竿屋の独白

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2014年 02月 22日

集大成

ちょっと大袈裟だけどスプライスト2Pの“集大成”。すべてが満足な訳ではないから、こういう言い方は不適切かも知れないけど・・・。8'6" 350~375gr. くらいが軽快。420gr.でもOK。
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これまでに作った1ダースほどのテストロッドとは一線を画してる。写真じゃ分からないけどトップセクションがかなり強くなった。先っぽが強くなるとラインの扱いが楽になる。いままでのがダメだということではない。よくたわんでくれる竿は、ゆっくり振ってうまくタイミングがとれればかなりトルクのあるラインをキャストできる。が、その分ちょっとしたコツが必要になってくるみたいで、受けがあまり良くない。キャストがラクで楽しいんだけどなぁ・・・。
その点、この“集大成”は扱いがウンと楽になっている(と思う)。ただし竹(無垢材)の宿命で、強くなる=太くなる=重くなる ということで、少し余計に力が必要になる。だから(?)合理的な考え方をする欧米でホロービルドなんて方法が考案されたんだと思う。いろんな時代背景もあるんだろうけど。
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これも例によっていくつか違うテーパーを用意いといて、削りながらどの組み合わせにするか考えた。後になってどの組み合わせだったか分からなくなることが多いので、こいつはシャフトにデータの数字を書き込んでやった。これなら間違いないだろう・・・。
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シングルハンドの6’からダブルハンドの14’まで、テーパーのとり方って共通しているところがあるから、これでまた少し竿作りに幅が出たような気がする。次はもっと他のことを勉強しないといけないかも。たとえば商売のし方とか・・・あはっ。
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by kurirod | 2014-02-22 16:45 | 竿 | Comments(0)


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