2018年 02月 28日
昔々TVのクイズ番組かなにかで使ってたフレーズでこんなのがあった。答えを明かす前に司会者が必ず「さあどうでしょうか、目方でドン!」と掛け声をあげて盛り上げていたような記憶がある。正確には覚えていない。なんせ半世紀くらい昔のハナシだからね・・・。だけど、この「目方でドン!」は友達の間ではけっこう流行って、茶々を入れる時によく使っていた。 ついこないだ竿の重さを量りながら「竹竿は重いんだよ。この重さがあるから楽にトルクがあるループが出せるのに。重さばっかり言われてもねぇ・・・{◯+△}÷□~✕・・・」なんぞと考えていたら突然このフレーズが浮かんできた。で、「だったらどーなんだよ、えいっ、目方でドン!」とココロの声を締めくくった。 事の始まりはここから。 上から 14ft. 13ft. 12ft. 。番手はおおよそ#7 前後(適当だなぁ)。 以前から、12ft.までは重さが気になることが無いのに13ft.になるといきなり重く感じるのは何で?と思ってた。14ft.になると、ついつい力が入ってセオリー通りに竿を動かすのが精一杯。ラインが重くなってリールもデカくなって空気抵抗も大きくなって・・・と、竿以外の条件がどんどん変わってきて、そっちのファクターの方が重く感じさせる割合が多くなるんじゃないかと思うくらいだ。ま、長い竹竿は空気抵抗を感じるほど早く振る必要が無いんだし、リールも軽いのを選べばいいだけのハナシなんだけど。 この量り比べをした翌日、今度は違う事を思い付いた。スプライスとフェルールの仕様で、体感的にずいぶん重さが違うように感じるのはどーして? 実際にどれくらいの差があるのか。誰に聞いても、そりゃあアンタ、フェルールは金属なんだから重いに決まってるでしょ、と言われる。確かに。でも、それだけ? で、12ft.の竿で試してみた。強さは似たようなのを選んだつもり。そしたらこんな結果になった。 けっこう違うもんだね・・・。実際にフェルルールとスプライスのジョイント部だけを量り比べるのは難しいけど、ストックのフェルールを量ってみるとこの差は案外妥当な数字かも(かなり乱暴なやり方だけど)。フェルールとスプライス、どちらにしても一長一短がある。完璧なジョイントってあるのか?
by kurirod
| 2018-02-28 18:03
| 竿
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