竿屋の独白

kurirod.exblog.jp
ブログトップ
2013年 12月 16日

グリップ

やっと少し仕事に手をつけられるようになった(イロイロあるのよ、生きてるだけで・・・でしょ?)。
今回はグリップ。ハンドルとも言うらしい。カーマイケルがまとめたギャリソンの本では hand grasp なんて書いてある。何て訳す? “握り”か? ま、呼び方はともかく要は“持つとこ”。この“持つとこ”、けっこうクセ者で、人によって手の大きさは違うし好みも違う。竿の長さによっても変わってくる。気にしだすと実に厄介だ。
d0287978_16292593.jpg

これは8ft.のテストロッド。DT#6/7くらいになるハズ。最近、高番手のシングルハンドを少し掘り下げてみようと試作を作りちらかしているが、調子に乗ってると材料代がバカにならない。しょうがないから作れるモノは作ってしまおう、と実行したのはいいが、ま~ぁ手間がかかること!
d0287978_1644137.jpg

こんなことしちゃうから余計時間がかかるんだけどね・・・。でも、試作というのはイメージと予測を具体的にカタチにして確認するという作業だから、面倒でもしょうがない、やる!バットエンドをどうまとめるか、ちょっと自信が無かったんだけど、なんとかまとまったと思う、どっかで見たようなカタチだけど。意識してた訳じゃないが、どこか頭の隅にひっかかっていたんだろうね、きっと。
実はこの前がある。9ft.のグリップ。
d0287978_1654191.jpg

リールシートからリバーストハーフウェルのグリップにかけて、一体に見せたかったのだが、ちょっと不格好だった。今回のリッツスタイルと比べるとコルク2個分くらい長くてバランスが良くない。シェイプし直していくらか良くなったとは思うが、やっぱり長くてちょっと間抜け。
d0287978_1711027.jpg

こんなこともしてみたんだけど。最初だったので、思いついたいろいろをまとめてやろうとしたら、それが良くなかったのかも。欲張っちゃいけませんね、やっぱり。

個人的な好みではシガーとリバーストハーフウェル、リッツが好きかも。ダウンロックのリールシートを使う事が多く、ダウンロックにはこの3種類が無理の無い形だと思う。ハーフウェルやフルウェルはアップロックなら理解できるが、ダウンロックと組み合わせると、ケツのフレアーの意味が解からなくなるような気がする。
ま、使う人の好みだから言われりゃ作るけど。「カタチには意味がある」とか「用の美」とかいう教育を受けたせいか、どーも飾り立てる事に抵抗がある。「三つ子の魂百まで」か?
極めつけは「カタチは機能に従う」。Simple is the best!

by kurirod | 2013-12-16 17:27 | 竿 | Comments(0)


<< えいやっ!      雲 >>