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竿屋の独白

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2013年 07月 13日

スプライスト・ジョイント[5]

8'6" 2P #6・7・8 スプライスト・ジョイント3本目の試作が完成したので、早速いつもの荒川へ。
スプライスト・ジョイント[5]_d0287978_1658645.jpg

上のやつが3本目。今回はダウンロックで。曲がり方はこんな感じ。
スプライスト・ジョイント[5]_d0287978_16591582.jpg

ジョイント部に工夫をしたので、前ほどは突っ張らない。でも、タメた時の曲がり方と実際にラインをキャストする時の曲がり方って同じじゃないのよネ・・・。クリノ・テクノ総動員デス(笑)。

海外のキャスティング・デモの動画を見ると、竿の曲がりはけっこう浅く見えるんだけど、あれはデモ用のロッドだから?
たとえば
これはアメリカの。
これはドイツの(?)
で、これがワタシの。
シングルハンドのスペイキャストはほとんどしないからフォームは良くないけど、竿の曲がり方に注目して下さい。プロト1は最初のやつ、プロト2は3本目のやつ。2本目は太さが違うので、今回は省略。
ブランクの塗装はどれもハードエポキシの拭き仕上げ。手間はかかるけどこれだと塗膜が薄く仕上がり、テープを外す時に塗膜が持っていかれる事が無い。

使ったラインはCNDのGPS#5/6。片手で投げるのはちょっと重かった・・・。WFF#7だとオーバーヘッドはエラく具合がいいが、ロールを打つのがちょっと・・・。DTF#6でも良かったんだけど、スペイラインの方がターンオーバーが良かったもんで、つい・・・。

動画を見て分かったんだけど、シュートはもっと高い位置でロッドを止めなきゃいけませんね。いつも、もっとバットが入る竿を振ってるもんで、“最後のひと押し”のクセが出たみたい。

by kurirod | 2013-07-13 17:20 | 竿


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