竿屋の独白

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2016年 02月 16日

SWITCH ROD

2 週間ほど前、利根川で「10 フィートで 280 グレインが使えるスプライスの竿があったら面白そうだよネ」という呟きを聞き、なるほどねぇ~と思った。12ft. 3P #6/7 スプライスのデモロッドをひっ掴んで、どういう反応があるか、ちょっと楽しみにして行ったのだが・・・・。

でも、12ft. はもう 4 本目だったので呟きの方が気になり、工房に戻るとすぐに作業開始。データは以前製作したフェルール仕様のがふたつある。何種類かテーパーを起こして試作し、その中から選んで遺した 2 種類から細めのトップの方を選んだ。ちょっとファースト気味のやつ。
スプライス仕様で製作し、ペーパーで間に合うくらいの修正をして 1 回目の仮り組みをしたのがこれ。
d0287978_174841100.jpg

パラボリックにしたかったのでバットだけは新たにテーパーをとり直したが、まだ強め。ストリッピングの位置もここまで下げないとノリが悪い。
なので更に修正。曲がり方を見ながらペーパーでシェイプする地味~な作業の結果、なんとかイメージに近づけた。これ以上はムリというところで止めといた。ヘラ竿になっちゃう。
調子が変わればガイドの位置も変えないとラインのノリが悪くなる。これも一度位置を出しておいて仮り組みをし、上げたり下げたり数を変えたりサイズを変えてみたりという地味~な作業。今までになくてこずった。
結果はこれ。
d0287978_1750479.jpg

いじくり回しているうちに、こんな感じのグリップってあってもイイんじゃね?と考えたことがあったのを思い出した。その時は単に見た目だけを考えていたんだけど、今回はハッキリ効果を狙った。
d0287978_1751295.jpg

いまいち狙った効果が出ていないような気もするが、テーパーの取り方が原因のようだ。そもそも、こんなライトタックルで使う手法じゃないのかも・・・・。宿題がひとつできた。
手持ちのラインで試してみると、スカンジヘッドで 300gr. 、OPST で 200gr. のフローティングボディーと 10ft. 90gr. のモウティップの組み合わせがベスト。竿を振るというより動かすだけでラインが勝手に飛んでいく・・・・か・い・か・ん!
画像は無いけどグリップは更に細めに修正した。あとはガイドを本組みすればニューモデルとして完成!
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by kurirod | 2016-02-16 20:25 | 竿 | Comments(0)


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