2015年 10月 16日

業務連絡

試作品や廃版品、理由あり品などを格安で提供している「OUTLET」。現在掲載しているもので全部です。
現品限りなので、検討中という方はお早目の決断を! 当分更新はできませんので悪しからず。
http://kurirod.com/OUTLET.html
[PR]

# by kurirod | 2015-10-16 17:54 | その他 | Comments(0)
2015年 10月 16日

フレームフィニッシュ

下ごしらえが済んだやつのストックをチェックしてみた。ストローカラーで仕上げるものは十分な量があるけど、フレームフィニッシュ用のは 9ft. まで、 3P のが 3 セットのみ。なので 2P 用の下ごしらえをしておくことにした、ヒマだし・・・。
d0287978_1056052.jpg

竹竿をいじり始めた時はオーブンもビベラーも無かったので、火入れにはバーナーを使っていた。均等にキツネ色に焼くのは集中力とそれなりのテクニックが必要になる。
工房を構え、オーブンとビベラーを備えてからは工程の順を変えたので、下ごしらえはずいぶん楽になった。火入れした丸竹を、裂いたり曲がりを矯正したりするのはけっこうな仕事だったのが、生の状態でできるようになるとかなりスピードアップできる。そんな時期に気がついたんだけど、フレームフィニッシュは直火で丸竹を焼く時にまだらになっちゃったのをそのまま仕上げに生かしたんじゃない? それなりの仕上げをすれば、まだらもデザイン。

直火で焼くメリットとか効果については諸説あるようだが、その話は置いといて・・・。
竹は生のうちに加工するのが一番楽なので、表面のエナメル質を炭化させるのはラフカット直前にした。ところが、この時の火加減が厄介。矯正が済んだ切片に大きな炎を当てると直した曲がりが元に戻り、更に熱のせいでよけいに歪む。試行錯誤の結果、ニードルと言われる炎で短時間で焦がすのが最適なのを発見。しかし、安価でそういう炎が作れるバーナーが見つからなかったので、2 種類のバーナーからパーツ取りをして製作するハメになった。具合がいいので、もう何年も使っている。ボンベの中身が減ってくると炎が柔らかくなっちゃうのが難点ではあるが・・・。
これだと焼いてすぐに素手でも持てる。当然火入れはできていないので、改めてオーブンで焼く。
d0287978_11371753.jpg

で、4 セット分の下ごしらえが終わった。日付をメモっておいて古い方から使う。
[PR]

# by kurirod | 2015-10-16 11:39 | 道具 | Comments(0)
2015年 10月 06日

日進月歩?

スペイキャストをなんとかモノにしようと練習を始めて、かれこれ 5 ~ 6 年になる。
格好だけはそれっぽい ‘ なんちゃってスペイ ’ ならできるようにはなったが、どうやら原理の解釈が間違っていたらしい。(細かい説明を始めると長くなるのでしないけど。) 5 ~ 6 年の間に溜めこんだ知識や、一人でやった練習(間違ってたけど)から得た色んな事をベースにして振り出しからやり直すことにした。ダメなものはダメなんだから、中途半端に修正なんかするよりサラからやり直しちゃった方が早い。
・・・という訳で。
d0287978_1751541.jpg

魚を釣るだけならべつにスペイなんて覚えなくてもイイんだけど、竿屋としては「知らない」「できない」と言うのがクヤシイ。それに始めて見ると面白いのよ、キャスティングが。間違ってたとはいえ、2ハンドロッドを振りまわして見つけた事は、シングルハンドロッドのテーパーデザインにもフィードバックできているし無駄ではなかった。せっかく竿屋になったんだから(?)どんどんステップアップしていきたいと思う。
[PR]

# by kurirod | 2015-10-06 18:05 | キャスティング | Comments(0)
2015年 10月 02日

ナンだよ、これっ!

ちょっと前までやたらに天気が悪くて工房にカン詰メだった。天気が悪いと何故かモチベーションが下がる。
下がるけど、何もしないワケにはいかないから下ごしらえに竹を裂いた。とりあえず六つ割りにして節を粗く落としておいた。これをヒマを見ながらあとで細かく裂いて曲がり直しをしていく。ところが・・・。
d0287978_1557366.jpg

時々こういうヤツが居る。生えている時に風にあおられて当たったのか、切ってから曲がっているところを無理矢理真っすぐにしたのか、原因は不明。後者のような気がするが。真っすぐじゃないとコンテナに詰める時に嵩張っちゃうからね・・・。
d0287978_15574912.jpg
d0287978_1558821.jpg

で、こうなると火入れが効かない。結構強く焼いても腰がなく、クニャっと曲がって使い物にならない。アメリカ経由で入ってきたやつに、こういうのが多かったような気がする。ここまで裂いてみないと確認できないから始末が悪い。ケチると後で痛い目にあうので、思い切って処分する。もったいないなぁ・・・・。
d0287978_1612169.jpg

曲がりを直して三角棒に削り、バインディングをしてから火入れをするとこんなふうになる。これで準備万端!

3P なら 14’ まで、2P なら 9’ までのシャフトが、最短で受注後 3 日でできあがる。
注文があればだけどね・・・・・。
[PR]

# by kurirod | 2015-10-02 16:23 | その他 | Comments(0)
2015年 09月 25日

雨かぁ・・・

異常気象のせい? 秋の長雨? それとも両方?
ま、原因はどうでもイイけどよく降るねぇ・・・。竿振りにも行けないので下ごしらえをする事にした。
d0287978_1742946.jpg

今回裂いた竹はエラく素性がいい。こういうのに出会うと気分が良くなって仕事がはかどる。稀にみる美女に遭遇した時みたいだ。裂いた時に盛大にねじれたりすると、もうそれだけでやる気がなくなる。とりあえず束ねて別の竹を引っ張り出す。曲がり直しは楽しく無いのダ。竹とのバトルなので、それなりに気力がいる。
d0287978_17425393.jpg
ビベラーの上に吊るしてある在庫もだいぶ少なくなったけど、一番古いやつは5年以上前に仕入れたやつなので、よほどの事が無い限り当分は持つかなぁ・・・。
[PR]

# by kurirod | 2015-09-25 17:36 | その他 | Comments(0)
2015年 09月 15日

場所探し顛末

前回書いた利根の「渡し」を覗きに行った。曇りだけど雨は降らなそうだったので様子見に・・・。
船着き場の界隈を走り回って石の河原を探したが、こないだの豪雨で流されたり砂が溜まったりで、おまけに流れに削られて水辺に出るには小さな “ 断崖 ” を下りなければならないところばかり。
結局船着き場に戻り、人気も無いのでとりあえず竿を振ることにした。

練習を始めてしばらくすると 6 ~ 70m ほど下の淀みの岸にポツポツと爺サマ達が集まり始めて雑魚釣りを始めた。2時間も経っただろうか、気にもしないで練習していると背後に人の気配が・・・・。
群魚の監視員だというその小柄な爺サマは、普通に話ができる人で、事情を話すとちゃんと説明してくれて、替わりの場所と道順までおしえてくれた。

が、「通報があると来ないわけにいかなくて、こっちも容易じゃねーんだいね」と言ったのが引っ掛かる。通報?誰が?いつ? まわりを見ても人影は雑魚釣りの爺サマ達しか見当たらない・・・・・ナルホドね。

船着き場は少し大きめの淀みになっている。多分、普段はその爺サマ達のポイントになっているのだろう。見かけないヤツが見慣れない竿を見慣れない振り方で振っているのは目ざわりだったのかもしれない。
以前にも似たようなことがあった。人っ子一人いない大きな河原で竿を振っていると、監視員だという爺サマが軽トラで現れて漁協の規則をたてにとり、ナンだカンだと言い始めた。話ができる相手じゃなさそうだったのでおとなしく引き上げると、爺サマ早速軽トラからスピニングリールをセットした投げ込みの仕掛けを2本出してきた。たまたま竿を振ってたところが爺サマのお気に入りのポイントだったらしい。

ナンだカンだと言われて一々凹むほど若くはないので気にはしないが、やはり面白くない。魚が釣りたくてこんなところで竿を振ってるわけじゃないんでね。あ~~~~ぁ、めんどくせぇ!
[PR]

# by kurirod | 2015-09-15 15:03 | その他 | Comments(0)
2015年 09月 13日

練習場

キャス練の場所を探しに利根川に行ってみた。時々行く一番近くの場所は右岸で河原が無いので練習には向かない。
左岸で流れのそばまで車が乗り入れられて、長靴でもだいじょうぶで、ローカル・ルールを気にしなくていい場所を探しに・・・。
前から話だけは聞いていたが、なぜか行ってみようという気にならず、土手を越えられる場所を探すのも億劫で(意外と見つからない)ほったらかしていたのだが、ふと思い立って行ってみることにした。
d0287978_20142214.jpg

ここ。深谷に引っ越して20年以上経つが、初めて行った。埼玉側から行くと川の右岸にぶつかる。なんとか土手の上に出て見るとなにやら人だかりが・・・。なかには双眼鏡を手にしたオッサンも。河川敷には消防の赤い緊急車両と赤色灯をまわしている救急車。それにこちら側の河川敷は背丈ほどの雑草がびっしりで河原は猫の額ほど。これはイカン。対岸には駐車場や広い河原が見える。そっちにまわることにした。
d0287978_2026088.jpg

左岸の河川敷は広くて、グラウンドや駐車場が整備してある。そこを通り抜ければ河原に出られるのだが・・・。こちらがわにはもっとたくさんの緊急車両と消防隊員。けっこう離れた所に居ても無線の内容が聞き取れる。茶色い水面にはゴムボートやジェットボートで移動する救急隊員が。何があったのか知らないが、どうやらエラく間が悪い時に遭遇したみたい。場所は確認したので、さっさと退散していつもの河原に行く事にした。

左岸から見た右岸の様子。
d0287978_20394862.jpg

看板には Ferry という文字があったけど、もしかしてコレのこと?
d0287978_20405583.jpg

ここには日を改めて来る事にしよう。

d0287978_20463653.jpg

いつもの河原もすっかり様変わり。前は橋脚まで車を乗り入れられたのが、踏み固められていた石が全部浮いちゃって、これでは四駆でもツラそう。
自然の猛威にただただ驚かされ、脅威を見せつけられた半日だった。言い古された言い方だけど、人間なんて無力なもんだね。
[PR]

# by kurirod | 2015-09-13 20:55 | その他 | Comments(0)
2015年 09月 07日

一進一退

小ぬか雨が降る中、我慢できずに河原に行った。さすがに貸し切り状態。

こないだ群馬でスペイのフォームの治療をしてもらい、処方箋をもらってきた。どうやら竿の動きがスムースじゃないらしい。後で回してキャストアウトする前に一息ついちゃうんだそうだ(本人にそんなつもりは無い)。

スペイキャストはリフトアップ → スウィープ → アンカー → ロール → キャストアウトという一連の動きでラインを前に飛ばす変性ロールキャストみたいなもの。スウィープからキャストアウトまでは竿とラインにテンションがかかっていないと(コンティニュアス・ロード)ラインは飛んでいかない。キャストアウトはたわんだ竿がもとに戻ろうとする時の反発力にまかせるのが基本。慣れてくると力をかけるポイントが見えてくる(らしい)。
ちゃんと振れているかどうかはループの形に出るのでチェックは簡単(だと思う)。そのくらいは分かるようにはなった(つもり)。

で、一息つくとそこで曲がった竿が伸びるので、改めて曲げ直さなければならない。つまり後で伸びたらそこからのキャストになる。これではオーバーヘッドのフォワードキャストと同じ理屈になるので、一連の動きはスペイっぽく見えてもやってる事はまったく別物。

自分でチェックしようと思って動画を撮ったことがある。一人で見ているのに顔から火がでるくらい恥ずかしかった。どこがいけなかったのかは判ったが。

動画サイトで捜すとかなりの爺さまが長竿を振ってたりするのを見るくらいだから、本来は力のいらないキャスティングのはずなのだが・・・・。

キャス練は日によって調子が良かったり悪かったり。今日は悪い日だった。やたらに力は入るし竿はイメージ通りに動いてないし、体の動きも良くないし・・・・・・・。

そんな訳で画像は無し!またゼロからやり直しだぁ。
[PR]

# by kurirod | 2015-09-07 18:17 | キャスティング | Comments(0)
2015年 08月 31日

なんだよ・・・

8月も、もう終わり。ちょっと前、連日猛暑日が続いていた頃、どうしても河原に行きたくて、でも日差しが痛くて熱中症も心配で・・・。途中でコンビニに寄り、100円のロックアイスをタオルに包んで持って行くことにしたのだが、使うたびに一々包み直さなければイケナイのが鬱陶しくて、こんなのを作ってみた。
d0287978_11202242.jpg

d0287978_1120567.jpg

材料はあり合わせ。タオルは3枚重ねにしたかったんだけど、厚くなってミシンの押さえに通らなかったので敢え無く2枚重ね。それでも縫い合わせのところは4枚重ねになるワケだ。粗品のタオルはクタクタでミシンに任せておくと、縫い進むうちにどんどんズレていく。扱いづらいったらありゃしない。どうせ自分が使うんだからと、多少のズレは気にしないでなんとか仕上げた。使い勝手は悪く無い。保温性には欠けるけど、まあ無いよりはマシ。工房からは水だけ用意してけばいい。
d0287978_11335929.jpg

3回くらいは使っただろうか。天気は一気に9月半ば。河原に居るのは楽になったけど、なんか釈然としない。
[PR]

# by kurirod | 2015-08-31 11:38 | その他 | Comments(0)
2015年 08月 28日

どーして?

一度ライン合わせをしたはずのライト2ハンド 969 。なんか引っ掛かるものがあって、改めてやり直した。
d0287978_2132936.jpg

下のやつ。元はずいぶん前に作ったトラディショナルのラインでのオーバーヘッド用。スカンジヘッドで 300gr. が使えた。が、アンカーを打ったり置いたりして横振りするようなキャストをすると、トップセクションにクセがつきやすかったので修正した。

当然強くなると思い込んでライン合わせをしたのでイマイチの結果になった。その後2ハンドロッドの組み立てをしたり、キャスティングフォームの矯正をしたりでそのままになっていた。

雨さえ降らなければ連日のように河原に通い、これぞと思う動画を探しまくって見たりしたのだが、染みついたクセはなかなか抜けず、半ば諦めかけていた。

練習なんて何時間も続けてやればイイってもんでもない。気が付けばやたらに力は入ってるし、竿は風切り音が出てるし・・・。で、気分転換に 969 修正版を引っ張り出してライン合わせのやり直し。これにはもひとつ下心があって、OPST のコマンドヘッド 200gr. (ティップを入れると 290gr. になる)をもう一度入れて確認したかった。
d0287978_22185487.jpg

結果、ベストはリオのスカンジヘッド 270gr. 。コマンドヘッドの 290gr. セットはなぜか少し軽めに感じた。
どーして? スカンジはスペイ、コマンドヘッドはスカジットというキャストのし方の違い?

ところで並んで写っているもう1本、気になる? これ 9’ 3P#6 スイッチロッド。コマンドヘッドを入れて片手でスペイ風に振っても、アンダーハンド風に振ってもノリがいい。17~8m は軽く飛んで、おまけにちゃんとターンするもんだから笑っちゃう。「何がスペイだ、アンダーハンドだ。魚釣りは釣ってナンボじゃ!」と割り切れば、かなり使い勝手が良さそう、あははっ・・・・。

[ 追記 ]
コマンドヘッドにピッタリの竿、見つけた。
以前掲載した 969 の修正版。これ。最新版と比べると、ほんの少し柔らかい。
d0287978_1946239.jpg

9’6” の竿で25mくらいは投げられて、おまけにちゃんとターンする。北海道の川で使ったら楽しいだろうなぁ・・・。扱いが簡単で実用的なところは合理的で、いかにもアメリカのラインだね。最新版には 225gr. か250gr.のボディーが良さそう。

スペイキャストのフォーム矯正は、やっと小さな光が見えてきた。何て事はない、右手と左手がちゃんとリンクしてタイミング良く動かせるようになっただけなんだけど。でも、これだけで “ なんちゃってスペイ ” から脱出できそうな気がしてウレシイ。何よりも、これ以上右肩を痛めなくて済みそうなのが助かる。
[PR]

# by kurirod | 2015-08-28 22:42 | ライン | Comments(0)
2015年 08月 14日

竿合わせ

竿とラインの相性を合わせようとすると、いろいろなケースに出会うが、今回は “ まずラインありき ” のケース。
d0287978_10534976.jpg

このスカジットヘッド、ず~~っと気になっていた。最初に動画サイトで見た時にはスローモーションの入ったキャスティングのやつしか無かったが、暫くするとプロモ-ションの動画がいくつかアップされた。
長さは従来のラインの半分くらいで 150gr. からのラインナップ。ランニングラインにはオリジナルのモノフィラを推奨している。「なんだ、長いルアーか」という印象もあったが、モノフィラに短いヘッドなのにループの展開がけっこうイイ(少なくとも動画では)。で、これは竹のライト2ハンドで使ったら楽しくないか?と思ったのが運の尽き。
まずはメーカー推奨の組み合わせでやってみた。13’6” 200gr. と 375gr. 。ティップはどちらも10’ で90gr. 。
d0287978_11123510.jpg

合わせてみたのは 9’ ~ 11’ の#5 ~ 8 相当のライト2ハンド。
取り回しはかなりイイ(そりゃそうだよね、この長さじゃ)。合わせる竿は 11’ くらいまでで、それ以上になるとラインが短すぎてバランスが悪い。ちょっと強めに振るとアンカーが切れて後ろに飛んでっちゃう。

取っ換え引っ換え 振る事 4 時間 。200gr. だったら 9 ~ 9’6” 、375gr. だったら 9’6” ~11’ が良さそう。
250gr. が欲しいかも・・・・まずい!

あ、言い忘れたけどスイングもけっこう楽ちん。ほとんどメンディングなしで狙ったスジに送り込めるみたい(条件にもよるけど)。多分短いのがイイんだろうね。
[PR]

# by kurirod | 2015-08-14 11:41 | ライン | Comments(0)
2015年 08月 08日

ライン合わせ

やっと行ってきた、河原へ。 9’6” 3P のライン合わせとストリッピングの位置出し。
d0287978_10143622.jpg

上がプロト、下が修正版。
前にも書いたが、今回のやつはトップ側のフェルールまわりとトップを僅かに強く、バットのテーパーを気持キツめにした修正版。見た目ではっきり分かるのはトップ側のフェルールがワンサイズ大きくなったところくらい。

ほんの僅かな修正なので、それほど強くはなっていないと予想したのだが・・・・・。
結果はライン重量でプラス 150~180gr. アップ。
プロトタイプはかなり前にオーバーヘッドで使うために組んだやつを、アンカーを打つキャストで使えるようにしたもの。フェルールのサイズに合わせてテーパーをいじったため、中央からトップ側に課題が残った。スカンジの 300gr. までなら何の問題も無いのだが、イメージしてたのとはちょっと違う調子なのでやり直し!
d0287978_10152269.jpg

同じ長さの竿だけど、修正版ではグリップの全長をコルクリング3個分短くしてある。10’ のやつもそうだったけど、グリップの位置がほんの1インチ変わるだけでラインのノリはかなり変わる。
で、ストリッピングの位置は想定より 40mm も下げる事になった。全体の調子はかなりイメージに近い。
ガイドは本組みして、いまモーターで回っている。
[PR]

# by kurirod | 2015-08-08 10:52 | 竿 | Comments(0)
2015年 08月 06日

だから辞めらんない

先月いただいた 12ft. のオーダーがやっと片付いた。かなり出来はイイ(けっこう気を遣って作ったからね)。これ1本作るのに木工・金工・塗装・縫製、それにちょっとだけグラフィックの知識が要る。
d0287978_1938501.jpg

知識だけじゃダメで、実際に自分の手でできるだけの技術がなきゃイケナイ。とかく思い通りにはならない世の中で、自分のイメージ通りのものを自分の手で作れるというのは、かなり楽しい。

が、今回はこっちのハナシ。
d0287978_1945075.jpg

9’6” 3P のライト2ハンド。手前のやつがこないだまでいじくり回していたやつ。奥のリールがセットしてあるのが改良版。トラディショナルなラインで#7 前後、スカンジヘッドで300~350gr. くらい。スカジットヘッドなら多分200~250gr. くらいになるハズ(そんな軽いラインは持ってないが)。
竹竿の場合、重量があるので1日中使っていられるのは12ft. くらいまで。ラインを工夫すればこの辺の利根川でも十分釣りになる。もちろんどういうスタイルの釣りをするのかという事もあるが・・・。

そこそこの規模の川になると、やはりそれなりの距離を投げたい。#6~7くらいのシングルハンドでも間に合わない事はないが、両手で投げると数段楽になる。それに2ハンドロッドのキャスティングって楽しい。当然ラインにも工夫が要るが、9~11ft. くらいのライト2ハンドってけっこういろんなところで使えるんじゃないかと思う。支流に入ったら無理だけど。
そんな訳で、14ft. まで伸びたロッドは最近どんどん短くなっている。“ スイッチロッド ” というのがあるが、あのネーミングはどうも好きになれない。個人的にはあくまでも “ ライト2ハンドロッド ” と呼びたい。
── 閑話休題 ──

d0287978_2025614.jpg

そんなこんなで作り直したやつはグリップをギリギリまで短くして、できるだけコンパクトな動きでキャストできるようにした。が、リールをセットして気がついた。アップロックにすれば良かった! 2ハンドロッドのキャスティングは、バットエンドを片手で押えてもう片方の手で押して投げるのではなくて “ プッシュ&プル ” が基本でしょ? 左手はしっかりグリップしてなきゃいけないのに、しっかり握るとリールが当たる。アンダーグリップも短くしたので余計。握り方を工夫すれば当たらずには済むのだが・・・・面白くない。
d0287978_20411293.jpg

あとはストリッピングの位置を出して前のモデルと振り比べ。早く河原へ行きたい。
[PR]

# by kurirod | 2015-08-06 20:43 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 30日

もしかして?

首を長くして待っていたフェルールが届いた。
前回のブログをアップして、帰るか・・・と玄関からポストを見たら何か入ってる。またチラシかと思い、郵便受けを開けると国際郵便の封筒だった。
d0287978_9249100.jpg

電気を消した工房に戻り(と言っても4歩ほど)、封筒を開けて見ると、事前にもらった連絡の通り二重のインシュレーション付き封筒に、さらに発泡の梱包材にくるまれたフェルールが・・・・。
d0287978_97036.jpg

国際宅配便で送られてきた時は、たしか消費税を取られたように記憶するが、郵便だと黙ってダイレクトにポストに放り込まれるのか? 料金は郵送だと宅配便の半分。そのかわりと言ってはナンだが、ちゃんと届けたという確認はしない。「ちゃんと届いて当たり前」というのは多分日本だからこそなんだと思う。

さ、始めるか!

3~4日すると、もう一つ封筒が届くハズ。大きな声じゃ言えないが、実はこっちの方が待ち遠しい。
[PR]

# by kurirod | 2015-07-30 09:29 | その他 | Comments(0)
2015年 07月 29日

まだかなぁ~

フェルールを発注して2週間が経つ。大きいサイズが混じっていたので、出来上がるのに1週間かそこらかかるというメールをもらった。なんだよ・・・と思いつつも、こればかりはどうにもならない。が、5日ほどして発送の連絡をもらい、「おっ」と期待したがまだ届かない。ケチして一番安いデリバリーでと頼んだのがアダとなったか?
オーダーをいただいた12ft.3Pのシャフトは2日でできちゃったので、いじくりまわしていた9.5ft.もテーパーを修正して削り直した。この時期は気温が高いので接着剤の硬化が早い。室温35°Cなんて真冬の硬化箱の中みたいなもんだからね・・・。
d0287978_13294597.jpg

2Pでも3Pでも、火入れまで済ませたやつをストックしているので、オーダーが入ればすぐに削れる。せっかく納期を短縮する工夫をしてるのに、引っ掛かるのはいつもフェルール。大きいサイズは単価が高いので在庫しきれないでいる。
待ってる間に作れるパーツは作っておこうとグリップも削った。
d0287978_13462318.jpg

けっこう丁寧に削ったつもりだが、丁寧にも程がある。各部を作ってから仮り組み、バランスを見ながら手直ししても2日程度。1日おいて見直すと、ここ、も少し細い方が・・・・なんて事になるのだが、あまりやり過ぎると「ハイ、作り直し。ゴクローサン」となるので気をつけないとね。

それにしても早く来ないかな・・・・・。
[PR]

# by kurirod | 2015-07-29 13:59 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 27日

終わっちゃった・・・

エド・ワードが立ち上げたOPST 、宣伝用の動画もずいぶん種類が増えて、チェックするとスカジットのシステムに汎用性を持たせたような内容らしい。これなら日本でも定着しそう・・・。だからという訳ではないが、9~10ft. のわりと低番手の2ハンドロッドをヘッドが投げやすいようにいじくり回していた。一番最後は 9.5ft. 。

さんざんあータラ、こータラやった挙げ句、一度本組みしたやつのストリッピングの位置を変えてやっと納得。ま、できる事はやり尽くした感がある。
d0287978_18153938.jpg

左から 9ft.270gr. 、10ft.330gr. 、9.5ft.300gr. (スカンジヘッドで)。
コンセプトは「どーせヘッドを使うんだったら、竿、短くたってイーじゃん。必要な距離は簡単に出ちゃうんだから」。今までのスカジットのシステムは本流の大場所以外、どこで使うの?という感があったが、OPSTのコマンドヘッドは 150~475gr. のラインナップ。個人的には今までWFで攻めていたところでこのシステムを使ったら、釣り方にも幅が出てかなり面白くなるんじゃないかと思うが、どう思う?
[PR]

# by kurirod | 2015-07-27 18:23 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 21日

1日にして成らず

台風前に強い向かい風のなかでテストをしたら 480gr. のヘッドがちゃんと展開して、リーダーだけが吹き戻された。が、バックで大きく竿をまわしてやらないとラインが思い通りに持ちあがらない。バットにはそれだけのポテンシャルがあるという事なのだが・・・・トップに振りグセが出やすい。

で、台風が行ってから1日待って再挑戦。紙の上ではイケそうなテーパーだったので、ほぼ無風状態の状況を狙って試投を繰り返したら・・・・300gr. だった。280gr. だとほんの少し軽い。ラインはスカンジ。スカジットなら多分 200gr.くらいかな。そのくらいだと振りグセもほとんど出なくてイイのだが、も少し“ 投げ感 ” が欲しい── という訳でテーパーを微調整。
d0287978_10473123.jpg

新しいシャフトは2日もあれば余裕でできるがフェルールはそうはいかない。もっかフェルール待ち。

竹竿は1日にして成らず、か。
[PR]

# by kurirod | 2015-07-21 10:52 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 20日

釣果報告

群馬の知り合いというか、友人というか、当工房のサポーター(勝手にそう思ってる)というか・・・・、元トーナメントチャンプ。そんな方からいただきました。写真はめったに撮らないそうですが、ケータイの写真だけどと言って送ってくださいました。
d0287978_2049616.jpg

ラインはSAの九頭竜スペシャル 400gr. だそうです。竿はスペイロッドの 13ft. #8 。この竿 DTX の#9/10でも使えます。
分身なんて大袈裟なことは言わないけど、自分の手で作った道具で楽しんでもらえるのは、やはり嬉しい。
[PR]

# by kurirod | 2015-07-20 21:01 | 釣り | Comments(0)
2015年 07月 14日

移植完了

こないだトップを折った 9’6” 3P 、テーパーから起こし直してパーツを移植。まもなく完成。
d0287978_17322788.jpg

もう3回か4回目の移植なもんで、ガイドはともかくリールシートなんか良く見ると平らじゃなきゃいけない所がビミョーに波打ってたりする。機能には影響しないのでそのまま使う事にした。

フェルールも同じくらいの使い回しで、外す時にバーナーで炙るもんだからロウ付けが弱くなり、♀の中仕切りが外れてアワをくった。スリットが入っている部分は、移植の度にヤスリをかけるものだからかなり薄くなっている。気休めだけどちょっと小細工をしてみた。
d0287978_17434136.jpg

スレッドの両端に見えているのはラガータンのリビング用のカパーワイヤ。古いハーディーの竿で、フェルールのところだけツイストのワイヤで補強してるのがあるが、9'6" の竿だとちょっと大袈裟に見えたので、細いワイヤをそのまま使ってその上にスレッドを巻いた。ワイヤはスレッドのように融通がきかないので下地の調整が面倒だった・・・・。

d0287978_17555140.jpg

あとは試投してストリッピングの位置を決めれば完成!
前よりは確実にバランスが良くなってはいるが、テーパーからいじっているから同じ重さのヘッドが使えるかどうか・・・・。想定はスカジットなら350gr. 、スカンジだったら450gr. 。

はたしてどういう結果になるのか・・・・こういうのが楽しいんだよネ。

[ 後記 ]
台風が来るというのに試投に出かけた。雨は降らなかったけど、風が強くて川面にさざ波が・・・・。
天気予報ではこの日を逃すと3~4日は雨になるというので強行。正面から風を受けるようにすればなんとかなる。
元のガイド位置はほぼそのままでセット。が、バットのテーパーをかなり変えたのでストリッピングだけは仮止め。5時間近く振り倒して20mm下げるかどうかで3時間ほど迷った。結局下げる事にしたのだが・・・。

予想外だったのはスカンジで 400gr. くらいかと踏んでいたのに 480gr. が平気だった事。もうひとつはミドルセクションの先っぽ 1/3 とトップセクションはも少し強い方が良さそうな事。パーツ類は全部移植なので、フェルールのサイズにシャフトの太さを合わせなければならなかったのが残念な結果になった。WF#7 を入れると、かなりパワフルな感じで問題は無いのだが、ヘッドでアンカーを打つようなキャストをすると、もう少し強いトップが欲しくなる。どこをどういう風に修正するjかはハッキリした訳だ。今度、風が穏やかな日にもう一度試してみようと思う。
[PR]

# by kurirod | 2015-07-14 18:03 | 竿 | Comments(0)
2015年 07月 03日

スプライサー

梅雨で湿度が高く、竹竿作りにはおもしろくない時期だ。ひとことに “ 釣り ” と言ってもところ変われば対象魚も道具も環境も変わる訳で、日本はこういう気象環境なのだからその中で使う道具を作るのに時期を選ぶのか、という見方もアリだけど、やはり時期は選ぶ。
しかし、これだけ季節によって湿度の差があると、ちょっとやりにくいね。この話は長くなるのでそのうちにまた・・・。

で、今回はスプライサーについて。こないだランニングラインにループを作るのに、ブレイデッドの芯をスプライスしなければならないやつがあった。PVCコーティングの新しいものなら溶着で済むのだが、ちょっと古くなると着きが悪くなって、すぐ剥がれてしまう。
スプライスにはミシン針を使うが、これが細くて使いずらい。ホルダーがあったらイイのに、という訳で作る事にした。材料はこれだけ。
d0287978_13353398.jpg

ミシン針は工房で使っている#11を利用。ピンバイスは近所のホームセンターにあった一番安いやつ。
d0287978_13393261.jpg

買ったばかりのバイスの先端はこんな。ミシン針の太い部分は2mm 径。当然これでは使えないので加工。旋盤で2mm のボア抜き。
d0287978_13454263.jpg

d0287978_13465662.jpg

針を固定する部分は面を取ってある。丸なら四方から締められるので問題はないが、どうしても三方からしか締められないのでちょっと不安があった。やってみたらけっこうシッカリ固定できてズレない。やれやれ・・・。
d0287978_13534980.jpg

使わない時にはこうしておけば針をなくさずに済む。このまま筆と一緒に立てておけばいい。
こうやって使う。
d0287978_13563165.jpg

これなら人差し指と親指だけで針を持つよりもっと安定した作業ができる。芯に針を通すのって、けっこう力が要る。ループを作る時はラインの一方を固定して、スプライスするところに針を刺したら、針とラインが一直線になるようにしてからホルダーのケツを真っすぐ押すようにすればいい。リーダーを直結する場合は平らなところでラインの断面に針を通す。少し回しながら押すといいみたい。〆て762円と10分。
[PR]

# by kurirod | 2015-07-03 14:10 | 道具 | Comments(0)