがつかないようだし。死ぬほど巻けると思ったが、同じようなパターンばかりじゃ気持が萎える(爆)。

やはり、このタイプしか無いかなぁ・・・。
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# by kurirod | 2016-07-24 12:17 | フライ | Comments(0)
2016年 07月 17日

ヤマドリスペシャル

ちょっと前に " 手土産 " で貰ったヤマドリのコンプリート、尻尾の羽根はキジと同じ使い方だと判断したのだが、しこたまのボディーフェザーをどう使うか困った。すぐに思いつくのはウェットのスロートだけど、そのまま使うとパートリッジのようにきれいにバラけてくれない。机に転がっていた、だいぶ前に買ったハックルセパレーターが目に入ったので使ってみた。なんとかなりそう。
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ちょっとファイバーが細いけど、多めに巻いちゃえばどうにかなるでしょ。
ウィングはセカンダリーを外してペアにして・・・・。
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ボディーは大昔に作ったミンクとウサギの耳のミックスにシルバーのオーバルティンセルを巻いて、マーチブラウン風にしてみた。
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・・・・なんとかなるモンです・・・・。全体にちょっと暗めのトーンだけど、ヤマドリスペシャル一丁上がり!

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そうそう、こないだいじっていた 11ft. のスプライスロッド、設計通りのディメンションで仕上がってはいるんだけど、想定外に強くなってしまったところをシェイプして、なんとかまとめる事ができた。個人的にはパラボリックなタイプが目標だったんだけど、バット側のジョイント部がかなり影響して、ミドルからセミパラボリックくらいになった。スカンジヘッドに 10ft.のポリリーダー(インタミ)の組み合わせだと 420 か 450gr. が使いやすい。#7 ロッド。データを整理して再挑戦かな・・・・。
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# by kurirod | 2016-07-17 19:56 | フライ | Comments(0)
2016年 07月 09日

7'#4

11' スイッチロッドの振り比べに行った。
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スカンジヘッドにポリリーダーの組み合わせを前提とすると、360gr.(23.3g) か390gr.(25.3g)が適当のようだ。

というところで、今回は左端の細くて短いやつのハナシ。これ、 2 年前に作った Angler's Choice の 7’ #4 2P のデモロッド。渓流用が目的でテーパーデザインからやり直した。バットのガイド位置が 2 種類あるのがお分かり? 渓流でポイントを叩きながら釣り上がって行くのを想定して決めたのが本組をしてある方。近距離重視だから 5 ~ 10mになると、だんだんかったるくなってくる。バットはそこそこ強いので、もしかして 10mをノンストレスでキャストできるんじゃないかと思い付いて出したのが仮止めの位置。この位置でキャストすると、バックキャストでもベリーが下がらないで 10m 越えができる。竹竿なのでスピードはそれほどでもないが、トルクのあるループが先っぽのヤーンまで展開しながら飛んでいくのは単純に気持イイ。10m先のポイントにフライをソフトプレゼンテーションできる訳だ!(そんな場合があればね)。その代わりと言ってはナンだけど、ショートキャストにはちょっとしたコツが必要になってくる。
どちらかの位置に決めてしまおうと思いつつ試投すること半年。いまだに決められない。最近は、両方ともアリなんだから無理して片っぽだけにする必要はないんじゃね?と思うようになった。仮組のままにしとこうかな・・・。

どっちにするかはユーザー次第。使う人の好みで選んでもらおう。
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# by kurirod | 2016-07-09 10:52 | 竿 | Comments(0)
2016年 07月 08日

11ft. スプライス・スイッチロッド

節切れがキッカケで作り直した 11ft. 。どうせならとスプライスジョイントでやってみたのだが、やはりフェルール仕様のテーパーをそのまま使うと不具合が生じるようだ。
で、その不具合を解消するためにトップセクションを作り直すことにして、やっとバーニッシュをかけ終わった。
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手持ちのラインで跳んでいた 400gr. 前後のところも思い切って揃えた。
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天気を見計らって河原へ。利根川は鯉釣りのオッサン達が邪魔になってきたので、久々に荒川に行くことにした。
ドピーカンだったのが花曇りくらいになったので出かけたのだが、河原に着くとけっこうな風。どんどん強くなってきて、下から上に吹く風で水面は波立ち、トロでは流れが逆流するくらいになった。
水量は例年並みか少し多めくらい。利根の水ばかり見ていた目にはとてもきれいに見える。
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風に負けないようにと力んだキャストになって、テストとしては最悪だった。が、スプライスジョイントはフェルールと比べると、ジョイント部を気にする必要がほとんど無いので心置きなくブン回してやった。それだけ振ってもクセはほとんど出なかったので、全体のバランスは良くなったのだと思う。
ラインは RIO の Scandi Short フローティング。オーバーヘッドでベリーが下がらないように投げられるのは390gr. まで。スペイキャストだと 450gr. でも使えるけど、そこそこ軽快に投げられるのは 420gr. までかなぁ・・・。スカジット系は OPST の 250gr. のボディーに 90gr. のモウティップだとノンストレスで気持良かった。いずれにしても、風が無い時にもう一度やりなおそうと思う。
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# by kurirod | 2016-07-08 10:40 | 竿 | Comments(0)
2016年 06月 29日

11ft. その後

本組が終わり、バーニッシュもとりあえず3回塗り。
降り続いた雨も上がったので、早速試投に利根川へ。増水してようが濁ってようが、どうせ魚が目当てじゃ無い。むしろ条件が悪ければ鯉釣りのオッサン達がいなくて好都合・・・と思ったのだが甘かった!

河原に車を乗り入れ、リヤゲートを上げて竿にテーピングをして顔を上げると、ナンと! 20 メートルほど下に車が。地元の鯉釣りのオッサン。ローカルルール丸出し。「ここはオレ達がいつもやってるところだ」とばかりにごついぶっ込みの仕掛けを放り込んで竿掛けを打ち込んでいた。
ラインを選んでリールを装着し、顔を上げるとななナンと2人目の車が。いやはや・・・・。

竿の曲がり方はこんな感じ。
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バット側のジョイント部分が少し突っ張り気味で、フェルール仕様だとかなりパラボリックなのがセミパラボリックくらいになっている。振った感じは悪くないのだが・・・・。
まだスカジットラインは試してないが、スペイキャストではスカンジナビアンの 450gr. がベスト。オーバーヘッドで投げるなら 380gr. くらいが限界かも。360gr. だと軽めな感じだけど、400gr. だとバックキャストでベリーが下がる。バットのテーパーを微調整する必要があるかなぁ・・・?

それにしても雨後の利根川はキッタネー。大小さまざまなゴミが流れてくる。発泡スチロールの容器やペットボトルなんか当たり前。生活ゴミの入ったビニール袋や、キャンプで使うアルミを貼った発泡のシート、レジ袋に小さな立ち木が丸ごと、葦のかたまり、etc・・・・・。まるでドブ川。ま、こんな川でもニジマスやヤマメが釣れたりするんだけど・・・・・。
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# by kurirod | 2016-06-29 10:36 | 竿 | Comments(0)
2016年 06月 27日

節切れ

気に入っていた 11ft. #7 3P のバットが節切れした。ちょっと前から振ると妙なキシミ音がするようになって、チェックはしてみたんだけど原因を見つけられなかった。バットのフェルールが3~4回目くらいの使いまわしなので、その辺りを重点的に調べてみたが異常は無かった。まさか節切れとはね・・・。
だんだん疵が大きくなってきて、浮いてきたのでやっと気が付いた。どうやらモノフィラのランイングラインでスカジットヘッドを試している時にスカったのが原因らしい。
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節のところは繊維が通ってないので、無理な曲げ方をすると切れることがある。
気に入ってるアクションなので補修して使えるようにはしたが、やはり気になる。で、これをキッカケにスプライスジョイントで仕立て直す事にした。バランスのいいテーパーなので、いつかやってみようとは思っていたことだし。

どうせ作り直すならバットのテーパーをちょっといじって、ついでにリールシートの構造も変更して・・・と欲が出る。
見た目はフツーのバットでフツーのグリップまわりだけど、調子は全然違う。前回作った 10ft. #5 に近いアクションになった。そりゃそうだよね、同じ構造なんだから。
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スプライスジョイントの “Bizarre” シリーズ。10・11・12ft. 。

バットのテーパーのとり方で、ノリのいいストリッピングの位置が微妙に変わる。これを逆手にとるなら、ストリッピングの位置を変えれば多少はアクションの調整ができる。
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今回はベストポジションが予想してた位置とだいぶズレていたので、探し出すのにちょっと時間がかかった。適合ラインを確認するのは本組してから。
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# by kurirod | 2016-06-27 12:43 | 竿 | Comments(0)
2016年 06月 12日

やっぱり楽しい

竹2本を裂いた束と、残っていた 3P 1 セット分(12ft. 用)の曲がり直しがやっと終わり、火入れをした。
真夏になってからじゃやりたくないからね。窓を全部開け、換気扇とサーキュレーターで使っている扇風機を回したんだけど、やっぱり暑かった。室温計は 30° を超えたまま。
4 時間ほどかかって 3 回火入れをしたら、終わったのは 4 時過ぎ。天気予報じゃ夜になってから雨ということで、イイ感じの曇り空。行かないては無いでしょ、すぐ出れば夕マヅメに間に合う。という訳で、矢も楯もたまらず利根川へ。
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場所は前回釣ったのと同じ。河原まで車で入れる一番近い所。予想通りかなりの減水。ま、いいか、竿が振れれば、と思って 4 投目くらいにあっけなく手ごたえあり! ニジだけどね・・・・。前回より少し小さめで、ちょうど 30cmくらい。ライズはひとつも見えなかったが、こんな日は明るいうちからポツリポツリとヒゲナガが出る。なのでフライは迷わずこんな時用に巻いた羽化寸前のパターン(のつもり)。
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ニンフ用#10 フックにキジのセンターテイルで巻いたメイフライ風。
竿は毎度の Bizarre 10ft. #5 スプライスジョイント。ラインは不精してOPST の 200gr. に 85gr. のインタミティップ。減水してたら立ち込めば流心に届くと思ったんだけど、手前の緩いところで小手慣らしをしてたら釣れちまって拍子抜け・・・・。

ほんの 4 時間ほどだったけど、これだけイメージ通りに釣れるとたまらん。やっぱり釣りは楽しい!!
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# by kurirod | 2016-06-12 21:56 | 釣り | Comments(0)
2016年 05月 29日

えっ?

今年の春先、ペットのゴールデンハムスターが天寿を全うした。この夜行性の齧歯類は上の娘が「セールで出てた。 600 円!」と連れてきたのだが、世話はほとんどせず、かいがいしく面倒を見たのは下の娘だった。ワタシは夜中にケージから出して、手や肩に乗せたり腕の上を歩かせたりして遊ぶだけ。けっこう楽しんだ。
来てすぐに命名「大福」なんてやってたけど、その名前で呼んでるのはついぞ聞いたことはなかった。

ふた月ほど前、「やっぱり居ないとナンか寂しい」とカミさんが新しいのを見つけてきた。やはりゴールデンのメス。ケージの前に腰かけて眺めるだけだったのに。

先日そんな彼女から中敷のパインチップを買って来いと仰せつかった。近所にはホームセンターが三つある。一番近くて大きなところに行ったら駐車場が満車だったので、二番目に近いところへ。ここは一番古い店だけど、どうやらペットコーナーはだいぶ前に縮小してしまったらしい。仕方がないので大きいけれどちょっと遠い店まで足を延ばした。

前振りが長くなったけど、ここで見つけた。釣り用の「合切袋」に使うつもりで探していたバッグ。
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近所のカバン屋など、目ぼしい店を探してはみたけれど適当なのが見つからず、ショップの高いやつを買うしかないかなと諦めかけていたところだった。それは何気なく見たバッグコーナーにぶら下がっていた。けっこういろんな種類のやつがあったが、同じメーカーのものらしく、どれも黒のポリエステル製。値段はホームセンターらしくずいぶん安い。選んだやつの値札を見て目を疑った。ナンと本体価格 980 円! 作りはまあまあ。一応防滴仕様にはなっているようだし使い勝手は良さそう。思わずライズ!
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値段が値段なのでチープな感じは否めないが、どうせ河原で使い倒すつもりだから機能優先。けっこうな数のフライボックスと小物を収納しても、まだリールの 2 ~ 3 個は入りそう。背中から前に回して中を見る時にも中身をぶちまけないで済みそうだし・・・。

もうずいぶん前からベストのポケットは空っぽのまま。ウェーダーやシューズは仕方ないとしても、ちょっと竿を出して見ようかななんて時に、ベストは大げさだし鬱陶しいので使わなくなって久しい。
これなら気が向いたときに竿と一緒に引っ掴んで、気楽に出かけられそう。釣行の回数が増えるかどうかは疑問だけどネ。
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# by kurirod | 2016-05-29 14:20 | 道具 | Comments(0)
2016年 05月 27日

犯人は・・・

ミステリー小説では犯人は必ず現場に戻ってくる事になっている(現実はどうなのか知らないが)。
で、毛鉤釣り師はイイ思いをした毛鉤を量産する傾向があるようだ(少なくともワタシの場合は)。
その毛鉤で良く釣れたというのは、釣りをした時刻や天気や水の具合や流し方や時期や・・・つまり、色々な条件がたまたまいい方向で重なっただけの事なのだろうけど。

毛鉤釣りは3回楽しめる。釣行の前支度をする時、釣りをする時、帰ってから当たり毛鉤を巻く時。こんなに楽しめる遊びは、そうたくさんは無いと思う。が、一つ目と二つ目は他人に見られても問題無いけど、三つ目には注意しないとイケナイ。毛鉤を巻きながらニタニタと思い出し笑いなんかしている図は、知らない人が見たらどう見ても不気味じゃないか? 真剣な顔しているならまだしも。

ま、巻いてる時はそんな事に気を遣わないけどね。
そんなこんなで三つ目を思いっきり楽しんでみた。前回書いたニジを掛けた時のウェットフライ。
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実際に使ったのはこのパターン。ニンフ用の#8フックだけど、ウェットを巻いてみたらナンか良さそう・・・。掛りも悪くなさそうだし。
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こいつはシングルサーモンの#10。
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これが由緒正しいウェットフックの#8。
同じ材料で同じ巻き方をしているのにフックの形が違うだけで雰囲気が変わる(と勝手に思ってる)のが面白い。

こんな事にうつつを抜かして、浮世のゴタゴタを忘れていられるのはアホなのかノーテンキなのか、それともただの精神的発育不全なのか・・・。とにもかくにも一瞬のシアワセな時間であることには間違い無い。
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# by kurirod | 2016-05-27 13:23 | フライ | Comments(0)