竿屋の独白

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2015年 10月 16日

フレームフィニッシュ

下ごしらえが済んだやつのストックをチェックしてみた。ストローカラーで仕上げるものは十分な量があるけど、フレームフィニッシュ用のは 9ft. まで、 3P のが 3 セットのみ。なので 2P 用の下ごしらえをしておくことにした、ヒマだし・・・。
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竹竿をいじり始めた時はオーブンもビベラーも無かったので、火入れにはバーナーを使っていた。均等にキツネ色に焼くのは集中力とそれなりのテクニックが必要になる。
工房を構え、オーブンとビベラーを備えてからは工程の順を変えたので、下ごしらえはずいぶん楽になった。火入れした丸竹を、裂いたり曲がりを矯正したりするのはけっこうな仕事だったのが、生の状態でできるようになるとかなりスピードアップできる。そんな時期に気がついたんだけど、フレームフィニッシュは直火で丸竹を焼く時にまだらになっちゃったのをそのまま仕上げに生かしたんじゃない? それなりの仕上げをすれば、まだらもデザイン。

直火で焼くメリットとか効果については諸説あるようだが、その話は置いといて・・・。
竹は生のうちに加工するのが一番楽なので、表面のエナメル質を炭化させるのはラフカット直前にした。ところが、この時の火加減が厄介。矯正が済んだ切片に大きな炎を当てると直した曲がりが元に戻り、更に熱のせいでよけいに歪む。試行錯誤の結果、ニードルと言われる炎で短時間で焦がすのが最適なのを発見。しかし、安価でそういう炎が作れるバーナーが見つからなかったので、2 種類のバーナーからパーツ取りをして製作するハメになった。具合がいいので、もう何年も使っている。ボンベの中身が減ってくると炎が柔らかくなっちゃうのが難点ではあるが・・・。
これだと焼いてすぐに素手でも持てる。当然火入れはできていないので、改めてオーブンで焼く。
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で、4 セット分の下ごしらえが終わった。日付をメモっておいて古い方から使う。
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by kurirod | 2015-10-16 11:39 | 道具 | Comments(0)


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