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竿屋の独白

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2013年 06月 28日

スプライスト・ジョイント

スプライスト・ジョイントのシングルハンドロッドが完成した。とりあえずデモロッドが2本。
ジョイント方法の性質上、あまり短い低番手のロッドには向かないと判断したため、長さは8'6"、#5・6・7と
#6・7・8。スペイキャスト、スカジットキャスト、アンダーハンドキャストがしやすいようにアクションはほぼパラボリック。デモロッドなので抽斗で寝ていたリールシートを使う事にしたら、両方ともアップロックになった。
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上が#6・7・8、下が#5・6・7。
仮り組みのテストの時、ジョイントのテーピングが厄介だったので、少し工夫をした。

                       バット側。
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                       ティップ側。
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たかが小さな金具を2個付けただけで、かなり便利になった。合わせの位置をいちいち確認する必要がなくなり、テーピングがうんと楽になった。巻き始めにしっかり押さえている必要はないし、外す時には竿を立てておいてテープを一気に外しても、トップセクションがポロリという事が無い。金具はも少し小さくしたい。

電設用のビニールテープを引っ張って少し伸ばしながらキッチリ巻いていくのだが、ジョイント部が2ハンドほど太くないので買ったままの19mm幅ではちょっと巻きにくい。で、写真のテープは12mm幅にカットしてある。
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上が#6・7・8、下が#5・6・7のベンドカーブ。同じテーパーで太さが違うだけだから、曲がり方は同じ。

テーパーの取り方はプログレッシブになるようにしてあるので、重いラインを入れるとその分バットの方にベンドが降りてくるような感じになる。つまり、使えるラインの幅が増える。だから3番手表示。

手持ちのラインで試したところ(市販のラインを全種類持っているわけではないので)、だいたいこんなところ。
[#5・6・7]
DT6Fを中心にして、その前後1番手をカバーできる。スカジットヘッドだと280gr.(18.14g)くらい。
[ #6・7・8 ]
DT6FでもWF7FでもOK。WF8Fはヘッドが少し長めのタイプなので、振り方に少し工夫が必要だった。スカジットヘッドだと320gr.(20.74g)くらいが適当。GPSの#5/6を入れてみたが、ランニングラインとの境目が手元にくるくらいヘッドを引き込んで使えば、普通のDTラインよりターンオーバーが良くてストレスがないみたい。が、これはやはり2ハンドで使った方が使いやすい(当たりまえ?)。

まだまだライン合わせは終わっていないが、大体の目安はついた。このジョイントは一度繋いだらそのまま1日使いたいので、移動の少ない本流か管理釣り場くらいしか出番はないのかな・・・。チョークストリームで使ってみたい!

2本とも工房にありますので、興味のある方はご連絡ください。いつでも振れます。

by kurirod | 2013-06-28 23:17 | 竿 | Comments(2)
Commented by a-taipe at 2013-07-01 13:05
さすがですね!!
フェルールの脱着に悩まされる自分には
持て来い?!!!(笑)
金具は斬新ですね~
これって、ほかにやってる人いないでしょ?
Commented by kurirod at 2013-07-01 14:28 x
taipeさん、ご無沙汰! たまたま見せてもらったグリーンハートのスプライストに同じ機能の金具が付いてました。そっちは断面が丸なので納まりに無理がありませんでした。


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