竿屋の独白

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2014年 06月 15日

なるほど

こないだオークションで競り落としたリールが届いた。3週間ほどかかることになっていたのだが2週間で届いた。
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外見はオークションの写真の通り、それほど使用感は無い。が、スプールを外してみたらラチェットが・・・。構造はハーディーと同じでツメが2個セットされていて、右巻き左巻きで使い分けできるようになっている。前の持ち主は左巻きで使用していて、機能していたツメの先端が見事にすり減っている。スプール側のギヤも頭が平らになってる!
外観の傷み具合と内部の消耗の具合がチグハグで、そのギャップに笑っちまった。よほど丁寧に扱ってたんだろうなぁ。時々「義理の親父が使っていたリールで私は釣りをしない」なんてコメントがついてる古いリールが出てたりするけど、これもそのクチかね?
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手入れはいっさいしていないという事だったので車用のボディーコートとCRCで手入れをしたら、外観はそこそこ見栄えがするようになった。問題はワイヤのラインガード。多分まだステンレススチールが一般的な材料になる前の製造なので、鋼にクロームメッキの仕様。メッキはかなり厚めにかかっているようでメーカーの良心みたいなものが感じられるが、やはり道具の宿命とでもいうのか使えば傷む。よく見ると部分的にかなり腐食がすすんでるところもある。
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こればかりは補修のしようがないのでサンドペーパーとバフでごまかした。このラインガード、2.6mm 径のワイヤを本体より小さな径で整形してパチンと組み込こんである。丸くしただけではズレる可能性があるのでワイヤの末端を内側に少し折り込んで本体のブリッジに引っ掛かるようになっている。(写真では適当にはめてあるけど、ホントは折り曲げたところがブリッジにピッタリかかるようになっている。)

これ以上単純にはならないでしょ、という構造だけど、ラインガードとしての機能は十分果たしていて固定するための工程は・・・無い。スプリングになっているからぶつけたくらいではビクともしない。外観上もアクセントになっていて違和感は無い。へ~、なるほどね~!

簡単にセットできるという事は簡単に外せるという事でもある。ホームセンターでステンレスの丸棒を買ってきてうまく整形できれば、このリールのデザインは完璧? などとおこがましい考えが・・・・。

 
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by kurirod | 2014-06-15 22:02 | リール | Comments(0)


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