竿屋の独白

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2016年 05月 25日

たまには釣りでも

このところ何かと慌ただしく、ちょっと落ち着いたら今度は連日真夏日で、竿を振りに行く気にもならなかった。
今日は久々の曇りで気温もそれほど高くなく、河原に行くには絶好の天気。で、昼から近所の利根川へ・・・・。

目的はキャス練。気が向いたらフライでも投げてみようかな、とスケベ心も忘れない、あはは・・・・。久々に2ハンドロッドをつないだ。なんとなく振り方がぎこちない。フェルールのやスプライスのやつを4本ほど組み立てて、まずは感覚を取り戻す。流れの感じはイイんだけど、こんな昼間っからライズなんてある訳も無く・・・。まして河原まで車で入れるところだし。
スカンジヘッドにポリリーダーという組み合わせでライン合わせをするつもりだったんだけど、なかなか思うようにならない。飽きてきたのでフライをつけて気分だけでも魚釣り・・・だったのだけど。
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釣っちまった。目の前でライズなんかするから。
竿:Bizarre 10’ #5 3P スプライス。ライン:Scandi Short 270gr. に 10’ のインタミポリリーダー。
時間は 16 時頃。ライズはこれひとつだけ。雲行きが怪しくなってきたのでさっさと帰ってきた。

30センチくらいのニジ。尾びれはきれいに丸いが丸々と太っていて色は銀色。きっと上から落ちてきたヤツだろう。ライトタックルだとけっこう楽しめる。流心からは外れたところで掛けたけど、流心にはオネエサンクラスのやつが居るはず。滅多にライズはしないけど。そのうち挑戦してみるかな・・・・。
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# by kurirod | 2016-05-25 18:48 | 釣り | Comments(0)
2016年 05月 19日

断捨離

2000 年の 1 月に退職して工房を立ち上げてから、何故か釣行の回数が激減した。不思議とその気にならない。釣りに行かないからウェーダーやシューズも傷まない。傷まないが素材の劣化はどんどん進む。

数年前 2 ハンドロッドにハマってから、竿のテストの時に水に入らなければならなくなって、ヒップブーツを引っ張り出したが水漏れ。どうやら縫製の部分や硬さの違う素材のつなぎ目かららしい。面倒だけどウェーダーにするか、とウェストハイとシューズを引っ張り出した。ところがこいつも水漏れ。ピンホールができたときみたいにジワジワと知らないうちに濡れている。まだ勤めてるときに買ったヤツだからねぇ・・・。もう修理する気にもならない(笑)。

役には立たなくなったが、こいつらとの思い出はたくさんあるので簡単には捨てられない。去年はシューズ、今年はウェーダーと新調したのだが、ぐずぐずとためらっていた。
が、最近とうとうPCを買い替えなくならなくなったのを機に処分することにした。
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サヨナラだけが人生さ・・・・・。
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# by kurirod | 2016-05-19 13:00 | 道具 | Comments(0)
2016年 05月 03日

熱出そう

9年ほど使ってた PC が、いよいよ危なくなってきた。何かにつけてサポートを頼んでる若者に話したら、普通は5~6年もてばイイ方なのに9年は使い過ぎでしょ、と言われた。
そんなこと言ったって、まだフツーに使えるんだから・・・。ま、ぼちぼち兆候は出てたんだけどね。

6~7年目くらいに起動したときのファンの音が大きくなった。これは CPU と放熱板の間に入ってるグリスが劣化したからだということで、グリスを交換して解決。その次には電源が入らなくなった。電源関係は劣化が早いらしい。近所のPCショップにかついで行って診断してもらったら買い替え時だと。でも、起動してしまえば、あとは何の支障もないのだからと食い下がったら裏ワザをおしえてくれた。が、正しい対処の仕方ではないので、やるならご自分でどーぞ、だって。しょうがないから自分でやった。その後は順調。

その時はさすがに買い替えを考えたが、何事もなく使えるようになったのでズルズルと・・・・。のど元過ぎれば ── というやつ。しかし、昨年あたりから異変が。まず Outlook のメールの仕分けができなくなって、少しだけ不便になった。しばらくすると、今度は動画サイトがおかしくなった。いきなり音が出なくなり、そのうちエラーメッセージが表示されて動画が見れなくなった。Outlook では「削除済みアイテム」や「迷惑メール」フォルダを空にするとケースの中で警告音が鳴るようになった。前述の若者に話したら、とうとうマザボが限界らしい。やれやれ・・・・。
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そんな訳でとうとう買い替えた。イテテッテの大出費!

使い慣れた Vista から、いきなり Win.10 を使うハメになった。クラウドが当たり前になっちゃったもんだから、PC の環境が全く変わってて、モロ浦島太郎状態。32 ビットが 64 ビットになったり、当たり前に使ってたアプリが無くなっちゃったり、サーバーのアクセスを設定し直したり・・・・。

引っ越しはまだ半分も終わってない。熱出そうだぃっ!
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# by kurirod | 2016-05-03 10:46 | その他 | Comments(2)
2016年 04月 19日

春!

ナニやら慌ただしくしているうちに、工房のスズランが芽を吹いた。
坊主頭の伸び始めみたいに枯葉の下からツンツンしてきたのを見つけたのは、まだ朝晩が寒い頃だった。
これからが伸びるの早いんだよなと思ったのだが、気がついたらもうこんな。
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去年の実が干乾びて残ってる・・・・世代交代?
工房には群れが二個所あるが、一つは午前中しか陽が当たらず、もう一つは午後しか当たらない。
午後組の方が成長が早い。正直なもんダ。
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午前組はやっと蕾が付き始めたくらいなのに、午後組の方はもう咲き始めている。

書いていてちょっと教訓めいた事が浮かんだが、ジジーが人生の先輩ぶって言いそうな事だと気がついたので止めとく。
世間で何があっても、個人的にどんな状況でも、毎年判で押したようにちゃんと咲いてくれるのが単純に嬉しい(やっぱりジジーか・・・あはは)。
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# by kurirod | 2016-04-19 10:07 | その他 | Comments(0)
2016年 04月 03日

あのサ・・・

朝、工房に来て2階に上がったら、腰窓のすぐ下の壁に煙草の箱よりひとまわりほど小さい黒いものが付いていた。真っ黒クロスケ? 小さなコウモリだった。
ちょっと前の夜、ガイドを巻いていたら視界の隅を黒いモノがひらひらと横切った。あ、天井でカリカリやってたのはこいつだったのか、と納得。どこに行ったのか目で追ってみたが、見つからなかったのでそのまま作業を続けた。見つけたのはそれから3日目の朝だった。
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聚楽壁にとまったまま絶命していた。多分餓死。ここにはエサになるようなものは何も無いし水も無い。むくろは小さく、紙のように軽かった。
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両手のツメを壁のわずかなデコボコにひっかけて、しがみつくようにとまっていた。
両足と尻尾はこんな感じで折りたたんでいる。胡坐をかいて座っているみたい。
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まだ子供のようだけど・・・運が悪かったネ。

小さな亡骸を見ていたら、昔、カナダのスポーツ大会で起きた死亡事故で、若い大統領が出した声明を思い出した。「今回は不運にもカヤック競技の事故で数名の若者が亡くなった。若者は色々な原因で死ぬものだが、ドラッグや交通事故に比べたら良い死に方ではなかったろうか」といった内容だった。
釣りをしていて事故に遭ったら、やはり “ イイ死に方だった ” と言われるのだろうか?

ゴミ箱にポイとやるのは気が引けたのでハムスターの隣に埋めてやった。
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あのサ・・・ナンか切ない・・・陽気のせいか?
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# by kurirod | 2016-04-03 11:06 | その他 | Comments(2)
2016年 03月 22日

ズルッ

仕事が一段落ついたので竿を振りに利根川へ。竿振りはもう 2 週間以上ご無沙汰している。
最近テストでヤーンを投げてる所、流れの具合がそそるので、そのうちちゃんとフライを投げてみようと思っていた。今日はいろいろ都合が良かったのでネオプレーンのチェストハイを持って行った。

いつもは長靴でくるぶしくらいまで入ってフローティングのヘッドを投げる。今日はシンクティップで流芯狙いなので太ももくらいまで立ち込もうとしたら・・・・ずいぶん浅い。が、10mくらい入ったところで急に深くなりはじめた。流芯まで25mくらい。楽勝!と思ったら届かない。使い慣れないシンクティップなんか入れたもんだからタイミングがとれない。ランニングラインはモノフィラじゃないから抵抗が大きくて、飛んでったヘッドが引っ張られて落ちる。ダメだこりゃ、とモタモタしてたら根掛かり。ゆっくり竿を上げると動く。ゴミか・・・引きずり上げて外そうと岸に向かって歩き出すと・・・・あれ、動いてる? ラインをたぐると寄ってくる。背中が見えた。コイ?それにしても・・・。なんだこいつかっ!
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# by kurirod | 2016-03-22 19:04 | 釣り | Comments(0)
2016年 03月 01日

おしゃれ?

ちょっと事情があってスプライスの竿ばかり持って管釣りに行った。
スプライス・ジョイントに挑戦してから通算すると、2P と 3P を1ダース以上削っている。作るたびにスプライス部を保護するプロテクターをシャフトの断ち落としで作っていたが、さすがに適当な断ち落としが無くなってしまったので、裸で持ち歩いた。が、意識しなくても何となく気になる。しょうがないからプロテクターを作った。もうめんどくさい、木でイイやということにしたが、どうも安っぽい。あり合わせの材料で何とかしてみたらこんなふうになった。
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ちょっとおめかし・・・・。

管釣りの方はボ! ラインもフライも川用とテスト用しか持ってかなかったから当然といえば当然。デートしたお客さんは、フローティングのスカジットヘッドにタイプⅢのシンクティップというシステムで、竿はBIZARRE12ft. #7 3P 。エッグやウーリーバガーもちゃんと用意していて 50 ~ 60 cm のニジをいくつか掛けていた。竿の曲がり方を見ていると、セミパラボリックのアクションなのにバットはたいして曲がっていなかった。意外と強い。ワタシは新作の 10ft. #5 3P にフローティングのスカンジヘッドで止水のキャス練。距離だけなら 12ft. と大して変わらない。が、360gr. が無理なく振れたので、番手指定は #5/6 に修正した方が良さそう・・・。
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# by kurirod | 2016-03-01 19:39 | 道具 | Comments(0)
2016年 02月 26日

記録更新?

ちょっと事情があって、かなり集中して組んだら製作期間が記録的!
下ごしらえはしてあるので、テーパーが決まればすぐに削り始められるのだが、グルーイング時の曲がり・捩じれの具合や、削る時の精度など、時間をとられる原因はたくさんある。今回は全ての工程がかなりうまくいった。スプライスだからフェルールを打ったり調整したりという手間が不要だったのも、オイル仕上げにしかできなかったことも時短の要因。
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急いだとはいえ、それなりに色んな工夫が盛り込んであってイイ結果が出ていると思う。

“ BIZARRE ” 10ft. #5 3P SPLICED

ライン番手は RIO の設定に基づいている。ホントは#4・5・6 と表示したいところなんだけど、使いやすい重さがほとんど#5 の範囲なので単番手の表示にした。それでも 100gr. の幅があるんだけどね。

[ 追記 ]
本組みしたやつでテストをしてみたら予想に反してかなりパワフル。使用したラインは RIO のSCANDI HEAD。試しに様子を見てみようと入れた 360gr. がエラく具合がイイ。竿の曲がり方が気持よく、無理無くきれいなループで軽く 20m 越え・・・・。調子に乗って 400gr. を入れたらさすがに重かった(笑)。
テーパーの小細工のせいか、ラインによって右手のグリップの位置が微妙に変わる。
330 と 360gr. ではグリップの先端、240 と 270gr. では手のひら半分くらい短く握るとラインのノリがいい。300gr. が境目のようで、これだとどっちでもお好み次第といったところ。
こいつ、今まで作った竿で一番かも・・・・。
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# by kurirod | 2016-02-26 10:41 | 竿 | Comments(0)
2016年 02月 24日

10ft. SPLICED

このところ 10ft. 3P のスプライスジョイントに熱中している。確定申告が迫っているというのに・・・・。昔、定期テストが迫ってくると何故か本を読み始めたけど、ま、性格はいくつになってもそうそう変わるもんじゃないね。
で、最初の試作がこれ。
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ちょっと遊んじゃったので、ずいぶん手こずった。「クセっぽいけど面白い。こういうのが楽しい」という評価をいただいた。作る方も楽しかった(笑)。初期のデータを使ったので、竿としてなんとかまとめるのが精いっぱいだった。なので、すぐ次のやつに手を付けた。今度はフェルール仕様の気に入ってるやつをベースにした。
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課題はバットのテーパー。バットの調子が変わると、それだけで別モデルじゃないかというほど印象が変わる。キャスティングスタイルによっても向き不向きがあるようなので、そのへんを作り分けられるようにしたかった。
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削り始めて 3 日でここまで。脅威のスピードだね・・・・(爆)。300 か 330gr. が快適。テーパーを変えると当然曲がり方が変わるから、ストリッピングの位置も変わってくる。前のと比べると少し上がったかな・・・・。
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一番下のは 12ft. 3P SPLICED の最終型。

スプライスのジョイント部もかなり理解できてきたと思う。強度不足ということが無くなった。意外とデリケートなことも。こないだ計算してみた。理論上はスプライスした面を 0.1mm 削ると、重ねる長さを 約 2 mm 長くしないと同じ強度にはならないようだ。両面だと 約 4 mm 。馬鹿にできない。ペーパーの当て過ぎに注意!
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# by kurirod | 2016-02-24 13:34 | 竿 | Comments(0)
2016年 02月 16日

SWITCH ROD

2 週間ほど前、利根川で「10 フィートで 280 グレインが使えるスプライスの竿があったら面白そうだよネ」という呟きを聞き、なるほどねぇ~と思った。12ft. 3P #6/7 スプライスのデモロッドをひっ掴んで、どういう反応があるか、ちょっと楽しみにして行ったのだが・・・・。

でも、12ft. はもう 4 本目だったので呟きの方が気になり、工房に戻るとすぐに作業開始。データは以前製作したフェルール仕様のがふたつある。何種類かテーパーを起こして試作し、その中から選んで遺した 2 種類から細めのトップの方を選んだ。ちょっとファースト気味のやつ。
スプライス仕様で製作し、ペーパーで間に合うくらいの修正をして 1 回目の仮り組みをしたのがこれ。
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パラボリックにしたかったのでバットだけは新たにテーパーをとり直したが、まだ強め。ストリッピングの位置もここまで下げないとノリが悪い。
なので更に修正。曲がり方を見ながらペーパーでシェイプする地味~な作業の結果、なんとかイメージに近づけた。これ以上はムリというところで止めといた。ヘラ竿になっちゃう。
調子が変わればガイドの位置も変えないとラインのノリが悪くなる。これも一度位置を出しておいて仮り組みをし、上げたり下げたり数を変えたりサイズを変えてみたりという地味~な作業。今までになくてこずった。
結果はこれ。
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いじくり回しているうちに、こんな感じのグリップってあってもイイんじゃね?と考えたことがあったのを思い出した。その時は単に見た目だけを考えていたんだけど、今回はハッキリ効果を狙った。
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いまいち狙った効果が出ていないような気もするが、テーパーの取り方が原因のようだ。そもそも、こんなライトタックルで使う手法じゃないのかも・・・・。宿題がひとつできた。
手持ちのラインで試してみると、スカンジヘッドで 300gr. 、OPST で 200gr. のフローティングボディーと 10ft. 90gr. のモウティップの組み合わせがベスト。竿を振るというより動かすだけでラインが勝手に飛んでいく・・・・か・い・か・ん!
画像は無いけどグリップは更に細めに修正した。あとはガイドを本組みすればニューモデルとして完成!
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# by kurirod | 2016-02-16 20:25 | 竿 | Comments(0)
2016年 02月 06日

NEW MODEL

Angler's Choice のシリーズにニューモデル。8ft. 3P に#6 が追加。
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リールシートのウッドとグリップの形、スレッドカラーはオーナーのご指定。
昨年末の展示会で「いろいろ振らせてもらったけど、これが一番相性がイイ」と言っていただいたのは#5 だった。できれば#6 が欲しいということだったのでシリーズに追加した。
セミパラボリックで見た目よりパワフル。#6 ならそれなりの遠投を考えているのだろうと気を回してガイドの数はミニマム。期待を裏切らなければいいが・・・。

[ 追記 ]
受け取りにみえたオーナーに工房の前で振ってもらった。若いのにこなれたキャスティングをする方で、思ったよりパワフルだと満足の様子でほっとした。どうも#5 のデモロッドの印象が強かったようだ。トップセクションのガイド、1個減らして大正解!
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# by kurirod | 2016-02-06 21:15 | 竿 | Comments(0)
2016年 01月 27日

やっと・・・

昨年後半からいじり始めたスプライスの 3P が、やっと販売に漕ぎつけそう。
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このモデル。左はパラボリックタイプで 350 ~ 450gr. 、右はこれといった特徴は無いがノンストレスで使えるフツーのモデル。400 ~ 560gr. のキャパシティーがあるが、450gr. が最適。も少し詳しくノーガキを垂れると・・・・。

パラボリックタイプ:バットからトップまで素直に曲がるので、基本通りに竿を動かせば勝手にラインが飛んでいく感じ。スペイキャストでよく言う「スウィープを始めて曲がった竿に一定のロードをかけ続け、方向転換したらラインをリリースする」という教科書みたいなキャストがベスト。

スタンダードタイプ:けっこう “ 優等生 ” だと思う。左手の操作が的確にできるなら、かなり使いやすい。キャスティングはパラボリックタイプと同じだけどね・・・。

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上がパラボリック。下がスタンダード(ガイドは仮留め)。
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スタンダードの方は現在本組み中。
グリップの長さはと形は下の方で統一します。

価格は両方とも¥160,000(本体価格)。12ft. のみ。HPにはまだ掲載してませんが、ご要望があれば承りますのでご連絡下さい。
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# by kurirod | 2016-01-27 17:57 | 竿 | Comments(0)
2016年 01月 13日

確実な仕事は・・・

確実な仕事には正確な道具が不可欠。いい加減な道具で確実な仕事をするのはちょっと無理があると思う。

これ、鉋の刃を砥ぐための冶具。カナダ製で、もう 10 年以上使っている。鉋は刃のスペアを用意いといて、切れなくなったらどんどん交換する。その時に切れ方がまちまちでは困る。同じリズムで同じように切れてくれないと・・・・。便利なんだけどローラ-が砥石の上を転がるので摩耗する。ローラーが摩耗すると刃の両端が余計に砥げて微妙に中央が膨らむ。その刃でプレーニングフォームを使うとフォームの中央が微妙に凹んでくる。デプスゲージはフォームの面の高い部分が基準になるから、中央が凹んだフォームで仕上げ削りをすると設定した数値との誤差が出る。接着すると誤差は倍になるからバカにならない。なんか「風が吹くと桶屋が儲かる」みたいなハナシだけど・・・・。
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板に鉋をかける場合には中央が微妙に膨らんでいると耳が立たなくて具合がイイけれど、竿を削る時にはあまりヨロシク無い。

刃の角度には洋の東西を問わず、硬い材を削る時には鈍角のもの、柔らかい材を削る時には鋭角のものを使うというルールがある。この冶具は単純だけど 3 種類の角度で使える。
ま、フォームの設定通りに削れないというのにはいろんなファクターがあるから、一概に道具のせいにはできないけど。誤差が出る原因と思われるものはひとつずつ潰しておかないとね。
こうやって使う。
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ローラーさえ交換すれば元通り! あ、砥石の平面もチェックしとかないと。
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# by kurirod | 2016-01-13 12:48 | 道具 | Comments(0)
2016年 01月 01日

明けまして

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# by kurirod | 2016-01-01 14:06 | その他 | Comments(2)
2015年 12月 31日

良いお年を

2016 年も今日でおしまい。
今年は後半になってから目からウロコの色んな事があって、竿作りが益々おもしろくなった年だった。
イチバンはこれ。
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シャフトのテーパーとガイドの位置を確実にリンクさせることができるようになったエポックメイキングなモデル。同じ方法を 7ft. のシングルハンドで試してみたら、ガイドの位置が微妙にズレた。ラインを通してみると、とても滑らか。ワンステップ スキルアップできたかも!(ま、自己満足だけどね)。

前にも書いたけど「奥が深い」という言い回しが好きじゃない。アンタが知らないだけでしょ!と思ってしまう。
まだまだ知らない事は山ほどあると思うので、どんどん追求していきたい。「奥が深い」という言葉で解らないことをひとくくりにして隅に押しやってしまうような事はしたくない。

さて、来年はどんなことに出会うのだろう? 皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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# by kurirod | 2015-12-31 11:59 | その他 | Comments(0)
2015年 12月 16日

こないだ立川で開催した「竹のフィッシングクラフト展」の前日、応急で縫った古いタオルケットが予想外に便利そう。
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20 年くらい前に子供達が使っていたヤツだけど、使用感はあるものの傷んでいるわけでは無かったので捨てないでいた。ミシンの針を厚地用の#16 に換え、グルーイングに使う太いナイロン糸で縫った。ダブルステッチで。9 ~ 14ft. の2ハンドデモロッドを1ダース以上入れても余裕! が、けっこう重い・・・・。
行商で持って行くには重宝しそうだ。

「クラフト展」の片付けをしている時に INNOVATION のシリーズが目についた。スプライスの Bizarre ではガイドスペーシングにかなり手こずらされたので、スペーシングはだいぶ理解できたと思っている。で、改めてシングルハンドはこれでだいじょぶなのか?というのが頭をよぎったもんだから・・・・すぐにやってみた。
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竿が長かろうと短かろうと、シングルハンドだろうが2ハンドだろうが、理屈は同じ。だからまったく同じ方法で試してみた。そしたら案の定。余計な仕事が増えた。でも、これを修正すれば INNOVATION のシリーズは完璧。これ以上手を加えるならテーパーから起し直すことになる。パラボリックタイプなんてスペイロッドみたいだ。マニアックなんだろうなぁ~、こういうの・・・・。
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# by kurirod | 2015-12-16 11:08 | その他 | Comments(0)
2015年 11月 29日

完成! だと思う・・・

12ft. スプライスロッドが完成した。
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バット側のジョイントに課題は残るけど、使用上の支障が出るほどではなく、解消法はわかっている。
今回ほどガイドスペーシングの重要さを思い知らされたことは無いが、できてみればナルホドそうだよな・・・と納得。ただ、一般的な2ハンドロッドの見かけとはちょっと違っているので、そのへんがどういうふうに受け取られるのか気になるところ・・・・。
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この画像でお判りかな? シャフトのテーパーの取り方でガイドスペーシングはこうなった。
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バンブーロッドは工芸品ではなくてただの釣り道具というふうに考えれば、当然使用感が最優先の課題。だからそうしたらこうなったんで、別に奇をてらったわけでもナンでも無い。作った本人が思わず笑っちゃうくらいの ” 常識外れ(?) ” かも知れないが、ジョーシキってナンだ?単に固定観念という意味だったら、そんなモンは自由な発想や感性にとって邪魔なだけ。

実はこの位置、決めかねて迷っていた時にさるお方の「思いっきり下げて見たら?」というアドバイスによるもの。で、その通りにしてみたらモヤモヤはすっきり解消。本組みをして、経緯を知っているギャラリーに見せたら「え~~っ、ホントにやったのぉ~?」だってさ。やったけど、ナニか? ラインを入れて渡したら「こんなバンブー振った事無い」と、なかなか返してもらえなかった。

久々にネーミングをしたくなった。ポっと浮かんだのは “ 変わり者 ” 。カタカナにして目くらましをしようとしたのだが、変わり者 → 風変わりな → strange → stranger?・・・・フランス語にしてみたら bizarre 、ん~~語呂はよさそうだけど、どう発音するんだ?

肝心な適合ラインはといえば、これは使う人のキャスティングのクセや好みが大きく影響するところだし、竹という素材自体もけっこうポテンシャルが高いので特定するのが難しい・・・・。

上のやつはパラボリックな感じで skandi line の 330~450gr. くらいが無難なところだが、ちょっと気を遣えるなら 480gr. でも。
基本的にバット以外の部分は同じテーパーなのだが、下のやつはバットのテーパーがほんの少しきつくしてある。その分パワフルに感じるのだが、適合ラインはほぼ同じ。OPST の 375gr. (ティップ 90gr. で都合465gr. )を入れて見たらこっちはドンピシャだったけど・・・。

あ、それとひとつ驚いた事があるんだけど、フェルール仕様と比べるとびっくりするほど振りグセが付きにくい。明らかにハッキリ違う。これは特筆するべきだと思う。
フェルール仕様と比べると携帯性や組み立てに不便はあるが、一度組んでしまえばかなり楽しい竿だ。ま、一長一短という訳で、どこを優先するかはその人次第。お好きにどーぞ、か。
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# by kurirod | 2015-11-29 17:43 | 竿 | Comments(0)
2015年 11月 24日

続々・12ft.スプライスロッド

ちょっとした思い付きで始めた 12ft. 3P のスプライス、どっぷりハマっている。
今回はバリエーションを増やすのではなく、一番汎用性がありそうなやつを煮詰めている。
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これ。すでにフェルール仕様で完成している #7 Paraboric のテーパーを土台にしている。

課題はジョイント部の構造とアクションの見直し。すでに2本目。ジョイントに関しては以前 2P で 1 ダース近くの試作をしているので、どうしたらイイのか見当はついている。今回は、それをもう少し詰めるだけ。
問題はスペイキャストに適したアクションを作る事なんだけど、人によってキャストのし方はまちまち。特に、日本の “ スペイキャスト ” はアンカーを打つオーバーヘッドキャストと言われているらしいので厄介。英国由来のキャストができる人はほんの一握りと言われている。動画サイトを見ても、スペイキャスト自体がどんどん変わっているようでつかみどころが無い。UK発の動画を見てもタイトルにわざわざトラディショナルと表示しているくらいだ。が、定義としては「角度変換をするロールキャスト」という事のようだ。

そのへんの事情を横眼で睨みつつあちこちのグループに顔を出し、近所でスクールがあると聞けば見学し、ネットサーフィンで英米の名を知られたキャスターのデモを繰り返し見て、やっとおぼろげながら “ スペイキャスト ” の輪郭が見えてきたのは最近のこと・・・・。
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2本目の試作のガイドスペーシングをしに行ったんだけど、ナンだカンだといじっているうちに、もしかして・・・と不埒な思いが頭をよぎり、結局最初のやつもやり直すハメになった。
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ガイドの位置って何となく一般的にはこういうふうになっているもんだという既成概念があるようだけど、敢えて無視して感覚だけを頼りにやってみると全然違う世界が見えてくる。(竿は道具でしょっ!)

んな訳で常識外れだろうがカッコ悪かろうが外野の雑音は一切無視すると、足カセがとれたみたいに一気に頭の中が自由になった。目からウロコってこういうのを言うのかも。

来月立川で開催する「竹のクラフト展」には本組みした最終バージョンがお披露目できそう。乞うご期待!
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# by kurirod | 2015-11-24 12:09 | 竿 | Comments(0)
2015年 11月 13日

続・12ft. スプライスロッド

雨になるかと思ったら降りそうもないので、また河原に行った。
前日、河原であーたらこーたらと竿とラインをいじくり回して工房に戻ると、頼んでおいた 360gr. のスカンジヘッドが届いていたのですぐに使ってみたかった(ガキか・・・)。
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仮り組みの時点で手持ちのめぼしいラインは一通り投げてみたけど、いまいちシックリくるラインが無かった。
狙いはドンピシャ。オーバーヘッドだと 330gr. の方が投げやすいみたいだけど、スペイで使うとちょっと軽い。360gr. ならオーバーヘッドでもスペイでも使えそう。川に出てからじゃ、よほどの事が無い限りラインの交換なんてしないからね・・・。
フェルール仕様のやつと振り比べてみたけど、当然適合ラインは同じなのにキャストの感触がかなり違う。
スプライスの方はかなり乱暴に振ってもジョイントの破損を心配しなくて済むので、かなり気が楽。セットが面倒だけどね。
重めのラインの方がキャストが楽なので、ず~っと 450gr. や 480gr. を使って#7 ロッドのつもりでいたけど、オーバーヘッドでも使う事を考慮するとどうやら訂正した方が良さそう。360gr. だと #6 相当なのよね。そもそもスペイやスカジットのラインには規格が無いのに、それを使う竿に番手表示をすること自体がナンセンスだと思うのだが・・・・・。ま、目安ということで。

河原でこんなの見つけた。もう何回も行ってる所なのにね。
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うまいこと乗っかったもんだ。
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# by kurirod | 2015-11-13 18:16 | 竿 | Comments(0)
2015年 11月 12日

12ft.スプライスジョイント

12ft. 3P のスプライスジョイント、本組みができたので早速河原へ・・・。工房では陽がさしていたのでラッキー!と喜んでいたら、河原に着いたとたんに曇りはじめてちょっと寒かった、くそっ。
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お伴は9ft. 2P 。
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スプライスジョイントは1Pに近いアクションになると言われているが、12ft. の1Pなんて見た事も無いし振った事も無いので比べようがない。「ふ~ん、こういうふうになるのか」と思うしかない。確かにフェルールの仕様より持った時に軽く感じるし、振ってもベンドがスムーズな感じがして何となく気持ちイイ。重めのラインを振ると、フェルール仕様ではトップにクセがつきやすいがスプライスではほとんどつかない。振れるラインの重量は同じ。スカンジで 480gr. までなら何とかなるが、ストレスを感じないで使うなら 350 ~ 400gr. くらい。もう少しいろんなラインを入れて試してみるつもり。
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ちょっと前まではコンビニでクラッシュアイスを買って行ったんだけど、今日は工房からコーヒーを持って行った。チョコチップクッキーとコーヒーは冬の定番。
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# by kurirod | 2015-11-12 19:49 | 竿 | Comments(0)