竿屋の独白

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2014年 06月 24日

テスト─2

相変わらずシングルハンドの2Pをいじくりまわしている。前回のテストで少し気に入らないところがあったので。ちょっと実験したいこともあったので、両方一緒にやってみた。

竹竿を削り始めた頃はテーパーの取り方に自信が無かったので、ギャリソンが使った片持ち梁の計算式に頼っていた。あれから20年以上、紆余曲折あって現在では計算してテーパーを組み立てることは無くなった。
キッカケは2ハンドロッド。
計算はしなくなったけど、おかげで身についたのがディメンションをグラフにしてみること。ホントはストレスカーブを設定してそこからディメンションを算出し、確認するためにグラフにしてみる、というのがギャリソン式。テーパーにおかしなところがあれば、このグラフでチェックできる。グラフがどういう形になった時が良くないのかというのは、実際に削って竿にして体験しないと分からない。近道は無い。

で、話は戻るが、最初のテストの翌日午前中、カンを頼りにシェイプ。も一度仮り組みしなおして河原へ。
あれっ?
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昨日竿を振りまわした所にぽつんとガダバウトチェアが・・・。忘れてったらしい。いや~、すまんすまん。
流れの浅いところに持ち出して座ったままスカジットキャストやスペイキャストをし、帰り際、竿をたたむのに気をとられてすっかり忘れていた。あ、座ったままでキャストするのは You Tube で見たエド・ワードのマネ。そんなに難しい事ではなかったヨ・・・。
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左が修正前。投げて見るとけっこう変わっているんだけど・・・ナンか同じに見えるね。
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これも。腕の負担が大きかったので、バットをシェイプし、かなりキャストは楽になったのだが・・・。

唐突だけど、胸の内でだんだん大きくなってきたモヤモヤを解消するために小さな「宣言」を・・・。
(人にはどーでもイイことだけどね)。

拝啓ギャリソン様
あなたのおかげで竹竿作りはかなり上達したと自負しています。すべてカーマイケル氏がまとめた本のおかげです。
しかし、僭越ながら私なりに理想のベンドカーブがはっきりしてくると、あなたのやり方ではフォローしきれないようだという事に気がついてしまいました。けっしてあなたのやり方を否定しているのではありません。が、あなたのおかげで築けた知識や経験をベースに、私なりの竿作りをしてみたいという気持ちは日に日に強くなっています。勝手な言い草ですが、どうか温かい目で見守ってください。     敬具
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by kurirod | 2014-06-24 15:24 | 竿 | Comments(0)


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