2013年 11月 18日
おかげさまで2回目の「竹のフィッシング・クラフト展」が無事終了しました。 今回お初にお目にかかった矢野さんのシルクライン、ケブラーが数%入れてあるというブレイデッドだそうで、シルクラインというだけでかなり偏見があったのだが・・・。昔、コートランドから出た444シルクDT7Fを使った事があるが、フローティングラインなのに浮きが悪くキャスティングがへたくそなせいもあっていい印象ではなかった。ちょっと話題になった時期があって使ってみようと思ったのだが、本物は高かったしメンテナンスも面倒そうだったので、発売されたばかりのコートランドの‘モドキ’になった。 矢野さんのはいろいろ改良されていて、トラディショナルなものよりは扱いやすくなっているようだ。デモ用があるというのでお借りして、9ft.や8ft.6in.のスプライスト・シングルハンドや10ft.のスイッチロッド、7ft.のシングルハンドロッドで振らせてもらった。想像していたよりずっと良かった。 開発中のWF7を8’6”#5/6スプライストで。 9’0”#6~8スプライストで。 ガイドをこする音がシャーシャーと気になるが、滑りはすこぶる良い。重量はケミカルのものと同じだと言うのだが、感触は少し重めに感じる。ガイドの抜けが良いので、ムキになって投げなくても軽くラインが出ていく。 だったらこれでどぉ? 10’0”#6のスイッチロッド。初期の製作なので少しバットが強め。 さすがにちょっと竿が勝ち気味だが、その分キャストが楽ちん。バックでポン、フォワードでポンと止めるように竿を動かすだけでラインはライナーで飛んでく、勝手に。 終了時間間際に#4ラインも。 竿はAngler's Choice 7’0”#4の3P。(このシリーズは3Pがメインだが2Pのモデルもある。3Pの方が少し柔らかく感じる。)ラインの‘ノリ’はかなり良い。ライナーで飛んでった・・・。 今回はコンクリートの上で乾いた状態だったが、つぎに機会があったら水のあるところで試してみたい。 ウェットやニンフの釣りには具合が良さそう。ドライを使うんだったら多分ダウンクロスで流すんだろうな。 まだ開発中で#9や#10くらいのものまで作りたいという事なので「多分売れないからやめといたら?」と言ったら「そういう問題じゃない」そうだ。14フィートのスペイロッドなんか作るアホな竿屋には彼の気持がすごく良くわかる。この人が矢野さん。同類がいると思うとすごく嬉しい。ビンボーまで同類じゃないといいけどね、人ごとながら・・・。 矢野シルクライン http://www.hcn.zaq.ne.jp/yanosilkline/
by kurirod
| 2013-11-18 18:03
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