2015年 03月 04日
昨日、空気は冷凍庫の中のようにキンキンに冷えて、何もこんな日に・・・とは思ったが、珍しく無風だったので我慢できずに工房前でテスト。時折雪がチラつく中、ハナミズ垂らしながら振り比べ。(ガキか!)アホです。 基準にしたのは Angler's Choice (3P シリーズ)の#3。今のところ、シングルハンドではこのシリーズが一番の”お気に入り”。 魚釣りなんて所詮は“ただの遊び” なんだから楽しくなくちゃ、と思う。が、楽しさのツボは人によってまちまち。釣り人は遊んでいるが、その道具を作ってる方は遊びじゃない。マジメさは同じかも知れないけど ─閑話休題─。 で、今回テーパーから組み直した2本と3Pをとっかえひっかえ振ったのだが、少し余計にバットに入る方はかなりイケる。セミパラボリックの3Pに似てる。3Pの方はフェルールが多い分、多少もったり感があるが、その分トルクフル(これがまたたまらないんだけど)。テストに使うのはDTFの#3。ラインは先端から約9mの重さで規格があるが、テーパーデザインの違いで振った感じはかなり差があるから最終的には同じラインで比べてみる。 強めの方は#4でもいけそうだったのでやってみたが、9mでバットが負け気味になったのでやはり#3ロッドじゃないかな? 7ft.の長さなので10m以内を的確にキャストできれば良いと思う。そういう意味では#3/4と言ってもウソではない。グラファイトから持ち替えるなら、こっちの方が扱いやすいのかも。こいつは確実に10m以上キャストできる(必要なら)。 竿の調子を決める要素はシャフトのテーパーやフェルールの数の他にもガイドスペーシングなどがあるが、長くなるし面倒だからここでは説明しない。聞かれてもしないヨ。旨いレストランで「旨いからレシピを教えて」とは聞かないでしょ? リリースまでもうひといき。ご期待あれ(笑)。
by kurirod
| 2015-03-04 12:22
| 竿
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