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竿屋の独白

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2015年 02月 04日

ピシッ!

あらら、やってしまった・・・・。
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これじゃあ見えないけど、テープのすぐ左側。ちょうどノードの合わせ目なんだけど、切れた。11ft.#7 3P のトップセクション。もうずいぶん前に組んで振り倒したテストロッド、バットを作り直してさらに振り倒した。軽いラインから重いラインまで一応試し、振り方も強く振ったり竿なりに投げてみたり・・・。

作った当時に比べたら、少しはキャスティングも上達している(と思いたい)ハズなのだが、そこはデモロッドの宿命、振りグセを直しながらテストするもんだから竿にはかなりの負担になったのだろう。おまけにこのあたりは構造上どうしても負担がかかるところ。仕方ないと言えば仕方ないのだが。不精して温めないでクセをなおそうとしたらピシッ!
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見えた? ノードは3スタックにしてある。まさにノードの真ん中が “節切れ” の状態。つられて隣の節無しの面も切れている。ということは接着は良好だという事なんだけど・・・。

まだキャスティングもままならない頃、12ft. の2ハンドロッドを引っ提げてイベントに参加した事がある。スペイキャストが一般に知られ始めた頃で、見に来る方もまともなキャストができる人なんてほとんどいない。見よう見まねでカッコだけはそれっぽい。そこでアクシデントが・・・・。「デモロッドなんだから遠慮しないで試してみて」とお客さんに竿を渡し、ちょっとその場を離れて戻ったら「なんかヤな音がした」とか。工房にもどってからチェックしてみると、バットのフェルールから少しグリップ寄りのノードが切れていた。古い竹竿には “節切れ” しているやつがあるから気を付けた方がいいよと言われてはいたが、こんなに早く、それも自分の作ったやつでお目にかかるなんて思わなかった。まちがいなくキャスト時にコックしたんだろう。みんなずいぶん乱暴なキャストをしてたんだなぁと、今にして思う。

by kurirod | 2015-02-04 16:50 | 竿 | Comments(0)


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