竿屋の独白

kurirod.exblog.jp
ブログトップ
2018年 05月 13日

ズレ止め

に叢雲花に風、刺身にワサビ、甘酒に生姜、コーヒーに煙草、煎餅に渋茶、買い物に消費税・・・・。

必ずセットになっているものに(?)もひとつ、竿にクロスバッグ(またはロッドソックス)がある。
今を去る事 18 年前に工房を立ち上げた時に考案したクロスバッグ。当初はギャリソンの計算式で算出したテーパーの 6ft. ~7ft.6in. #2・3・4 2P がメインだったのでどれもティップが細く、よくある紐で縛るタイプの袋は使いたくなかった。で、ひねり出したのが現在まで変わらないホックで留めるタイプ。使い始めてすぐに気が付いたんだけど、これ、余裕があるもんだからアルケースに入れると、最後にホックのところが引っかかってズリ上がる。気を付ければイイんだけど、案外これがめんどくさい。
そのうち 3P の 2 ハンドロッドも手掛けるようになったけどバッグの形はそのまま。景気がどんどん悪くなってアルミケースを仕入れていた会社が廃業。ケースを扱っている卸しはあるのだけど、毎月の取引金額が設定されていてハナシにならない。やむを得ずケース無し、クロスバッグのみの販売にした。となるとバッグの役目は増して「ズリ上がっちゃうけどケースにいれちゃうんだからいっか」という訳にはいかなくなってきた。特に 2 ハンドロッドなんかはそれなりの重さがあるから、変な持ち方をすると蓋になる折り返しの部分がズレてめくれ上がって中身が顔を出す。苦肉の策でこんな事を考えた。

d0287978_18543419.jpg

d0287978_18543920.jpg
駅の近くの手芸用品店に行って細目のテープを見つけ、ループにしてぬいつけ縫い付けてズレ止め。
細い丸の編紐にしようと思ったけど、縫製上の不具合を考えてテープになった。しかし、どうにも取って付けたみたいでカッコ悪い。で、このことをFBで呟いてみたら、知り合いの元アパレルデザイナーからアイデアをもらった。それがコレ。

d0287978_20112475.jpg
これも丸紐にしたかったけど、ミシンで縫い付ける時の手間や丈夫さを考慮して、一番細い平打ちの綾紐にした。幅 3㎜ 。

ここで余談。
駅近の手芸用品店で説明に困り「セーラー服の襟についてるラインみたいなヒモ」と言ったらホントに " セーラーライン " という商品名のものがあって笑った。この単語で検索すると、そのものズバリや同じようなものが山ほど出てくる。ついでに「月に代わってお仕置き」されそうなコスプレグッズなんかも 103.png
商品名は違うけど、一番細い綾紐をポチった。
比べると一目瞭然。
d0287978_18545095.jpg
ちょっと手間はかかるけど、選択の余地は無いでしょ。

という訳で、練習を兼ねてデモロッドのバッグで試していたら、2 ハンドのやつには全部付いた(爆)。数えたら 10 本あった。11ft.×3・12ft.×3・13ft.×3・14ft.×1 。#6 ~ 9 まで。詳細についてはお問い合わせ下さい。
d0287978_18550031.jpg
デモロッドなので、全部試投可能です。ラインはスカンジナビアンのフローティングヘッドを用意しています。


[PR]

by kurirod | 2018-05-13 21:41 | 道具 | Comments(0)


     バラす >>