竿屋の独白

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2015年 11月 24日

続々・12ft.スプライスロッド

ちょっとした思い付きで始めた 12ft. 3P のスプライス、どっぷりハマっている。
今回はバリエーションを増やすのではなく、一番汎用性がありそうなやつを煮詰めている。
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これ。すでにフェルール仕様で完成している #7 Paraboric のテーパーを土台にしている。

課題はジョイント部の構造とアクションの見直し。すでに2本目。ジョイントに関しては以前 2P で 1 ダース近くの試作をしているので、どうしたらイイのか見当はついている。今回は、それをもう少し詰めるだけ。
問題はスペイキャストに適したアクションを作る事なんだけど、人によってキャストのし方はまちまち。特に、日本の “ スペイキャスト ” はアンカーを打つオーバーヘッドキャストと言われているらしいので厄介。英国由来のキャストができる人はほんの一握りと言われている。動画サイトを見ても、スペイキャスト自体がどんどん変わっているようでつかみどころが無い。UK発の動画を見てもタイトルにわざわざトラディショナルと表示しているくらいだ。が、定義としては「角度変換をするロールキャスト」という事のようだ。

そのへんの事情を横眼で睨みつつあちこちのグループに顔を出し、近所でスクールがあると聞けば見学し、ネットサーフィンで英米の名を知られたキャスターのデモを繰り返し見て、やっとおぼろげながら “ スペイキャスト ” の輪郭が見えてきたのは最近のこと・・・・。
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2本目の試作のガイドスペーシングをしに行ったんだけど、ナンだカンだといじっているうちに、もしかして・・・と不埒な思いが頭をよぎり、結局最初のやつもやり直すハメになった。
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ガイドの位置って何となく一般的にはこういうふうになっているもんだという既成概念があるようだけど、敢えて無視して感覚だけを頼りにやってみると全然違う世界が見えてくる。(竿は道具でしょっ!)

んな訳で常識外れだろうがカッコ悪かろうが外野の雑音は一切無視すると、足カセがとれたみたいに一気に頭の中が自由になった。目からウロコってこういうのを言うのかも。

来月立川で開催する「竹のクラフト展」には本組みした最終バージョンがお披露目できそう。乞うご期待!
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by kurirod | 2015-11-24 12:09 | 竿 | Comments(0)


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