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竿屋の独白

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2014年 10月 11日

キリが無い

ここんとこ、ちょっとムキになっていじりまわしてる2ハンドロッドがラインを通せる状態になったので河原に行った。
上から12’、11’、9’6” 。どれも初期のやつで四苦八苦して組み上げた時は嬉しかったけど、あれから数年・・・。少しはキャスティングも上達し(少しまともに投げられるようになった程度だけど)、若干知識も増え、うまくいかなかった数だけ経験も積んでくると、いつしか工房の隅が定位置になってしまっていた竿達。

最近キャスティングがほんの少しまともになって、そうすると気に入らないところが気になり始めた。原因はどれもバットの強さ。全体のベンディングカーブも。

そんなこんなでバットを作り直した3本。
d0287978_173328.jpg

一番上の12’ はかなりマニアックな調子になった。グリップの復元とミドル・トップの復元にタイムラグがある。
真ん中の11’ は特にクセも無く、右手がメインのキャストでも左手を使うキャストでもきれいなループが作れるようだ。グラファイトに馴染んだ人でも、あまり抵抗なく使えるんじゃないかな。
下の9’6” は、もともとオーバーヘッドで使うように作ったのでテーパーは少しキツめ。アンカーを打ったりラインを置いたりするキャストには向いてなかった。バットだけでなんとかしようというのは少し無理があったのだけど、まあこんなモンだろうという程度にはなった。
これが改良後のカーブ。
d0287978_1734793.jpg

ラインが通せるようになると河原に出向き、顔見知りに無理矢理持たせて(ウソです)振ってもらうのだが感想はマチマチ。要望を全部盛り込めれば問題は無いのだが、それでは竿としてまとまらない。
どこかで割り切って「オレはこういうのがイイと思う」ということにしないとキリが無い・・・。

by kurirod | 2014-10-11 17:52 | 竿 | Comments(0)


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